昨夜はほうれん草を鉢いっぱい食った。
それとカボチャ3切れ。
それとロールケーキを一口。
ポパイのようになりたいと願ったわけではなく、炭水化物を受け付けない。
炭水化物への欲がなくなった。
ソーセージとモヤシなんてものでも凌げる。
内臓に蓄えた脂で昼夜しばらく食べなくても大丈夫と医師免許を持った人から指導を受けた。
ほんとだろうか。
「夜、食事を抜いてみたらどうです。」
そういう人生の一大事をサラッと言われて信じることが出来るだろうか。
出来る。
国家資格のなかでも最も信頼できるのが彼らの免許だ。
並大抵の精進ではあるまい。
寄付金だけで進学したとも思えない。
ヒトの命がかかっている。
母も義母もぱっとしない診断と治療で死んだが、寿命だったとあきらめている。
親族がもっと真剣になってその道の権威をさがして歩けばむざむざと寝た切りにならなかったのではないか、という思いもあるが、彼も我も人間で、12時間立ちっぱしで手術につぐ手術だった。
延命措置はとらないでくれと懇願していたが、意外としぶとく危篤になって何度もよみがえった。
建築基準法の冒頭にはたしか国民の財産生命を守るという一文があった。
土建屋にもあるのだから、彼らの信条とする法律にはさぞ守るものが多いだろう。
同情する。
土建屋が風俗店で逮捕されようと似合いだが、医師の方々はそういう方面でもガードは固くしないと世間は見ている。
路上駐車から風俗違反程度は問わない、と明記してあげて欲しい。