四曲目:
「足音のエコー」
静止画の様な夜のプラットホームには早送りの人並みに揺れる蛍光色の影
八本目の虹のライン探す旅人よ残像を巻き戻してよその口笛で
散らかったままの脳内 輪郭を無くした孤独
足音のエコー 響く逆回転 僕はまだここで動き出せずに居る
見失ったままのちょっと先の未来は優しく話しかけてくるのに姿は見えない
行き場を無くした君の誠実さがいつかあの娘の胸に届くと良いのにな
錯乱と同時に覚醒 プールサイドの記憶
足音のエコー 響く逆回転 僕はまだここで動き出せずに居る
足音のエコー 響く逆回転 僕はまだここで動き出せずに居る
この曲は、前編成のメリルの最後頃に作った曲です。
年明けに新宿ロフトでライブをしたきり結局まるまる一年間ライブしなかった空白期間。
夜のラッシュ時のホームって、とても大勢の人がいるのに、とても孤独を感じる瞬間が、あったりします。
疲れてるし、声は遠くに聴こえるし、顔のない人の群れは恐怖以外のなにものでもなくて。
そのなかで小さな希望を胸になんとか踏みとどまっている人の唄です。
イントロは、ピカルミンというピカチュウのおもちゃを改造したテルミンです。
高円寺の円盤という所で、ジョニー大蔵大臣というミュージシャンが店番をしていて、その時に購入しました。
前ベースのタニへー君には、曲を持って行った時、「浜ショウみたい。却下。」とボツにされそうに鳴りました。
2009年の12月の「うずまきフェスティバル」で先行シングルとして配布したものとは、ボーカル、ギターを取り直ししています。ミックスも異なります。
(このシングルエディットバージョンは、ototoyという配信サイト限定で10月末くらいから購入できるようになる予定です。)
五曲目:
「左の手」
夕暮れの虹の曲線は 消えぬ胸の奥の痛みに似て
それを僕は 左の手で それを僕は左の手で
めくるめく日々の明滅に 躊躇いがちな君の言葉が浮かぶ
それを僕は 左の手で それを僕は左の手で
教えてよ あなたをもっと 教えてよ あなたをもっと
知りたいのです
教えてよ あなたをもっと 教えてよ あなたをもっと
知りたいのです
気になる人の事は、もっと知りたいと思うのは、普通の感情だと思います。
苦手な6/8の曲です。短いです。
1回だけ、構成からコードから、ものすごく歌謡曲のようなアレンジにしてみたのですが、
失敗してもとに戻しました。
山本さん(こてっちゃん)が居た頃からレパートリーに入っているので、2003年頃に製作。
六曲目:
「青」
非対称な線画の中 泳ぐ君の心に触れた
たとえそれが青い夢だったとしても乱反射するエコーの向こう側を覗いた
夏の日差しに目を細め 光る影を追いかけた
たとえそれが青い夢だったとしても乱反射するエコーの向こう側を覗いた
あなたの声に導かれる様にして そっと青い扉を開く
季節だけが変わる 僕ら大人に成れぬまま
たとえそれが青い夢だったとしても乱反射するエコーの向こう側を覗いた
あなたの声に導かれる様にして そっと青い扉を開く
あなたの声に導かれる様にして そっと青い扉を開く
収録曲の中では、最も古い曲。2001年。
メリルの為に書き下ろした最初の曲になります。
最初の二回のライブは、メリル以前にやっていた、リックラックトレインの為に書いていたストックからでセットリストを組んでいました。
メリルの最初のシングル(廃盤)曲でもあります。
初期は、今の3番の位置に、「ヘタクソな唄で笑って 映画観て泣いた」という部分がありましたが、いつからか、その部分をカットしたショートバージョンが完成形になってます。
印象的なオルガンのリードは初代鍵盤の永田さんによるヘッドアレンジ。
まだ半分か。。
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視聴はコチラから↓
http://www.myspace.com/meril2f
*night rainbow*2010.10.11 release!
1.5時
2.虹色のリズム
3.あの感じ
4.足音のエコー
5.左の手
6.青
7.矛盾の糸
8.境界線
9.葉桜
10.ASAYAKEグラデーション
11.雑念ブランコ
12.夜の隙間
¥1500(tax in) mmcd-0001 meril music works
ライブ会場特別価格¥1000で!お求め頂けます。
CD発売お祝いライブ:
10/11(mon)「メガネポップショウ14」@吉祥寺曼荼羅
~レコ発だよ三点倒立!三度目の正直~
open18:30 start19:00 前売チケットご予約の場合¥2000
act:
もぐらか迷子
rens.
ザ・フラフラ眼鏡
メリル
MC:前里慎太郎(from重力2)