「いびつな絆 関東連合の真実」はなぜ売れるのか?  その3 | a.k.a.“工藤明男” プロデュース「不良の花道 ~ワルバナ~」運営事務局


元関東連合幹部 工藤明男のオフィシャルブログ





《筆者の「工藤明男」とは、当然仮名である。それで思い出した。本の表紙に仮名と記していない事にまず、驚いたのだ。筆名を工藤明男で通すのだろうか。ネット上では熱心なアウトローマニアが多数存在しており、当然工藤明男という名前が誰をもじったものか分かっている。》


(中略)


問題は筆者の工藤明男氏である。現在、彼は「TOKYO OUTRAGE」というタイトルのブログをほぼ毎日更新しており、内容は未だ逃亡中の六本木フラワー事件の主犯で逃亡中の関東連合の先輩見立真一容疑者への非難が主である。》


(中略)


関東連合と言っても一枚岩ではない。もしかして、当サイトでも指摘済みかも知れないが世田谷出身の人間と杉並出身の人間とで派閥のようなものが出来ている。こういう言い方はされていないが、関東連合世田谷派と関東連合杉並派というように。六本木フラワー事件は杉並派の犯行だ。そして、そのトップが見立容疑者と言われており、その次に有名だったのが「工藤明男」氏ことS氏である。その才覚で出版界の大物とも親交があったとされる。


 拙著でも説明してあるが、工藤明男というペンネームを使ったのは、実在しない関東連合のOBとしてネット上で頻繁に登場する「工藤明生」という名前に対して、皮肉をこめて、もじって使わせていただいたものである。


関東連合のOBに「工藤明生」という名前の人物は存在しない。存在しない人物が、「黒幕」「政治家から電通まで牛耳る人物」とまで目されてきた。虚偽と事実が入り混じったネットの情報に翻弄される社会への警鐘として、あえて同じ読みの名前をペンネームとして使わさていただいた次第だ。


 久田氏による拙著の書評(?)は、ネットから得た情報だけで書かれているような印象さえ受けてしまう。なぜなら久田氏は、(私が一番驚いた箇所だが)こうあからさまに書いているからである。


つづく




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「いびつな絆 関東連合の真実」(宝島社)






元関東連合幹部 工藤明男のオフィシャルブログ-tokyooutrage