僕も本当にそう思うよ。
美味しい食べ物は好きだけど、でも僕はグルメじゃない。
敗戦直後に生きたわけではないので「同意」は失礼なのかもしれない。
でも、僕はずっと聞かされてきたから感じる部分も多分にあります。
激しい空腹で死ぬ程の思いはしたことないけど、毎日食事ができる有難さや物の大切さはわかっているつもりだ。
「ほざく連中」と比べればね。
僕は煌びやかでゴージャスな世界が好きだよ。
だけどそれはエンターテイメントとしてさ。
頭の悪そうな馬鹿セレブを羨ましいと思ったことなどない。
セレブ自体は素敵な響きだけどね。
スティーブ・ヴァイは好きだけど、パリス・ヒルトンはどうでもいい。
わかりやすい例えでしょ?
そういえば、僕は先生と出会うずっと以前から美輪明宏さんが好きだったんだ。
舞台にたつ上で勝手に思っていたことがあって、もちろん誰にも語ったことなどないこと。
それを美輪明宏さんはTVでさらっとおっしゃっていたんだ。
それからずっと気になる存在さ!
だけど先生は好きじゃないんだって。
何でだろ?
理由を聞いたことないから今度、たずねてみようかな。
嫌いといえば美輪明宏さんは僕が聴くようなHM/HRのようなジャンルの音楽が嫌いなんだって。
雑音と言ってるらしい。
好みは人それぞれだね。
だけど、好みかどうかだけで物を粗末に扱うのはよしましょうね。
話が繋がったでしょ?
※不景気が続く日本。歌手の美輪明宏さんが、昨今の経済状況について語った。
「バブル景気をベースに、不景気だ、不景気だと言っていますが、ここではっきり言わなくてはいけません。バブル期が異常なのであって、比べる筋合いのものではないのです。日本には資源がありません。(中略)あるのは日本人の、知恵と汗ばかり。これくらいの生活水準で、御の字なのです。」と分析。
その上で、「最近とても腹立たしいのは、『貧乏だから、コンビニ弁当をイヤイヤ食べている』などとほざく連中がいることです。まるで最低の食事のように言いますが、コンビニ弁当は栄養バランスも味付けもよく、温めて食べれば大ごちそう!私自身もしょっちゅう、いただいています。贅沢きわまりない、とさえ思います」と一喝。
さらに、「みんな、本当の貧しさを知らないのです。世界にはまだ貧しい国々のほうが多いのです。その中のどこかでひと月ほど暮らせば、本当の貧しさがどんなものか、よくわかるでしょう。そして現在の日本がいかに贅沢で豊かさに恵まれている国か、実感するはずです。」と、耳の痛いセリフをぽつり。
「私自身、敗戦直後の東京で、浮浪者として過ごした日々のことを、時折思い出します。目をつむり、その頃のことを思ってから目を開けると、今がある。なんて幸せだろうと思います。」と、現状を嘆くばかりの日本人に、戒めのメッセージを送っている。
『今夜の一曲』
Miley Cyrus - The Climb