*night rainbow*セルフライナーノーツ4 | 眼鏡越しの世界

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対バンさんの記録や、ライブの感想、メリルの活動状況について。

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後半戦です。



七曲目:


「矛盾の糸」


風が吹いて 空は晴れて でも悲しい気持ちになるの
言葉は既に 意味を無くし 声だけがスピードあげて行く

絡まったままの 矛盾の糸を 解きほぐす様に 響け声


日曜日の 白い朝は 憂鬱に絡まったまま
曖昧な 夢を集め 形に成る前に壊して


絡まったままの 矛盾の糸を 解きほぐす様に 響け声


高架下の交差点で すれ違った君の横顔


絡まったままの 矛盾の糸を 解きほぐす様に 響け声
絡まったままの 矛盾の糸を 解きほぐす様に 響け声




収録曲の中でも、メリルの全楽曲の中でも、最高速。

でもまあ一般的にはそうでもないくらいなんですかね?

サビの分厚いコーラスワーク、収録曲の中で唯一の、在るべき所にあるギターソロ。


うっすらとしか聴こえませんが、未だにローン支払い中の、

メリルというブランド(マーチンの修理工が独立して作ったカナダのギターメーカー)の、

アコースティックギターも弾いています。

年間5本しか日本に入ってこないので、お茶の水のhobo'sというギター屋さんで購入するまで、

3年待ちました。




八曲目:


「境界線」


東京郊外深夜のボーリング場の駐車場で夢が絡まってた
君の夢は何? 坂道の途中で尋ねた自分の答えはまた空に投げた

都営住宅公園の反対側の駐車場で空を見上げてた
すれ違いばかりの言葉は二人の間で所在なく漂ってた


夕暮れの影が伸びたその先の黄昏の中に僕らは立ってた

境界線の向こうへ 境界線の向こうへ


星の無い夜に見た夢は空の月よりもはっきりと
星の無い夜に僕らは 境界線を越えたんだ


街並みは闇に溶けて夜の中 黄昏の中に僕らは立ってた

境界線の向こうへ 境界線の向こうへ
境界線の向こうへ 境界線の向こうへ




国分寺についての歌です。
もうボーリング場はありませんが。

メリルの初期は国分寺南口のStudio Oneというライブハウスでの仲間との交流により形作られていました。


千万石、ワタナベシズルとの共催イベント、「何ですか」の第三回目2006年4月初演。

初期はフォーキーな要素が多めでしたが、徐々にダブっぽいアレンジに落ち着いて来ました。

リズムループを先に作り、その上にコード、メロディー、歌詞という流れで曲を作る、という方法論をミノル先輩の指導で実践してみた曲です。




九曲目:


「葉桜」


その涙は 言葉に なれなかった 想い
誰かに 話す事も ないのでしょう

色の無い空を見上げてる 色の無い空を見上げてる


忘れてしまわないで  春の風に吹かれて消えそうな

忘れてしまわないで  春の雨に打たれて消えそうな




メリル以前に活動していた、リックラックトレインというバンドの為に書いたフォーキーなバラード。

春に発売予定だったので、収録されてしまいました。

ちなみに、季節モノの曲では、「九月の雨」という曲もベーシックまで録音していたのですが、上記理由から季節モノはこの曲に決まりました。。


奥田徹監督の「青春ハンド」という短編映画のテーマ曲に、メインのメロディーを石井貴君のバイオリンにしたバージョンが使用される。(あおもりショートフィルムコンテストで優秀賞を受賞。映画が。)



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視聴はコチラから↓
http://www.myspace.com/meril2f



*night rainbow*2010.10.11 release!


1.5時 
2.虹色のリズム 
3.あの感じ 
4.足音のエコー 
5.左の手 
6.青 
7.矛盾の糸 
8.境界線 
9.葉桜 
10.ASAYAKEグラデーション 
11.雑念ブランコ 
12.夜の隙間

¥1500(tax in) mmcd-0001 meril music works

ライブ会場特別価格¥1000で!お求め頂けます。




CD発売お祝いライブ:


10/11(mon)「メガネポップショウ14」@吉祥寺曼荼羅

~レコ発だよ三点倒立!三度目の正直~

open18:30 start19:00 前売チケットご予約の場合¥2000

act:
もぐらか迷子
rens.
ザ・フラフラ眼鏡
メリル

MC:前里慎太郎(from重力2)