諸天の加護天とは、仏教成立以前の古代インドで信仰されていた、バラモン教やヒンドゥー教の神々を仏教に取り入れたもので、天上界の神々を意味し、仏法の守護神として、如来や菩薩の下に位置づけられます。 その形は、武器を手にした神将形(しんしょうぎょう)と唐風の衣装をまとった天女形とに大別されます。