究極のチーター。MP34「チータス」〈前編〉 | ダメ人間のホビーライフ

ダメ人間のホビーライフ

トランスフォーマーやフィギュアについてただだらだらと書くブログ。

こんばんは~。
今日もレビューです。
本日紹介する玩具はMP34チータスです。
MPコンボイ(BW)を買ってからどんどんMP沼にはまってきます。もうこれで三体目。
レビューの前にまずお詫び。
例のごとく書いているうちに文字数がとんでもないことになってしまったため今回は前編と後編で二回に分けてレビューしようと思います。
今回の前編ではビーストモードでのギミックを中心、後日投稿予定の後編ではロボットモードでのギミックを中心に書いていくつもりです。

世界初のフルCGアニメーションであり声優陣の多彩なアドリブによって一躍大人気となったトランスフォーマー作品「ビーストウォーズ」
コンボイに引き続き作中の人気キャラであるチータスがMP化です。
それじゃースタート!
パッケージ。
比較的コンパクトにまとまっています。
サイズは以前紹介したホットロディマスと同じくらいです。
裏面。
多くの商品情報が記載されています。
ジオラマを使用した写真が作品らしさを出していて面白いです。
キャラクターカード。
素材はボール紙みたいなものが使用されているので折れたり曲がったりする心配はありません。
裏面にはスペックが記載されています。
さすがチータス。速度10は伊達じゃないですね。
ロボットモードのサイズは2.3メートルとトランスフォーマーとしては小柄な部類。
続いて本体。ビーストモード。
劇中のプロポーションを忠実に立体化しており凄まじい再現度です。
今回のチータスのコンセプトは以前発売されたコンボイ同様、「リアルよりもアニメの再現」ということが重点的になっており実際のチーターよりもスラリとしたフォルムが特徴的です。
変形の都合上、分割線が目立ちますが割とカッチリとしているので個人的には許容範囲内です。
コンボイ同様、本商品はフルCGアニメの造形に近づけるため体毛は全てプリントで表現されています。
後ろ足にはロボットモードのパーツが露出してしまっている箇所が結構ありますが上記の通り造形面で高い完成度を誇っているため仕方ないことだと思いますし、変形の都合もあり、ロボットモードの再現度を優先させるため苦肉の策ということでこうなってしまったことを考えるとそこまで気にならないです。
前足。
スラリとした長い脚がかっこいいです。
本商品では新規で劇中で使用したゴリラの体毛テクスチャを用いておりこれによりよりCGらしさを高めることに成功しています。
つや消しが施されているのですが各部のジョイントが結構硬いのと変形機構の設計がタイトなため、パーツがこすれて塗装が剥げてしまいやすいので注意してください。
前足は可動範囲が広く肩の部分が左右に45度、肘の部分が上下に90度、つま先の部分が45度可動します。
これによりビースト時でも高いアクション性を誇ります。
腹部、背面。
こちらも体毛テクスチャによりCGアニメのような仕上がり。
変形の都合上、分割線が目立ちますが見慣れてくるとそこまで気になりません。
腹部には武器であるレーザーショットが収納されています。
今回のこのMP34はビーストモード、ロボットモードともにオリジナルのCGデータを元に作られておりそれによりトップクラスの造形を誇ります。
チータスは当時品だけでなく「変形!ヘンケイ!」の時に一度リメイクされていますが、あちらは造形が独特で劇中とはまた違うものになっていて不満が多かったです。
なのでこのMP34はそれらの不満を撤廃するような造形です。
後ろ足。
旧玩具よりも長くなり劇中に近づけられています。
可動範囲も広く肩が後方180度、左右に45度、肘の部分が上下に90度、つま先の部分が45度可動します。
上述の通りロボットモードのでのパーツが一部露出してしまっていますが変形のことを考えるとそこまで気になりません。
むしろこの出来でよくここまで露出パーツを最小限に抑えられたことの方が凄いと思います。
尻尾。
旧玩具の時よりも長くなっています。
可動軸が二ヶ所あるため画像のように動かすことが可能です。
頭部アップ。
顔は劇中のイメージに近づけられており好印象。
瞳や口の部分等キャラクターらしい感じもあり今にも喋り出しそうな雰囲気です。
斑点も左右非対称でありリアル。顔の肉の付き方も本物そっくりです。
髭は透明な柔らかいプラ製ですので扱いには注意してください。
色んな角度から撮影。
こうして見るとテレビの中のチータスをそのまま立体化したような再現度ですね。
コンボイ同様、顔の造形は歴代ビーストウォーズトイの中でも屈指の出来栄えだと思います。
口は画像のように開閉可能です。
口内も牙だけでなく舌もしっかりと造形されておりなかなか凝った造り。
首は引き出すことによって左右に45度ずつ動かすことができます。
本商品にはビースト用の頭部として3種類のフェイスと3種類の目線が付属します。
これらを組み合わせることによって様々な表情を作ることが可能です。
これまで交換用フェイスパーツはMPシリーズに付属してきましたがこういった「パーツを組み合わせて様々な表情を作る」というのはチータスが初だったりします。
こんな風に作ることが可能です。
他二種類のフェイスパーツも口は開閉可能でありこちらが牙がより大きくなっています(よってちゃんと口を閉じることができません。)
こうして見るとアニメから飛び出したような感じでイキイキとしていますね。
今にも喋り出しそうです。
荒野を駆けるその黄金色の体はまるでイナズマのようである。
有り余る好奇心もその俊足も一度走り出したら止めることはできない、地球上最速の動物チーターはまさに彼に相応しい姿と言えよう。
サイバトロンの若き戦士チータスはそのスピードと自信が最大の美点であり、同時に欠点でもある。
ビーストモードでは最高速度時速300km、ロボットモードでは時速250kmにも達するその脚力で真っ先に敵地に乗り込み、いかなる状況からの脱出も可能で爆風からも逃げおおせる。
戦闘では肉弾戦は得意としないがそのスピードと射撃でデストロンを翻弄し、サイバトロンに貢献している。
チームの中で一人前として認められたいが故に、ひとり先走った行動に出てしまいその度に敵の罠にはまり仲間の手を焼かせることになったり、コンボイの命令を無視し、叱責を受けることも少なくない。
ビーストモードでも非常にアクション性が高く走っているようなポーシングも再現可能です。
また腹部にはスタンド穴があり魂ステージやトランスフォーマー専用スタンドを接続することも可能です。
先に発売されたMP32コンボイと。
同じMPということで大きさも劇中準拠のものになっています。
折角なのでレジェンズで発売されたラットルとライノックスも加えて。
このコンボイとチータスははこの2体に合わせたサイズになっているので並べても大きさに違和感がありません。
こうやって並べてるだけでも彼らの声が聞こえてきそうなくらいな再現度の高さですね。
ラットルとライノックスがリアル路線のデザインなので劇中とはちょっと違いますが、個人的にはこれでも十分満足できます。
〈後編へ続く〉