究極のチーター。MP34「チータス」〈後編〉 | ダメ人間のホビーライフ

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こんばんは~。
今日もレビューです。
本日紹介する玩具はMP34チータスです。
前回はビーストモードを中心に紹介したので今日はロボットモードを中心に紹介していこうと思います。
それじゃースタート!
ロボットモード。
まさにテレビからそのまま飛び出してきたような高い再現度!
プロポーションもチータスらしいスリムな感じに仕上がっているのもgood
塗装に関してはゴールドとメタリックブルーの発色が美しく高級感があります。
旧玩具も当時としてはなかなか完成度が高かったのですが、変形の都合上ロボットモードの時のプロポーションが無駄にマッシブでコレジャナイ感があったので、今回やっと自分が求めていたようなチータスを手に入れられました。
変形はコンボイ同様、劇中での変形シーンを彷彿させるようなプロセスであり弄っていてとても楽しいです。
ただ前編でも書きましたが、今回ビーストモードの体毛部分には特殊印刷技術の水転写によりテクスチャーを再現した上でつや消しが施されているため、変形の際に塗装が剥げてしまうことが多いため注意してください。
バストアップ。
胸のチーターの顔はビーストの顔とは違うダミーのものになっています。
これに関しては賛否両論ありますが、個人的にはビーストモードとロボットモード両方のフォルムを破綻させないということが出来ており、この選択は正しかったと思います。
ちなみにビーストの時の頭部はこのダミー頭部の内側に収納されます。
腕部。
ビースト時ではチーターの背中だった部分が変形して腕になります。
拳は開閉が可能ですが親指以外の四本は一体化しています。
可動に関しては肩はスイング式のロール可動、上腕は回転可動、肘が前後に180度、手首と指が可動するのでアクション性が高いです。
塗装に関してはゴールドとメタリックブルーを基調にしたカラーリングで旧玩具にはなかった「高級感」が出ていると思います。
腰。
こちらもメタリックブルーの発色が綺麗でモールドもしっかり再現されています。
股関節はロール軸可動になっており上下に180度、左右に90度と高い可動範囲を実現しています。
ボールジョイントだと劣化しやすいというリスクもあったためこのロール軸可動の採用は非常にありがたかったですね。
脚部。
ビーストモードの時の後ろ足が変形したものになります。
野性的な部分と機械的な部分を上手く融合させたデザインが秀逸ですね。
膝にはメタリックブルー、太ももにはゴールドが使われておりこちらも発色が美しいです。
二点で支えるため接地性もそれなりにあります。
膝は90度、足首が45度、つま先が45度可動とこちらも広いです。
ビースト時の後ろ足はロボットモードのパーツが露出していましたが、そのおかげかロボットモード時の脚部の再現度は素晴らしいです。
バック。
背中のパーツが若干大きいような気がしますが、パーツ配置は劇中デザインを忠実に再現しています。
旧玩具はガワ変形で劇中とはちょっと違った感じになっていたのでこれは嬉しいですね。
頭部アップ。
まさにこれこそアニメで見ていたチータスの顔です!
表情も非常に精巧に作られており、頬の斑点まで再現されているという徹底ぶりです。
額にはビースト仕様のサイバトロンマークがプリントされています。
ヘルメットの部分はゴールド、顔の部分はメタリックブルー、瞳はメタリックレッドになっています。
立体的な造形もいい味出していると思います。
角度を変えて撮影。
頭部には集光ギミックが内蔵されており、後ろから光を当てることで目が発光します。
交換用フェイスパーツが二種類付属します。
画像のように付け替えることが可能です。
コンボイの時とは違って簡単に付け替えられます。
劇中のように表情豊かなチータスを再現できるのでこの付属品は嬉しかったですね。
チータスはその名の通りチーターに変形するサイバトロンの若き戦士である。
ビーストモードでは時速300kmにもなる自慢のスピードを活かし、パトロールや偵察任務を行う。
考えるよりも先に行動に走ってしまうため、トラブルの原因となることも。
また、爆弾処理が得意なことや、サイバトロンの新兵器や装置のテストに進んで名乗りを上げたりするなど、自ら危険に飛び込むことを楽しんでいるかのような一面も見られる。
彼の心情が色濃く反映された夢が度々登場したり、デストロンに基地を侵略された際には自室の様子を案ずるなどナイーブな面も持ち合わせ、まさに思春期の青年を体現するキャラクターと言えよう。
常に軽口を叩き仲間をからかっては楽しんでるが、それも彼が真にサイバトロンを愛し忠誠を誓っている証でもある。
情に厚く、仲間のピンチにも真っ先に駆けつけ、タイガトロンが友を失った際にも傍らで慰め、サイバトロン脱隊を引き止めることもあった。
戦闘ではラットルと共に行動することが多く、息の合ったやり取りができる彼を親友のように思っている。
殊更にコンボイへは絶大な信頼と憧憬の念を抱き、彼をなくして母星セイバートロンに帰る価値はないと漏らすほどである。
そんな司令官と共にビーストウォーズに身を投じ、その背中を見て成長していくなかで若きチータスもまた、将来の指導者として夢を抱き始めるのであった。
好物は寿司。
変形の際にビースト時の腹部のパーツは取り外します。
腸のようなモールドがあったりとなかなかグロい。
このパーツは武器であるレーザーショットAに変形します。
こちらもゴールドの塗装が施されていたりとなかなか豪華。
手に持たせることが可能です。
手のジョイントで固定するので安定感はあるのですが、ちょっと持たせるのにコツがいります。

