保育理念について | くすの木保育園 〜ホイクノハダザワリ〜

くすの木保育園 〜ホイクノハダザワリ〜

くすの木保育園大園長(おおえんちょう)から、保育についてお知らせをお届けするブログでございます。

今回は胆石で入院中という事もあり、保育理念について語ってみようと思います。



「しぶとく、たくましく」

が、私も含めてスタッフや子ども達にもこうあって欲しいなと思っている姿です。

これは、世の中の政治や経済、天気や環境がどうなろうとも
我慢強くへこたれず、粘り強く、ジリジリと目的に近づくしぶとさ
心も体も活気に溢れ、意志が強く、くじけずに、頼もしいたくましさ

を、持ちたいという願望からと
これからの世の中はますますこういう事が大切だと
経験から考え抜いた事なのです。


そして、これらを実現すべく

①子どもが主体
②遊びと対話が中心
③スタッフがよく学ぶ

という、3つの柱があります


①子どもが主体

大人が考える理想的な子ども像やプログラムに子どもをあてはめるのではなく
一人一人の中にある好奇心ややりたい事、思いや感情に心を寄せて関わります。

乳幼児期の子ども達にとっては、やりたい事が思いっきりできるという事で
保育者は子ども達に寄り添い、支えているという存在となります。

いろんな事に挑戦し、成功したり失敗したりする事で子ども達は成長します。
ゴールの決まった事を、効率良くこなす事では得ることができない経験が
子どもが主体の保育にはあると考えます。

②「遊び」と「対話」が中心

乳幼児にとって遊び=生活と捉えています。
子どものときにしっかり遊んでいないと、実り多く満足度の高い人生を歩む
ことはできません。
保育者は遊びについて、高い専門性をもって関わる事で子ども達と一緒に
成長していきます。

また、対話については
自分の意見をしっかり伝える
相手の意見をちゃんと聞く
批判と非難の違いを知り、コミュニケーションをとる事ができる

こういうグループで活動ができることを目指します。

③スタッフがよく学ぶ

子育てや保育理論は流行り廃りがあったり、時代とともに変化します。
古くから、変わらない事もあれば全く逆になった事もたくさんあります。
保育者として子どもと関わる者は何が大切な事なのかなど絶えず学ぶ事で
自らの保育をより良い内容にできると考えます。



我々は

このような理念を実現すべく

日夜

悪戦苦闘と試行錯誤の連続でございます。。。