追跡バスターズも今回で第4弾
ご覧いただきありがとうございましたm(__)m
『いかがでしたか?』
今回は番組内で放送されていない部分も含め、物凄く複雑で根が深い事件でした
かなりの制作期間でしたが振り返ると
『こんな酷い事件なかなかない』
と実感しています
被害者の財産的損害と心の傷
そして番組が終わった後も消えることのない被害者の辛さや痛み
警察は証拠がないとなかなか動いてくれません
今回もファミレスでの動画がなければ立件は困難だったと思います
実際、動画データがあっても事件当日から今年2月21日の蛭他容疑者の逮捕までかなりの時間がかかりました
その間、被害者の方はずっと不安だったと思いますし、裁判を控えた今も不安なんだろうと思います
公判前なので蛭他氏の本名は伏せますが、被害者は蛭他氏からの報復に怯える気持ちもあると思います
「本当に放送していいのか」「逆に報復されるのではないか」という不安も少なくなかったと思います
でも、泣き寝入りや怯えたままの日々を過ごすのではなく
『前を向いて乗り越えよう』
という気持ちで事件の日から今日までやってきました
だからどうか番組をご覧になった方々には
『被害者の山田さん。これからも頑張れ』
と心の中で思い続けていてもらいたいと思います
きっとそれが次の勇気につながるんだと思います
私も一生弁護活動を続けられるわけではないかもしれません
でも出来る範囲内で次のステップに確実に前に進んで行きましょう
私は弁護士として全力でサポートし続けますよ
そして『追跡バスターズという番組は本当に珍しい番組なんじゃないかな~』と個人的に思ったりします
警察は証拠がないと動いてくれない
事件が起きないと動いてくれない
時に事件があっても動いてくれない
ですが追跡バスターズという一つの番組を通じて、坂上さん、プロデューサーを始めとしたテレビ局の方、テレビ制作スタッフの方々、探偵会社、そして我々弁護士が一丸となって戦い社会の闇に切り込む
警察だけでも、テレビだけでも、制作会社だけでも、坂上さんだけでも、探偵だけでも、弁護士だけでも解決できないことでも一丸となるからこそ解決に少しずつ近づけるんだと思います
それは追跡バスターズだからこそだと思っています
そして私は自分の仕事に対して弁護士として一切引くつもりがありませんし、依頼者が諦めない限り私は絶対に諦めません
また次回も機会があれば全力を尽くそうと思います(*^^*)
3時間の長丁場ではありましたが、ご覧いただきありがとうございましたm(__)m