-------------------------------------------------------
はいぜぇー皆さまこんにゃちこ
さてさて、それじゃ―――ニュージーランドレポの続きでございますよ
もうネタの新鮮さも無くなっちゃってるけどなあ…でもやっぱ平日は時間がないヨ…
・
・
・
【2016年2月27日(土)】
さて、本日は待ちに待ったスカイダイビングの日である
一週間ほど前からずっと天気予報を見ては一喜一憂していたのだ…でも、どうやら天気は良さそうだね
そして意気揚々とスカイダイブショップへと足を運ぶわたし達(まあ意気揚々としていたのはわたしだけだったが)
しかしそこで受付のお姉さんに言われた言葉
「so windy」
(゚Д゚)
…つまり、天気は良くても風が強くてスカイダイビングが出来ないとのことであった
ま じ か…………
今まで天気ばかりに気を取られていたが、まさか風に阻まれるとは思わなかった
てるてるぼうずに風の事も書いておくんだった
その後一応午後でまた予約を取り直してくれたが、天気予報を見る限り風がおさまる気配は全くなく
絶望的なこの状況で失意のどん底に叩き落とされながらも、気を取り直して(直せてなかったけど)すずめちんと共に街の散策を開始したのであった…
そんなわけでクイーンズタウンの街から雄大な山を臨む
山だけじゃなくって、生えてる木すら既にかっこいい
奥に停泊している蒸気船もまた雰囲気を高めてくれていていいかんじだ
「湖畔の街・クイーンズタウン」か…RPGの世界にしれっと混ぜても割と溶け込みそうなのだがいかがだろうか
この後も散々見かけることとなる海鳥
調べてみたところ、どうもこいつは「アカハシギンカモメ」というらしい
異国情緒溢れるバックに1羽のカモメ…なんだかちょっと良い画が撮れた気がする
街から少し歩いた場所にある「クイーンズタウンガーデン」でも一枚
だがここで見るべきは背景の美しさやわたしの顔(おめん)ではない 本当に注目すべきは、頭部で舞い踊るわたしの毛髪だ
こーんな風じゃあそら出来るわけねーわスカイダイビング
「スカイライン」というゴンドラに乗って今度は山の上から雄大な景色を眺める
どうでも良いがここにいる時 わたし自身妙にビビりになってしまい、「そんなんでよくスカイダイビングやろうなんて思ったな…」とすずめちんにこぼされてしまった 全くもってその通りである
だけど…だけど、まだやってみたいっていう気持ちは変わらないモン
そしてまたゴンドラに乗って山のふもとへ帰る
カメラには写せなかったが、この急斜面に羊がのんきに佇んでいたのをわたしは見逃さなかったぞ
でもイメージと違う あれ、羊ってもっと広い牧場とかにいるもんじゃ……
《3日目のまとめも》
やはりどうしても尾を引いたスカイダイビングショック
今でこそ街並みのうつくしさを語る余裕があれど、当時はスカイダイビングが出来なかったことがとにかくショックで、どんなに綺麗な風景を見ても感動が半減されていたのだった
それでも今写真を見ると本当にキレイだったのだな せめて写真に収めておいて良かった…
リュージュっていうソリみたいなアクティビティをやって それそのものは非常に爽快だったのだが、
往生際の悪いわたし 帰り際にももう一度スカイダイブショップを訪ねて「today skydyving end??」なんつーわけわかんない事を言って、受付のお姉さんとすずめちんを困惑させたものよ…
この日わたしは、いつかリベンジを果たすことを固く誓ったのであった
・
・
・
【2016年2月28日(日)】
この日は早朝からバスで テカポ に向かう
50人乗りのバスに10人で乗るという超贅沢仕様である
道中でトイレ休憩に立ち寄った牧場
羊どものかわいいケツを激写 しかしものの見事にケツばかりだ
バスの中からアルプス的な山脈を激写
く…くちぶっえっはっ なっぜ~~♪
この雄大な景色に驚くほど自分が溶け込まない
ちなみにニュージーランドで有名な「マウントクック」は、一番目立つ左の山々ではなく、ちまりと中央の奥に見えるものである
見よこのターコイズブルーの湖
これは…たしか「プカキ湖」って言ったかな?絵の具を垂らしたような非現実的な色に初見はびびる
この色は氷河の作用によって形成された「氷河湖」の特徴なんだとか
極度に細かく砕かれた岩粉「氷河粉」が溶け込んでこんな色になっているんだそうだ
しかし「氷河湖」と「氷河粉」か シャレかな!!!!!
