上善は水の如し…梅雨…素麺… | 熊本城おもてなし武将隊武録ー雲外蒼天ー

熊本城おもてなし武将隊武録ー雲外蒼天ー

熊本城おもてなし武将隊公式ブログ


皆様方御忙しい最中失礼致す

暫し、私の武録に御付合いくだされ



本日は朝から雨降る熊本城で御座いました

昨晩より肥後の地では梅雨入りとなり、誠に蒸し暑い日で御座いました


本日は午前と午後共に演舞が雨天中止と相成ってしまいました

こちら側の都合により演舞中止になってしまったこと、誠に申し訳御座りません

演舞を楽しみに熊本城に御越しいただいた御客様には

是非とも別の機会にて演舞が披露出来ることを切に願います



此度の雨はいつまで続くので御座いましょうか…



私としては洗濯物を屋敷内で干さなければいけない現状に頭が痛くなります…



そういえば、本日は覚兵衛殿の武録について御客様から幾つか訊ねられましたが


川は実に面白いですよ

覚兵衛殿達と共に私も川に飛び込みましたが

大変気持ち良く飛び込むことが出来ました


最初は少し恐怖心が御座いますが

″心頭滅却″すれば恐れはありません


何事にも恐れず、水の流れのように現状を受け入れることがやはり大切で御座います


皆様も今の時期は川の水温も冷たいので、もう少し時期をずらして川遊びに出掛けてみてはどうでしょうか?


此度の武録は以上で御座います




最後に独り言ではあるが…

皐月二十八日…

天正三年…

豊後の戦国大名である大友氏の家臣″戸次家″の子として生まれ…

若い頃に落雷を受けた経験があり、その際に雷の中にいた神様を斬ったことから″雷神″の異名で恐れられた…

軍規に厳しい″御方″であり、主君である大友宗麟様にさえ人徳に反することには厳しく正す人格者で御座いました


本日はその″御方″が主君の命により家督相続を行う際に後継者となるべき息子がいなかった為、唯一の愛娘に家督を継がせた日で御座います

戦国時代にて息子ではなく娘に家督を継がせるのは異例で御座います

此の″御方″の愛娘も父親の血を受け継いだ素晴らしい人格者で御座います


では

また明日


photo:01



黒田官兵衛孝高