ビーストウォーズの特徴である体内隠し武器のひとつであり、あらゆる局面において使用されるチータス愛用の携行武器。
2キロ先の獲物を仕留めることができ、ロボットモードへの変形完了と同時に装填、即座に発砲が可能なこの武器の特性はチータスの性格と合致しているようである。
尻尾の部分もロボットモードへの変形の際に取り外します。
上述のレーザーショットAもそうですがここは当時品と同じ仕様ですね。
こちらのパーツは同じく武器であるレーザーショットBに変形します。
手に持たせることが可能です。
ただこちらも持たせるのにコツがいる上、レーザーショットAとは違ってジョイントがなく固定できないので安定感に欠けます。

もうひとつの体内の隠し武器であり、尻尾から変形する。
主に対空用として使用される大型ライフル状の武器だが、その脚力で瞬時に敵との間合いを詰めてしまうチータスにとって使う機会は極めて少ない。
テラザウラーやワスピーターなどの空中の相手や、デストロン基地への急襲の際などに使用された。
レーザーショットAは背中、レーザーショットBは腰の裏にマウントすることができます。
ちなみに劇中でも背中から武器を取り出していました。
先に発売されたコンボイと比較。
ロボットモードでもいい感じのサイズ比だと思います。
ロボットモードでもサイバトロン全員集合。
リメイクトイでこの4体を並べることができました。
レジェンズ組と同じスケールで出してくれたのはホントよかったです。
そしてダイノボットの発売決定!
最新の技術でメインメンバーである5体のビースト戦士を揃えられる日は近い!
アクション!
お疲れ様でした~。
「動物がロボットに変形する」というこれまでのトランスフォーマーの常識を覆し、世界初のフルCGアニメーションと日本版での声優陣の多彩なアドリブにより一躍有名となったビーストウォーズ。
その中でもサイバトロンの戦士であるチータスはスタイリッシュでかっこいいデザインと、陽気でノリのいい喋りでとても人気なキャラクターでした。
特にラットルとダイノボットの喧嘩の仲裁に入った際に生まれた「じゃあ俺は校長先生か!」というアドリブはとても印象に残っています。

そして今回、そんなチータスがコンボイに引き続きMP化!
MP32コンボイはとても再現度が高く、MPの中でもトップクラスの出来を誇り大ヒットでした。
管理人もその出来には感動し、「これなら次に出るチータスも期待できるだろ」と買う前からほぼ確信していました。

さて商品の方ですが、そんな期待を裏切らないとても素晴らしいアイテムでした!
まずビーストモードのクオリティが非常に高い!
プロポーションはアニメのスラリとした感じを忠実に再現しており見事な完成度。
「リアルよりもアニメの再現」ということが重点的になっており過去のチータス玩具とは比べ物にならないくらいのものに仕上がっています。
またコンボイ同様、面には今回新たに体毛テクスチャが用いられておりそれによりCGアニメのような感じなっているのも素晴らしかったです。

続いてロボットモードですが一言で言ってめちゃめちゃカッコイイ!
チータスらしいスタイリッシュなフォルムに加え、ゴールドとメタリックブルーの塗装が美しく旧玩具にはなかった「高級感」が出ていると思います。
また可動範囲が非常に広くアクション性に優れており、様々なポーズが付けられるようになっているのもポイントです。
各モードでも交換用フェイスパーツが付属するので遊びの幅が広がるようになっており、劇中のように表情豊かなチータスを再現することができるのもよかったです。

唯一欠点を上げるとすればロボットモードへの変形の際、ビースト時の顔にある髭の処理が怖いということです。
髭はブラシのような素材になっており曲がってしまうと修正が困難なのでここはどうにかしてほしかったですね。

ただそれも「強いて言うならば」のレベルでありチータスのトイとしては及第点の出来です。
ビーストウォーズが好きな方、チータスが好きな方には買わないと後悔するようなアイテムです!
またこれまでMPを触ったことがない人にもオススメです!
点数としては100点満点です!