下記の続き。
【「ので」と「ため」の違い 教えて! goo──「だから」「なので」の違い〈8〉】
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ちょっと驚いた。
↑の質問サイトでリンクされている類語辞書を見て呆れた。
当方は、「から」「ので」「ため」は同じように使えると思っている。
「事故で電車が遅れた{から/ので/ため}、遅刻しました」
下記の辞書は、共通する意味として「★原因・理由・根拠を表わす」とし、〈「から」は主観的で、「ので」は客観的〉としている。
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これが古い考えに基づくもので、現代ではほぼ否定されていると思っているが、違うのだろうか。
詳しくは下記参照。長~いやり取りだが、No.1(とNo.30)だけ読めばよいようだ。
続【「ので」と「ため」の違いについて】
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↑の類語辞書は、「から」「ので」は類語だが、「ため」は別の扱いにしている。なんでこんなことをしているのかは不明。
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「おかげで/せいで/ため(に)/せいか」に共通する意味は「★恩恵、影響を受けて、という意で、因果関係を表わす。」らしい。
「せい」とか「おかげ」には余計な色がつくから、一緒にするべきではないと思う。
「から」「ので」は「因果関係」を表さず、「ため」は「因果関係」を表すのだろうか。
そんな……。
「事故で電車が遅れた{から/ので/ため}、遅刻しました」
は、「から」「ので」だと前後に因果関係がなく、「ため」にしたとたん、前後に因果関係が生じるのだろうか。
だって、「事故で電車が遅れた」という原因があったから「遅刻しました」という結果があるんだよね。{から/ので/ため}のどれを使ったって、因果関係があるでしょ。
これは、「から」を使ったら主観的で、「ので」を使ったら客観的……って考え方よりはるかにホニャララじゃないか?
すでに書いたように、用途が広い「から」に比べると、「ので」はいくつかの制約がある。
「ため」はさらに制約が多い。ってことだろう。それが「ため」のほうが敬度が高いことと関係があるのかないのかは不明。「因果関係」という観点なら、3つともある。だって「原因」と「結果」をつなげているんだから。
なんで「ため」にはそんなに制約が多いのか……それは言葉の神様に訊いてください。
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