アダルトチルドレン回復の知識|2つのトラウマ | AC(アダルトチルドレン)回復のための実践的方法|大人になりきれない僕の生きる術

アダルトチルドレン回復の知識|2つのトラウマ


こんばんは。

今回はアダルトチルドレン回復のための知識についてです。

今日は昨日に引き続きトラウマについてお話しします。
昨日は、トラウマの起こるメカニズムについてお話ししました。

トラウマを受けた人の反応には、大きく分けて2種類存在します。
「侵入性反応」「感情鈍麻性反応」の2種類です。

●侵入性反応
この反応は分かりやすい反応です。
トラウマとなった事件をきっかけに、今までと比べて違った行動をとってしまいます。
例えば、
・興奮が続いて眠れなくなる
・トラウマのきっかけになった場面を思い出させる音などに過敏反応(冷や汗や寒気鳥肌)

等です。

このような反応とともにトラウマのきっかけとなった場面がよみがえって体験されるのを
「フラッシュ・バック」といいます。

また、この反応のやっかいなところは、自ら再びトラウマ体験と同じことをしようとしてしまう点です。
例えば、性的虐待などをうけてトラウマになった場合、また、性被害に合うような行動に出てしまうなどです。

これは、自らがトラウマ体験と同じ状況を再現させることで、その状況を克服しようとするからだと言われています。

●感情鈍麻性反応
先ほど述べた様な、目に見える反応ではなく、心の中の反応を示します。
これは、目に見えてはっきりしないので分かりにくい反応です。
トラウマとなる事件をきっかけに、人格変化が起こることを指します。

例えば、
・自分の欲求を相手に言えなくなる
・うつ症状が現れる
・常に身体のどこかが痛くなる
・普段から麻酔にかけられた感じになる

その中でも、特に目立つ症状が「解離」という症状です。
これは、ある部分の記憶が抜け落ちたりすることです。
辛いこと等があったときの記憶だけ抜けてしまうのです。
自分では処理しきれない圧倒的な体験から自己を守るためだと言われています。


以上がトラウマに代表される2つの反応でした。
アダルトチルドレンとなってしまう原因の一つがトラウマです。
特に、家庭内でのトラウマです。

もし、特に事故等のトラウマを持っていないが、上記の様な反応がある場合、
家庭内でのトラウマである場合が多い気がします。
その場合、その人はアダルトチルドレンである可能性が高いです。
(参考図書:アダルトチルドレンと家族 斎藤学)

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