紳士だと思いきや、若干空気読めない男、ジェフ。
(ジェフって何者という方は、こちらを読んでね。↓
ホームパーティな男・2
でもまあ、そんなとんでもない目にあったわけでもないし、
こんなことくらいで、一生に一度あるかないかの
プールサイドでパーティのチャンスを棒に振るわけにはいかない。
よしっ、かかってこいっ。(=`(∞)´=)
と気合を入れなおす私ですが、
その前に、パーティ当日の昼間、一本の電話が入る。
日本から仕事でやってきたK社長だった。
「ちょっと時間空いたから、飯でも食わない?」
とのことで、K社長、従業員のMちゃん、Tちゃんの四人でアロハタワーに出かけました。
巨乳のお姉さんを眺めつつ、フーターズでまったりしていると、
(ちなみにフーターズ、巨乳のウェートレスさんで有名なアメリカのチェーンレストランです。
最近日本にもオープンしたらしいですよっ)
そこにジェフから電話が。
「オルオル、今どこ?」
「今、友達とフーターズにいます。」
「あ、じゃあ僕も行くよ。そこに。」ヾ(@°▽°@)ノ
空気読めない男だということ、忘れてまひた~~。( ̄_ ̄ i)
そしてジェフがジャガーで颯爽と登場。
(といっても、フーターズ店内からは、駐車場は見えんが)
片言の日本語混じりで、得意げに自己紹介始めるおっさん ジェフさん。
「わあ、日本語お上手ですね~~」
とほめられ、非常に嬉しそう。
でもね? 「オハヨゴザマ~~ス。ワタ~シハニホンガダイスキデ~ス。」
くらいのレベルでも、
「すごい」と賞賛されるではないですか? 外人て。
あれって何でしょうね。
お手が出来て、「まあ ポチちゃん、お利口ね。」とほめてもらう犬と
同レベルだと思うが。。。
まあ、それはおいといて、
ジェフ君、「今日はね、オルオルの歓迎パーティをね、
我が家のプールサイドで開く予定なんだよ。
ぜひ君たちにも来ていただきたい。」
と今少し前に会ったばかりの日本人三人を勧誘。
「いや、急に三人も増えたら、ご迷惑でしょうから。」
とK社長。
「そんなことはありませんよ。
パーティは人数が多いほうが楽しいものですよ。」
「いや、お伺いしたのですが、これから仕事の打ち合わせなんです。」
K社長たちはハワイに遊びに来ているわけではないのだ。
突然誘われても都合がつかないのは無理はない。
それに万が一、何も予定が入ってなかったとしても、
よく知らない外人のパーティに行きたいかどうかと考えると
そこも限りなく疑問。
(って私は、よく知らないくせにほいほい誘われたが。)( ̄_ ̄ i)
もちろんね、Kさんたちが
「うおおお。これはめったにないチャンスだ。
ただで飲み食いできるし、金持ちの家庭がのぞけるぞ。」と思い
「ぜひ行きますっ」
となったとしたら、まあ私的にはとても心強いが、
そんな意地汚い人間は、私の知り合いには(多分)いないのよっ。
「どうしても都合がつきませんか? }
と食い下がるジェフに
「いや、本当に残念ですが、六時から地元の人間とミーティングが入っているので。」
「そこを何とか予定を変えていただくわけには行きませんか?」
「いや、もう決まっているので。」
「でもせっかくのパーティなんですよ。どうにかなりませんか? 」
しつこいぞ。このはげっ !!! ヾ(。`Д´。)ノ
つうか、何でここまでしつこいのか、本当に疑問です。。。
これが自分の旦那だったら、「駄目って言ってるじゃん。もうやめてよ。」
などと止められるのだが、
何しろ、私もお知り合いになったばかりのうえ、お呼ばれしている身の上である。
K社長には悪いと思ったが、黙っているしかない。。。
K社長も Mちゃん、Tちゃんも すまなそうな顔をしている。
「これだけお願いしても駄目なんですか? 」
と駄目だしするジェフ。
「本当にごめんなさい。」
と三人。
ジェフは今にも泣き出しそうな顔で、三人を恨めしそうに見つめる。
「なんか俺たち、とっても悪い人間になった気分だ。。
どうしたらいいんだ。」
とK社長が思ったかどうかは定かではないが、
「じゃ、僕たちはこれで失礼しますっ。さよなら~~。 nice meeting you 」
とさわやかに去っていった三人。
パーティ前だというのに軽く疲れた。。。 (;^_^A
そんなことにお構いなく、悲しみから立ち直ったジェフが、
「じゃあ、行きましょうか」
一抹の不安は残ったものの、ジェフのジャガーに乗り込み、ジェフに家に向かいました。。
続く



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