琉球沖縄の存在が明治維新を可能にした事 | 気になる映画とドラマノート

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幕末期、幕府を除けば、諸藩はほとんどが、財政破綻に苦しんでいた。
諸藩はそれぞれの配下の武士に払う給料と参勤交代の費用がかかるのに、幕府だけは金山、銀山を持ち、貨幣を余計に造ればそれで良かったが、諸藩はどんどん借金がかさみ続けた。
だから、幕府に逆らう考えは持つ余地はなかったはずだし、またそれが家康、秀忠あたりの狙いで、徳川の世が続くための秘策でもあったが、
薩摩藩だけは、幕府に内緒で琉球を拠点に密貿易をして、藩財政を立て直して、
まあ、実際には負けたがイギリスと戦争するくらいの自前の武力を持つくらいになった。

当初、島津久光は、西郷、大久保、小松帯刀などは、英国に対抗しなければならない、対抗できる、と思い込んでいたが、実際に、大砲を撃ちあってみて、はじめて、英国の凄さを実感して、こりゃ、いかん、戦うんではなくて、開国した上で、国力を充実しなければ、欧米に支配される、という危機感を抱く。
これで、倒幕開国に変わる。

だから、なんと、琉球が明治維新に大きな役割を果たしたことになる。
ガーン