二つ目の勉強の障害は、マスがないことです。
(マスとは勉強の対象となっているもの自体、あるいはその代りのもの)
たとえば、猫について話している時に、
猫がマスとしてとらえられていないと、
話がまったく分かりません。
猫を実際に見たことがなければ、
まったく頭にイメージがわかない状態です。
これでは猫についての勉強が苦痛になってしまうのです。
この障害を突き破るには四つの方法があります。
一つは誰でも分かりますが、実際に対象を見ることです。
実際に見れば分かりますので、これが一番いい方法ということです。
実際に見れない場合はどうすればいいでしょうか。
その場合の方法があります。
これが面白いのですが、その対象をデモします。
デモはデモンストレーションの略で、
デモンストレーションするのは、
どういうものであるかどのような働きをするのかを表すことです。
二番目の方法が粘土を使ってデモする。
三番目の方法が小物を使ってデモする。
最後の方法が対象を絵に書いたり、写真や絵を探します。
次回詳細を説明します。