ホームパーティな男・ 3 | バーテンダーoluoluのハワイ崖っぷち生活

バーテンダーoluoluのハワイ崖っぷち生活

ホノルル空港(ダニエルK イノウエ空港)でバーテンダーをしています。

最近の趣味はピアノです。
まだまだ人に聞かせられるレベルではありませんが
暇さえあれば練習してます

ハワイ生活の面白話、失敗談など、
くすっと笑えるブログを目指しています

紳士だと思いきや、若干空気読めない男、ジェフ。

(ジェフって何者という方は、こちらを読んでね。↓


ホームパーティな男

ホームパーティな男・2


でもまあ、そんなとんでもない目にあったわけでもないし、

こんなことくらいで、一生に一度あるかないか

プールサイドでパーティのチャンスを棒に振るわけにはいかない。



よしっ、かかってこいっ。(=`(∞)´=)


と気合を入れなおす私ですが、


その前に、パーティ当日の昼間、一本の電話が入る。

日本から仕事でやってきたK社長だった。

「ちょっと時間空いたから、飯でも食わない?」


とのことで、K社長、従業員のMちゃん、Tちゃんの四人でアロハタワーに出かけました。

巨乳のお姉さんを眺めつつ、フーターズでまったりしていると、

(ちなみにフーターズ、巨乳のウェートレスさんで有名なアメリカのチェーンレストランです。

最近日本にもオープンしたらしいですよっ)



そこにジェフから電話が。


「オルオル、今どこ?」

「今、友達とフーターズにいます。」



「あ、じゃあ僕も行くよ。そこに。」ヾ(@°▽°@)ノ



空気読めない男だということ、忘れてまひた~~。( ̄_ ̄ i)



そしてジェフがジャガー颯爽と登場。


(といっても、フーターズ店内からは、駐車場は見えんが)



片言の日本語混じりで、得意げに自己紹介始めるおっさん ジェフさん。



「わあ、日本語お上手ですね~~」


とほめられ、非常に嬉しそう


でもね? 「オハヨゴザマ~~ス。ワタ~シハニホンガダイスキデ~ス。」

くらいのレベルでも、

「すごい」と賞賛されるではないですか? 外人て。

あれって何でしょうね。


お手が出来て、「まあ ポチちゃん、お利口ね。」とほめてもらう

同レベルだと思うが。。。


まあ、それはおいといて、


ジェフ君、「今日はね、オルオルの歓迎パーティをね、

我が家のプールサイドで開く予定なんだよ。

ぜひ君たちにも来ていただきたい。」


と今少し前に会ったばかりの日本人三人を勧誘



「いや、急に三人も増えたら、ご迷惑でしょうから。」

とK社長。


「そんなことはありませんよ。

パーティは人数が多いほうが楽しいものですよ。」


「いや、お伺いしたのですが、これから仕事の打ち合わせなんです。」


K社長たちはハワイに遊びに来ているわけではないのだ。

突然誘われても都合がつかないのは無理はない。

それに万が一、何も予定が入ってなかったとしても、

よく知らない外人のパーティに行きたいかどうかと考えると

そこも限りなく疑問

(って私は、よく知らないくせにほいほい誘われたが。)( ̄_ ̄ i)


もちろんね、Kさんたちが 

「うおおお。これはめったにないチャンスだ。

ただで飲み食いできるし、金持ちの家庭がのぞけるぞ。」と思い



「ぜひ行きますっ」 メラメラ


となったとしたら、まあ私的にはとても心強いが、

そんな意地汚い人間は、私の知り合いには(多分)いないのよっ。



「どうしても都合がつきませんか? }

と食い下がるジェフに


「いや、本当に残念ですが、六時から地元の人間とミーティングが入っているので。」




「そこを何とか予定を変えていただくわけには行きませんか?」


「いや、もう決まっているので。」



「でもせっかくのパーティなんですよ。どうにかなりませんか? 」



しつこいぞ。このはげっ !!! ヾ(。`Д´。)ノ


つうか、何でここまでしつこいのか、本当に疑問です。。。



これが自分の旦那だったら、「駄目って言ってるじゃん。もうやめてよ。」

などと止められるのだが、

何しろ、私もお知り合いになったばかりのうえ、お呼ばれしている身の上である。

K社長には悪いと思ったが、黙っているしかない。。。


K社長も Mちゃん、Tちゃんも すまなそうな顔をしている。



「これだけお願いしても駄目なんですか? 」


と駄目だしするジェフ。



「本当にごめんなさい。」


と三人。



ジェフは今にも泣き出しそうな顔で、三人を恨めしそうに見つめる。



「なんか俺たち、とっても悪い人間になった気分だ。。

どうしたらいいんだ。」

とK社長が思ったかどうかは定かではないが、



「じゃ、僕たちはこれで失礼しますっ。さよなら~~。 nice meeting you 」


さわやかに去っていった三人。



パーティ前だというのに軽く疲れた。。。  (;^_^A




そんなことにお構いなく、悲しみから立ち直ったジェフが、


「じゃあ、行きましょうか」



一抹の不安は残ったものの、ジェフのジャガーに乗り込み、ジェフに家に向かいました。。



続く








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