一白水成特別純米、高清水しみずの舞吟醸、貴濃醇辛口純米 | 少佐の絵日記

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基本は自分用の備忘録なのです。
どーでもいいネタもたくさんあります。

取捨選択して見るベシ。

連日の飲み会。
昨晩は、ごく普通の飲み屋さんで。

・一白水成 特別純米


この数年で急に有名になった一白水成。
ちょっとググると大絶賛記事の嵐。
「白」いお米と「水」から「成 」る「一」番旨い酒との思いから名付けられたのだとか。
その一白水成のスタンダード品。
10年くらい前からたまに見かける秋田の酒造好適米:秋田酒こまちでつくったお酒。

飲む前のフルーティーな香りとか、いわゆる吟醸香みたいなのは少なめ。
飲んでみればほんのり甘くジューシーさ抜群。
最初はビミョーに重ーい感じ?しっかり感が強い?基礎(土台)どっしり?
表現ヘタだなー。つたわるかなー。
口にいれると果実系の香りもしますが、米とか穀物系の香りもします。
酸、渋はあまりなし。
これはまったり口に残るのかと思いきや、すっきりキレて終了。
昨日記事の豪華絢爛な奴らとは比較できませんが、これで一升2415円はめちゃ安い。

・高清水 しみずの舞 吟醸

薄いブルーの一升瓶が非常に美しい。
一白水成と同じ秋田のお酒。
瓶の見た目そのまま、すっきりあっさり軽めなクセのすくない吟醸酒。
上品な控えめなフルーティーな香りがします。
これはさらりと飲み易い。あっという間に飲んでしまう。
いわゆすコクみたいなものが少ないので「酒飲み」には評価低いか。
女性向け、日本酒苦手にも勧め易いかも。

・貴 濃醇辛口純米

ぼけぼけなうえに、ラベルがうつっていない写真しかなかった。
だいぶ酔いがまわってたよーです。

しみずの舞とはうってかわって、ヒジョーに複雑な香りと味。
要素(?)が非常に多い。
さわやかな青草の香りとでも言うのでしょうか、初夏の爽やかな牧草地にねっころがった感じ。
豆、米など穀物っぽい香りも混ざるし、どこかに果実香もあるよーな。
そして日本酒度+12という辛口。
先日の奥の松さくら吟醸の時に判明した、辛口でも好みの酒があるよーだという事実。
この貴もバッチリ旨し。
おだやかですがしっかりした酸味あり。
ものすごい複雑な米の味がする気が。
旨味成分が非常に多いような。
と思ったら、これ山田錦80%なのでした。
20%しか削ってない。
まちがったら雑味だらけになってしまいそうなところを、
旨味だらけのお酒をつくるんだからスゴイですよ。
そして、一升2100円というコスパの高さに驚愕。