8/24の千葉湯巡りに話を戻す。
白井の湯 を後にして柏市に向かった。
柏市には4つばかり入浴施設があり、以前訪れた「極楽湯(実はここの後に再訪)」と「ゆの華」に続き、「みのりの湯 」は3湯目となる。
みのりの湯 柏健康センター
「柏健康センター」の名前の通り、以前はいわゆる健康ランドだったのだが、平成20年から敷地で湧出する温泉を導入する施設に変わったそうな。
とは言え健康センターらしさは変わらず、館内着を着てくつろぐお客さんでそこそこ賑わっていた。
また普段から大衆演劇の演目が料金内で観られるのも特徴。
8月は「劇団 菊」。
ぼくが訪れた24日は「華の女優演劇祭り」で、この日に限って有料となっていた。
さて、話を戻す。
通常の入館料金は館内着セットで1680円。
平日限定の18時以降ナイトサービスが900円なのだが、夏季に限り17時から適用される。
ぼくが訪れたのは17時ピッタリ。
ゆえに明るい内から館内着とタオルがついて900円だった。
さらに夏季限定のサービスとして、温泉好きには要チェック項目がある。
露天風呂のツボ湯が、加温なしの源泉かけ流し仕様になるのだ!
この限定仕様があるために、この時期訪れたと言ってしまってよい
その源泉だがいわゆる黒湯である。
内湯と露天風呂で基本的に加温・循環で使用されている。
ナトリウム-塩化物温泉で透明度は5~60cm程度。
これが加温の露天風呂浴槽にて。
淡甘塩味があり、臭素臭も少しある。
スベスベ感もかなりあり、食塩泉の黒湯だ。
そして源泉温度27.1度をそのままかけ流している源泉浴槽。
写真では分かりにくいが、一人用のツボ湯であり、2つあった。
この源泉ではほぼ無臭だったが、湯口で簡易ろ過していても細かな茶色や黒系の湯の花が見受けられた。
こちらもかなりのスベスベ感が楽しめる。
またこの27.1度というのが暑い夏に絶妙の温度で、非常に気持ちよい。
温泉と関係ないことだが、洗い場には健康ランドに必ずあるナイロンの洗い布(?)とシェーバー、歯ブラシが自由に使えるのは嬉しい。
結論として、この源泉かけ流し浴槽があり、さらにサマータイムでナイトサービスが17時からになるこの時期に訪れると大変値打ちのある温泉施設となる。
柏天然温泉 みのりの湯
千葉県柏市十余二249
04-7145-8910
入浴料 1680円(館内着・大小タオル付き)・1050円(小タオル付き) ナイトサービス(通常18時~、夏季は17時~)は900円(館内着・大小タオル付き)
ナトリウム-塩化物温泉(弱アルカリ性・低張性・温泉)
27.1度
成分総計5.340g/kg
黒褐色透明・透明度は5~60cm
源泉でほぼ無臭、加温浴槽で弱臭素臭
淡甘塩味あり
スベスベ感あり
源泉かけ流し浴槽で黒や茶の細かな湯の花あり
夏季に限りツボ湯が非加熱かけ流し