これだけは「もう遅い」こと、あるんだよね。
こんにちは^ ^
30室以下の小さなお宿の付帯売上を
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ガチョンと上げる布の力久磨衣(くまい)の
安達美和です(^◇^)
どうぞよろしく^^
あと作務衣や暖簾もオリジナルで作って売ってるのよー(*^^*)
昨日のことなんですけど、朗読劇の稽古が終わった後、上野でひとりで飲んで、その後上野公園を散歩したんです。
昔から上野がとても好きで。
母の影響だと思います。
あの人も上野が好きだから、
わたしにとっての東京は上野です。
ひとり不忍池の周りをブラブラしていたら、ふと友達のことを思い出しました。
4年前に亡くなった友達。
上野からほど近い蔵前に住んでいた友達。
あの子のひとり暮らしの一軒家へ遊びに行く時には、いつも厩橋を渡って隅田川を越えて行きました。
夜だと、隅田川の真っ暗な水面が一面揺れながら街の灯りを反射して、その上を屋形船がのんびり浮いている様をよく覚えています。
冷たい風だな
と橋を渡りながら感じました。
…行ってみようか、久々に蔵前へ。
思いついてすぐ銀座線と都営大江戸線を乗り継ぎ、蔵前、そして厩橋まで。
相変わらず隅田川がきらきら揺らめいて、屋形船が浮かんでいました。
それを眺めていたら、その友達と遊んでいた頃のことを妙に思い出して、ポロっと口から「会いたいなぁ」という言葉が転がり落ちました。
少しビックリした。
なんでって、初めてだったので。
あの子が亡くなってから、会いたいと思ったことが。
もう会えなくて淋しいはあっても、
会いたいとは思わなかったんです。
思っても仕方ないことだから。
会いたいと思うとしんどいから。
会いたいと素直に言ってしまえた自分に少し驚いて、同時に、冷静にそう言えるようになったね、と思いました。
でもね。
やっぱり全部生きてるうちだよね。
会いたいひとには会わないと。
好きと思ったら言わないと。
ありがとうと感じるなら、伝えないと。
何ひとつ遅いことなんてないと思いたいけれど、こればっかりは、生きてるうちだものね、本当に。