一週間の催事が終わった。
今日は一週間ぶりのオフなのでゆっくりすることにする。
明日からは横浜での催事だ。
このところイタリア展のアイテムを中心に低価格のワインを紹介してきたが、たまにはちょっと高額のアイテムをご案内したい。
そのワインはボルゲリを代表するスーパートスカーナ、オルネライアのセカンドだ。
インポーターはフードライナー。価格は7,350円。
オルネライアは言わずと知れたスーパーワインだが、例に漏れずセカンドのポテンシャルも素晴らしい。
オルネライアの哲学はシンプルだ。
「高品質のワインを造るためには一切の妥協を許さない」
というもの。
2004年以降、収穫した葡萄を破砕する前に徹底的に顆粒の選別を行うようになった。
その結果よりエレガントに進化した。
畑仕事に従事するスタッフも多く、全スタッフの6割以上が携わっている。
また畑仕事に費やす時間も一般的なイタリアワインの4倍以上のという手の懸けようだ。
セパージュはメルロー50%、カベルネ・ソーヴィニョン35%、カベルネ・フラン10%、プティ・ヴェルド5%というボルドースタイル。
色調も濃く、タンニンもエレガントだがしっかりしている。
ヴィンテージ的にはまだ飲み頃には差し掛かっていない印象。
あと5年は寝かしておくべきだった。
これからの時期なら赤身のしっかりとした肉料理と合わせたい。
食材も酒も美味しい時期になってきた。