そして到着したってばよ テカポ湖!!!!!
こちらも氷河湖であるため、うつくしすぎるターコイズブルーの湖がわたし達を迎えてくれるのだ…
どう見ても「初心者がやりがちな色調補正の失敗例」って感じだろう…?ガチなんだぜ…?
この日は天気にも恵まれて見える景色はすこぶる良かった。青い空、白い雲、周囲に見える雄大な山々、ターコイズブルーの湖、そしてそこに佇む小さな教会……
…しかし、やはり観光バスが邪魔すぎた
これが入っていることでわたしの求める「非現実感」は半減である 一気に現実に引き戻されるわ
そう、このテカポ湖に佇む「善き羊飼いの教会」は、ここらでは有名な観光スポットなのだ……
でも教会さえ狙わなければホラご覧あれ
もう今となってはな…自分がここにいたなんて信じられないような そんな幻想的な風景だよ…
いい感じに人のはけた「善き羊飼いの教会」の一枚
本当なら湖をバックにして撮りたかったのだがな…
その内部
なんだかとても厳かなフンイキだ…
…と、パチパチ写真を撮っていたわたし達
内部にも入ってみたくて「pray?」とか聞いてきた係のおばさまに対して「yes」と答えて内部に入ってやったワケだが
この後がけっこう長かった わたし達はどうやらノリでミサに参加することになってしまったようだ
ま、まさか「祈る?」→「はい」でこんなことになろうとは……
その時間は実に1時間30分くらいだっただろうか わけわかんない英語の賛美歌を歌ったり、「アーメン」とか言ったりしてたわよ
しかしこれはこれで貴重な体験だったな 日本のミサとの共通点や違いがわかって、ちょっと面白かったよ
いやはや、今日が日曜日で良かった
そしてその後、テカポ湖をバックに一枚
叫んだ言葉は「スカイダイビングのばかやろーーーッッ!!!!!」
まだ未練たらたらだったようだ あわれである
そしてこの後はホテルに戻り、ディナーを済ませて いよいよ星見ツアーだ
……が、ここでも風に阻まれ、山の上の天文台へ行くことはかなわなかった
ここでも立ちはだかるか風速ウゥゥゥゥ 一度ならず二度までもオオォォォギリギリギリギリ
……ま、でも山の上に台風並みの風が吹いてたんならしゃーないやね… でも、ちょっとしょっぱい天文台の方は大丈夫だったので そこで星見ツアーの開始だ
で、この星見ツアーなのだが……
ま、正直パンフレットとかの写真を見た後だと少し拍子抜けしてしまうかもしれないな だけど―――
満 天
前に愛知県内で星を見に行ったこともあったが、いやはやさすがにそれを遙かに凌駕するほどの星が見えた
あ、なんか雲が見える え、ちがう 銀河なんだアレ
えッッ あのじみーに動いてる物体って人工衛星なのか星に溶け込んでるぞ
あ――っ 流れ星だ!!!!!
え、あの明るい星木星なの?…お――!天体望遠鏡だと理科の教科書とはちょっと違う木星がリアルに見える衛星も3つくらい見えっぞ――オオ―――ッ!!!!!
……なんか「音声でお楽しみください」的な感じになってしまって申し訳ない
これはぜひ写真に収めたかったよな…だけど、スマホなんかじゃよっぽどムリなのよな~~
いやいやでもすてきな星空であった…すずめちんも甚く感動していたようだ
あの星空は今でも目に焼き付いている
風化…しないでほしいなあ しないでほしいよ
《4日目のまとめも》
おそらく全行程中もっとも自然に触れたであろう日
マウントクック含む雄大な山々…プカキ湖…テカポ湖…そして天文台から眺める星空
いやはや、スカイダイビングショックはあれど、この日はキレイに晴れてくれて良かったと心の底から思いましたよ
しかしこういう景色を眺めて「非現実感」を味わいたい時って、仕方がないことなのだが どうしても周りに人がいるとその…なんか アレよね
いつかツアーでなく、プライベートでも行ってみたいなあ…非現実的な空間をひとり占め、それか身内占めしたいよ
・
・
・
と、いうわけで そろそろ次へ続く
次回ラストは、5・6・7日目のレポでございます 申し訳ないのですが、あともう少しだけお付き合い下さいませ~
-------------------------------------------------------