引き継ぎ、順調に進んでいます
関連記事はコチラ からお読みください
相変わらずA子は変なテンション、かなり高めです
私がいなくなり、若い男の子が2人も来たことが嬉しくてしょうがないって感じです
常に顔がニヤけていて、うふふあははと草原をスキップしているような雰囲気で、A子はフワフワとしています
G君とダイコン君はA子と比べものにならないくらい優秀です
相変わらずA子は余計な口出しをしてきては、私たちの業務を邪魔してきます
あぁ、わかったー。
私が期間限定で秘書部に異動になった理由。
本当だったら、わざわざ異動しなくても常務のアシスタントとして勤まるような気がしていた
でも、A子が私の邪魔をするから、私は異動、移動になったんだ
とにかく集中して私が仕事出来る環境をわざわざ作ってくれたんだ
A子と私と離すのが一番の目的なんだ、きっと
そう思った自信過剰な私は、図々しながらも部長に確認
「あぁ、さすがくるみちゃん、よくわかったね。」って
はぁ、私ってA子のせいで、異動までさせられるんだ
期間限定だけどさっ
でも、ちゃんと私のことを考えてくださって、環境を作ってくれることには本当に感謝
A子の邪魔は相変わらず鬱陶しいのですが・・・
やることはちゃんとやっているし、”仕事は楽しく”をモットーにやっています
私たちは楽しく引き継ぎをしているのですが、その姿がA子は気に入らないらしい
「くるみさんの頭の中身をそのまま俺達の頭にコピー出来るような、ドラえもんの道具はないですかね?そうすれば仕事の引き継ぎは完璧なのに。」
「私の頭の中身をそのままコピーされたら困るよ。」
「何かヤバいことでもあるんですか?」
「そりゃあね~。あはは。」
とこんな感じでくだらない話をしながら、ちょっとわーわーと騒いでしまった一場面があった
ぱっと斜め前のA子を見ると、こっちを思いっきり睨んでいた
また盗み聞きされてる
その日の夜、私の携帯にこんなメールが来た
「最近、うるさい。あたしの仕事の邪魔よ。もう少し静かにしてって思うのはあたしだけかしらね?」
本社で仕事なんてしてないくせに・・・
私たちの会話に聞き耳立てているくせに・・・
勝手に会話にも入ってきたは自分だって騒ぐくせに・・・
ちょっと騒いだのは事実だけど、引き継ぎだからしゃべらない訳にはいかないんだよー
絶対に楽しそうにやっている私たちが羨ましいんだろうーと思ったが、一応謝罪の返信をしといた
次の日から声は小さめに、3人で業務をこなしていると・・・
「ねぇ、くるみちゃん。若い男に両方囲まれてどんな気分?ハーレム状態ね。ふふふ。」
あぁ、また邪魔してきた
ハーレムねぇ・・・
若い男って言われても、彼らは私と同じ20代だし、私はそんなに世代が違うとも感じてないから何とも思わないけど。
(図々しすぎる)
「でさ、彼らの歓迎会とくるみちゃんの追い出し会を兼ねて人事部の飲み会をするから。部長に幹事を命令されたの。もう、忙しいのにまたあたしがこんなことやらないといけないなんて!」
ヒマだから命令されたんでしょ・・・
”追い出し会”ねぇ
もうさ、私人事部に戻ってくるのやめようかな、本当に
「それで、とりあえずお店の下見をしに、彼らを連れて行きたいんだけど。」
はい
A子、歓送迎会の下見として、G君・ダイコン君・A子の三人で飲みに行きたいと言ってきた
主役がG君とダイコン君なのに、下見に連れて行ってどうする
「お店はね、部長命令で○○。」
○○=人事部行きつけのあのカラオケ居酒屋
です
部長の大好きなお店です
広めの完全個室カラオケ居酒屋で、とても綺麗で料理もおいしくて安いのです
もう何度も行ってる○○に下見って何だ
素直に、3人で飲みに行きたいって言えばいいのにね
ってかさ、今度こそ若い2人がいるから、念願のデュエット
が出来るかもってA子は思ってる
と、いうよりも、私は前回このカラオケ居酒屋○○で散々な目に遭い、もう二度とカラオケには一緒に行かないと誓った
なので、私が今度は猛攻撃を始めた
「あのお店はもう飽きました!私は絶対に嫌です。カラオケ嫌です!あのお店なら、私は行きません!!」
↑
かなりのワガママだとは思いますが・・・一応私の追い出しも兼ねてるなら、私だって主役だ
もう本当に本当に本当にこのお店には、A子とは絶対に絶対に行きたくないのだ
「はぁ?あなたって本当にワガママね。」
あなたに言われたくないが、ここだけは譲れない
「面倒くさーい。部長にチクるから。」
チクるだって
久しぶりに聞いた
どうぞおチクリください
「G君、ダイコン君、この人本当にワガママでしょ。」
A子はG君とダイコン君に言った。
2人は私を前に、何と答えたらいいか分からないようだ
あなただってワガママじゃん
2人と下見に行きたいとかさぁ
A子が去ると、私はG君とダイコン君に言った。
「A子さんとカラオケに行くことはあまりおススメ出来ないからね。」
まぁ、こうやって私はA子のデュエットの欲望を邪魔しているのかもしれない
今回、G君とダイコン君はA子と飲みに行くということは避けられたけど、私がいなくなってから誘われまくるかもね
そして、行われました、歓送迎会
ハチャメチャめちゃめちゃグチャグチャ歓送迎会
また今度書きます
いつもありがとうございます
最近、急激にアクセス数がUPなのですが・・・なんでどうして
ちょっと怖いくらいのアクセス数なのです
でも本当に嬉しいです
みなさんが私の異動を温かく見守ってくれていると勝手に解釈し、がんばります
本当にありがとうございます