剤型が大きくなることの意味 | kyupinの日記 気が向けば更新

剤型が大きくなることの意味

向精神薬の剤型追加が時々あるが、いくつかの利点とそうでない面がある。

利点
①「○錠までしか飲みたくない」と言う人には錠数が減って便利。勧め易い。

②わずかに割安になる。(これは他の業界と同じ)

③1日1回処方の時、スマートになる。



良くないところ
①薬局の不良在庫が増える。

②ソケットがまた1つ必要。

③あまり割安にはなっていないぞ。コラ。

④錠剤が大きくなるので、喉を通りにくい(←意外に重要)。 

⑤院外処方の際、調剤薬局になかったりする。(何度電話がかかってきたことか・・)

⑥大量処方が心理的にしやすくなるみたいな・・例えばセロクエル200㎎錠があると、600㎎処方は簡単にできる。大量処方に流れる傾向はないとは言えない。


参考
セロクエル200㎎錠発売
ルーラン16mg錠発売
エビリファイ12mg錠
ロナセン、2010年4月23日、8㎎錠発売
トレドミン、12.5㎎、50㎎錠発売