2/9 今度はズーラシアへ ~飼育係お仕事体験~ | くーとモネのお気軽な毎日2

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ミニチュアダックスのくーとモネの日常を綴った日記です。

 記憶と感動が覚めないうちに記録しておかないと・・・。

年初めに根津神社で引いたおみくじは「凶」でしたが
 今年は不思議とくじ運はとても良い

3日の野毛山に引き続き、今度はズーラシアの飼育体験お仕事係に当選♪
前日、一日撮影した疲れもありましたが、頑張って早起きし、長靴とお弁当を持って出かけました(笑)


動物園に入園する前から動物たちがお出迎え。わくわく。^^
 

 

 


受付を済ませた一行はまずは動物園の真ん中ぐらいに位置する「アマゾンセンター」に行き、ここで簡単な
自己紹介を したあと、担当する動物の発表がありました。
老若男女、みなに共通することは「動物が大好き」という点。今回は仙台と宝塚から来ている女のコがいました。

今回はどの動物の担当になるのかわくわくして待っていると

 「オカピ♪」 やった!!
今回参加したのが20名。うちオカビ担当は2名。
しかもオカビはズーラシアの看板動物。本当にラッキーです。

※オカピをあまりご存知ない皆さんにちょっとここで解説(笑)
オカピは体形や体の柄からシマウマの仲間だと思われがちですが、実はキリンの仲間。
アフリカのコンゴ共和国の密林の限られたところにしか住んでいない準絶滅危惧種です。
1901年にイギリスの探検家によって発見されました。
オスはキリンのように角があり、舌は青っぽくとっても長いです。


もう一人の担当となった方と一緒にさっそくオカピ舎へ

まずは足元の消毒
 

建物に入ると暖房が入っていて暖かい。しかもとりのさえずりが聞こえてきます。まるでコンゴの密林? (笑)

それもそのはず、オカビは寒がりなので建物は18度に設定されています。またとても臆病な動物なので、
環境音楽として鳥のさえずりや、嵐の音など、きっと故郷の密林に住んでいたら聞くであろう音を聞かせているそうです。

 

オカビは日本には7頭しかいなくて、うち5頭がズーラシアにいます。
同じく横浜市立金沢動物園に1頭と上野動物園に1頭しかいない貴重な動物です。
アメリカからやってきたペアに子どもが生まれ、その子にも子どもが生まれたので、
ここでは親子孫と3代住んでいます。

まずはオカピのエサを見せてもらいました
 
 オカピは草食動物なので、基本的には木の葉を食べます。
 

稲も少し
  
  
あとは草食動物用のカリカリフード
 
 たたまに生野菜をちょっと あとはきれい水があればOK 


飼育体験のお決まりコース。まずは寝室の掃除です。ひとり1部屋担当しました。
 
 手前がトイレ。シマウマやキリンはそこらじゅうでトイレをしますが、オカビは賢いです。
ちゃんとトイレで用を済ませます。

 
 コロコロとしたウンチはキリンにそっくり

ここの部屋のオカビはどこかな~と思ったら展示場にいました。
 

さて掃除です。まずはトイレと寝ていたベッドをキレイにします。全部回収して、そのあと水で流し、ゴシゴシと磨きます。
暖房が入っているので、掃除をしてると次第に熱くなってきて汗かいてました。再度水を流して、今度は水きり。
そのあとにトイレのおがくずを部屋の端の方に、ベッドの稲を部屋の中央にこんもりとなるように敷きます。
 
見知らぬヤツが掃除をしているので、様子を見に来てましたよ(笑)
 「あなたどなた? 」
 
 
 飼育さんから撫でても良いと言ってもらったので、いっぱい撫でさせてもらいました。とっても人懐っこい!
 
 そうこうしてるうちに、そろそろお昼の時間。
戻る前にここで記念撮影のはずが、呼んでもオカピがなかなか来てくれなかったので、これまたスペシャルに
私たちが展示室に行って一緒に写真を撮りました。


オカビの舌が長いと書きましたが、どれぐらい長いかと言うと
 
 


自分の耳まで届く長さなので40センチはあるでしょうか。
この舌、ヤスリのようにざらざらしています。ネコの舌もざらざらしていますが、比じゃないです。
あっ、私顔を舐められました(笑) すごい痛かった~。


再び「アマゾンセンター」に集結。お昼の時間です。飼育員の方も一緒に食べました。
すごい数の長靴に感動。(笑)
 
 

午後から再びオカビ舎へ。
まずは稲を食べる用と、敷物用とに選別。圧縮加工されているものをほぐしていき、扇風機の風で
細かいものは飛ばしていきます。
 
柔らかい部分は食用、細かい粉を除き、硬い部分はベッドの下に敷きます。


お次はバレンタインのイベント用のハートのリース作り。
と言っても飼育員の方が夜なべして作ったハートの方に、私たちはビワの枝を差しただけですが(笑)
 
 
オカピ舎での作業は終わり、「アマゾンセンター」に戻る途中、熊舎にちょっと寄り道。
熊たちがおやつを食べる姿を見せてもらいました。
 
 黒いのでぜんぜん分からないと思いますが、でもこの爪はちょっとしたものでしょう。
まずはリンゴを食べて、そのあとにオレンジ。
 
 
最後のお楽しみは竹の筒に入った熊のかりかりフード。
 
ところどころ小さな穴が開いていて、この穴に長い舌を伸ばして食べるようにできています。
そのままではすぐに食べちゃうので、楽しみながら時間をかけて食べられるって良いですよね。
ワンコのコングみたいい♪

大きい熊がこんな風にペタンと座り込んで、ほんと可愛い♪


盛りだくさんの飼育係お仕事体験もここまで。記念撮影した写真で作られた修了書をもらって解散♪
履き慣れなかった長靴もいつしか馴染んできて良い感じ。また来年も応募しなきゃ(笑)