日本政策金融公庫 面接 | うなぎ串焼 くりから日誌

うなぎ串焼 くりから日誌

中井のうなぎ串焼くりから 店主の日誌

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申込から約10日間くらいで
面接のお知らせが来ました。

申し込みの際に用意した資料とは別に
担当の方に指定された
さらに突っ込んだ資料を用意して
9月27日三時に面接に行きました。

緊張していました。

日本政策金融公庫は
銀行と比べると借りやすいと聞いてはいましたが
安心は出来ません。

すでに経験している人から
情熱をもって説明して
つじつまを合わせればよい
と言われました。

時間も迫っていたので
ロッキーのテーマを頭の中に流し
情熱の面接に向かいました。

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担当の方が
私と同じ苗字の鈴木さんなので
勝手に好感を持ちました。

物腰は柔らかい方です。

負けじと腰を低くして
面接は始まりました。

1・軌跡

まずは本人確認。
そして今までの経歴を聞かれます。

またこの経歴がうすっぺらい。

広報系の専門学校を出てから30才まで
アルバイトしかしていないので
語る事が無いのです。

なぜかというと私は
20代前半から30才まで
マダムゴールドデュオという
劇団の座長兼脚本家を
情熱をもってやっていたからです。

ここは熱く話したかったのですが
置いといて
30才からのうなぎの修行時代から
川二郎店長までの軌跡を熱く話しました。

鈴木さんも良く話を聞いてくれて
私のうなぎに対しての知識、
技術、
そして川二郎という店の
安定した経営状況に納得してもらった様子でした。

今まで掲載された雑誌をお見せしたのも良かったと思います。

ここで思ったのは
やはり
脱サラして飲食店を始めるよりは
今までの経験を生かしての起業の方が
信用されやすいという事です。

2・信用

預金通帳の確認と
借入までに使ったお金の領収書の確認です。

資本金とは別に
私個人の預金通帳も見せました。

ここで感じたのは
ある程度の蓄えは必要ですが
金額の大小よりも
一生懸命お金を貯めている
という記録
また、貯められる人という
印象も含めた
信用を見られているな、
という事でした。

3・情熱

ブログで載せた事業計画書を元に
うなぎ串焼 くりからの展望を
しどろもどろですが
熱く話させて頂きました。

悔いはなし。

4・数字

事前に妻が用意してくれた
収支予定の説明です。

一日の予想来店客数、
売上予想、
経費、
利益などを、
今の川二郎と比較しながら説明しました。

JR線の川二郎と比べて
来客数は低く設定。

でも利益率は少し高く見積もりました。

根拠は
あくまでも食事の店ではなく
飲み屋であるからと説明。

今の川二郎にはない酒の種類、
サイドメニューの原価率を
表にしたものを比較して説明。

お酒を飲むお客さんの平均オーダー内容、
単価、回転率なども加えました。

次に、借入金の内訳の話です。

借入に対して、
設備費、運転資金、
広告費、車両費などの項目に分けたのですが、
雑費のところで引っかかりました。

少しかかりすぎでは・・と。

雑費の中身は、
机、イス、コップ、
ユニホームなどの
細かい品々です。

他の項目は
業者さんから見積もりをもらって
正確な数字を出していたのですが、
雑費については
正直なところだいたいです。

なので、
うまく説明がつかず
情熱をもって困っていると、
まあいいでしょうと、とりあえず納得してもらいましたが
若干の不安を残しつつで
面接は終了しました。

やれる事はやったので
後は審査待ちです。

悔いは無し。

開店に向けて
次から次へと
初めての経験が舞い込んで来て
不安と戸惑いを隠せませんが、
一歩も引くわけにはいきません。

店を開けて、
初めてスタートになります。

最後になりますが、
経験者の方からは
やはり最後の決め手は人柄であると聞きました。

人柄は急には変えられませんが
せめて身だしなみは
キチッと決めてみました。

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審査結果
一週間から10日後!

続く