双極性障害の躁状態とエビリファイ
2011年1月、エビリファイは統合失調症に加え、双極性障害の躁状態が適応追加された。躁状態に処方する場合、最初から24mg処方を推奨している。
開始時
1日24mg
これは適宜増減できるようなので、24mgにこだわる必要はないらしい。(薬に非常に弱い人がいることも考慮されている)。
その後、量を調整し維持期には12mg~24mgを処方する。
維持
12mg~24mg
なお、最高30mgまで処方可能だが、これは統合失調症の処方上限と同じである。
アメリカでは、双極性障害には15mg程度から開始し、22~33mgで維持されているようである。日本の開始時の用量が24mgなのは、治験時の成績がこの方が良かったためと思う。適宜増減可能であるが、躁状態の場合、少量だとかえって失敗しやすいように思われる。
近い将来(2014年頃)、エビリファイは「単極性うつ」の適応を取得するつもりらしい。
参考
双極性障害とエビリファイの用量
開始時
1日24mg
これは適宜増減できるようなので、24mgにこだわる必要はないらしい。(薬に非常に弱い人がいることも考慮されている)。
その後、量を調整し維持期には12mg~24mgを処方する。
維持
12mg~24mg
なお、最高30mgまで処方可能だが、これは統合失調症の処方上限と同じである。
アメリカでは、双極性障害には15mg程度から開始し、22~33mgで維持されているようである。日本の開始時の用量が24mgなのは、治験時の成績がこの方が良かったためと思う。適宜増減可能であるが、躁状態の場合、少量だとかえって失敗しやすいように思われる。
近い将来(2014年頃)、エビリファイは「単極性うつ」の適応を取得するつもりらしい。
参考
双極性障害とエビリファイの用量