アンニヨハセヨ | ゴロゴロ実話セブン

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なにを捜すわけでなく、

韓国の女性は美しい人が多い。

韓国をこの世の楽園のように言う友達(M)も居る。

韓国に年4回程度行くために働いている。
当然韓国の味方である。

車のCDは皆韓国のヒット曲をいれてある。

向こうへ行った時カラオケで歌うためである。


Mは日曜日は韓国ドラマのDVDを借りてきて見倒す。

子供はお父さんは韓国人になるつもりなの、と心配している。

韓国人になるつもりである。

いつか妻子を振り切って現地のS子と一緒になるのを渇望している。

一度の人生、家族は家族、自分の幸せはそれとは別と割り切っている。

マイホームパパという言葉が今現在生きているのか知らないが、まったく自分勝手な生き方である。

Mの納まった棺おけを焼く時、スイッチを押す奥さんの指にためらいはないだろう。

お父さんは身勝手な人だった。思い残すこともないだろう。
なによりも韓国と焼酎を愛した。

よく焼けてしっかり成仏したようだと息子らも安堵し、せいせいするだろう。

そして(男ばかり)3人いる中の一人ぐらいはオヤジの生き方もまた在りだったか、と酒を飲む時思い出すだろう。

WBCで韓国の最終バッターのイ・ジンヨンがサードゴロに倒れたとき、Mの悲鳴を聞いたような気がした。