さてさて、2010年7月9日 Bちゃんの誕生日に、
「僕ならオルオルの夢をかなえてあげられると思うよ?」
とBちゃんが言い出したわけですが、
こちらをお読みくだしゃい ↓
「え???? まぢですか??? ∑ヾ( ̄0 ̄;ノ」
↑ これ私。
ロマンチックのかけらもなくてごめんなしゃい。
さらにここで私と来た日には、
「本当に私と籍入れてくれるの???」
と畳み掛けました。
ハワイに住みたかったけど、誰とも結婚する気はなかった と散々書きましたが、
その言葉にうそはありましぇん。
うそはありましぇんが、
アメリカ人と結婚したら、今までも悩み一気に解消だよな~~~
と心の底ではいつも思っていたことは否定できましぇん。
ここだけの話ですが、
「偽装でいいから、誰か籍だけ入れてくれないかな~~~」
などと思ったことも一度や二度ではありましぇん。
実は、私ハワイにやってきてから、3度もそのチャンスがありました。
一回目は 空気読めない小さなおっさん(でもジャガー持っている) ジェフ
こちらをお読みくだしゃい ↓
二度目は バスの中で出会ったハワイアンにプロポーズされました。((((((ノ゚⊿゚)ノ
その話はまた後日書きます
そして三度めは あのジェームスさん。
ジェームスさんでどなた? ↓
ええええ??? あのジェームスがオルオルにプロポーズ????
( ゚-゚)( ゚ロ゚)(( ロ゚)゚((( ロ)~゚ ゚
と驚かれていることでしょうが、
事の起こりは
私の就活がちっともうまくいかず、悩んでいたときのことです。
「あああ~~。もうハワイで就職は無理だな。
仕事見つからなかったら ハワイには住めないよ。
もう駄目かも。
日本に帰るしかないかな。」
とジェームスに愚痴っていたときのことです。
「グリーンカードさえあれば全て解決するのになぁ。
もうこうなったら、その辺のホームレスにでもお金渡して、偽装結婚してもらおうかな。」
↑半分まぢ。
そうしたら、
な、
なんと
ジェームスさん
「オルオル。 僕が助けてあげようか? 籍入れてあげてもいいよ。」
とおっしゃるではないですか?
「ええええ????? なんで????? ((((((ノ゚⊿゚)ノ」
「僕はオルオルが一人きりで頑張っている姿をずっと見てきた。
ハワイに住みたいっていう一心で、
本当にがんばったよね?
日本に帰っているときも、一日も休まないで働いていたし、
おまけに宝石とかブランド全部売ったって聞いたときは、
俺は泣いたよ。
(いや、もう何年も一度も使ってなかったし、別に本当に要らなかったんだけどね)
オルオルみたいにがんばる人間に今まで出会ったことないよ。
(いや、日本にもう家がないから、仕方なかったんだよ)
それに、君は 結婚すれば一番楽なのに、 その道はあえて選ばず
一人で生きていく決意をしたでしょ。
(いや、いい年だし、×2だしね。 面倒だもん、結婚は)
僕はそんな君を友達としてとっても尊敬しているんだよ。
困っているときに助け合うのが友だちだよ?
(ま、そりゃそうだが)
君がそれで助かるなら、僕は偽装結婚でも何でもしてあげるよ。」
えええ??? まぢ???
助かるかも~~~~
(と悪魔の声がささやきました)
がっ
「でもさ、あなたにとってのメリットって何?
籍入れてくれたら、私は助かるけど、そっちにメリットないじゃん?」
↑一応大人なので、ここは冷静
「メリットなんかなくてもいいんだよ。
友達を助けたい。ただそれだけだよ。」
「ありがたいけど、やめておくよ。
でも気持ちは嬉しいよ。ありがとう」
↑結局は お断りしました。
だって、それじゃなくても ジェームスとは喧嘩ばかりしてたんですよ?
彼は悪い人じゃないので、このときは心から私を助けたいと思ったのはわかる。
がっ、今は 「友達を助けるために 犠牲になる俺ってなんてかっこいいんだ」
ってところに酔っているが、
これがさめたときに、
「やっぱりお前なんかみたいなとんでもない女に こんなことまでしてやることなかった。
頭きたからやめる!!」
となったら目も当てられない。
それに、偽装結婚は犯罪なのだ。
私は 切羽詰っていたから、ここはいちかばちか 違法承知で賭けに乗ってもいいけど、
ジェームスには犯罪の片棒担ぐ理由がない。
どう考えてもうまくいくはずがない。
まあこんなことも過去にあったりしましたが、
Bちゃんだったら、過去の三人とはちょっと違う。
一応お付き合いはしていたわけだからね。
「えええ?? 結婚してくれるの??」
「オルオル 助かるでしょ?」
↑まったく ロマンチックな展開なし。
実は、Bちゃんのことは好きでしたが、
何しろ初めてのランチからまだ2ヶ月しか経っておらず、
一生をともにするパートナーだなんてさらさら思っていませんでした。
がっ、 ここで籍を入れれば、
KCCの授業料もUHの授業料も格段に安くなる。
さらに仕事も出来る。
仕事しながら大学いかれれば こんなに好都合なことはない。
さらに将来ハワイに住むのももう確約されたのも同じだ。
一寸先は闇だった私の人生が、一気に明るくなるのは間違いないのだ。
でも、
「オルオルが好きだから、オルオルのために 籍を入れてあげる」
と言ってくれているBちゃんをただ利用するわけにはいかない。
「私は、誰かと一緒に住むつもりはないんだよ。
来年から大学に行くっていう予定も変えたくないし、
就職もしたいし。
あなたのことは好きだし、お付き合いはしたいけど、
普通の結婚生活は送れないよ。」
というと、
「もちろん わかっているよ。
僕はそんなことは望んでいないよ。
たとえ一緒に住まなくても、
オルオルがハワイにいられるだけで 僕は幸せだから
だからこの僕の気持ちを受け取って欲しいんだよ。
僕を利用して。
それで君が幸せになれるなら、
それで僕は幸せだから。」
Bちゃんは、私の手を握りながら、
何度も何度も
「僕を利用して」 と繰り返した。
「わかったよ。
私もBちゃんのために出来るだけのことをするよ。」
こうして私たちは 「一日も早く結婚しよう」 ということになったのでした。
これが 2010年7月9日。 入籍から4日前。結婚式から6日前のことです。



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