「ラクしてうまくいく生き方」(ひろゆき)
正統派の自己啓発本もいいですが、こういう本も、読んで気持ちがラクになり、かつ「頑張ろう」という気持ちがわいてくる、ある意味、非常に幅広い人を対象にした優れた自己啓発本といえるのではないだろうか。
以下、備忘
僕は自分の会社を大きくしていくことには興味がありません。僕自身がしんどくなく生活できるお金を稼げれば、それで満足なわけです。そういう意味で、僕はほかの実業家が持つ、経営者としての野心がありません。
自分のタイプを知る
向き・不向きを自覚し、苦手なことに無駄な労力を使わない。得意分野を伸ばす。
国や社会のことを心配しない
関心をもって知識を増やすことは良いことだが、日本の借金が多い、女性議員が少ない、など個人がどんなに憂いても、状況を変えられることはない。
うまくいかないことは明日に回す
まじめな人ほど「もっとがんばらねば」と思いがちだが、調子が出ないときはさっさと寝る。睡眠をとると目覚めたときにアイディアを思いついたりする。
お金を稼ぎすぎない
年収400‐450万円を超えると幸福と収入が比例しなくなる。
自分の「維持費」を引き下げる
なぜ入ってくるお金が増えると出ていくお金まで増やしてしまうのか?自分の維持費(生活水準)を上げないことが大事。お金がなくても楽しんでいた時代を思い出そう。
他人を変えようとしない
他人を変えるのは無理。かかわって疲れる人とは距離を置く。
筋トレしておく
人間も動物なので「相手に勝てるかどうか」をつい意識する。体を鍛えて強そうに見える方が、一目置かれてナメられることもなくなる。
だれに対しても敬語で話す
日本語の敬語はよい人間関係を築くうえでなかなか便利。立場の上下の関係なく敬語で話すようにしている。相手は自分が丁寧に扱われていると感じてくれる。
もっと休暇をとる
フランスはキリスト教なので「労働=贖罪」という価値観。労働は進んでやりたいものではなく、できればやりたくないもの。「仕事は必要以上にするものではない」と割り切った方が、人生がラクになる。
「すべてはネタになる」と考える
イやな出来事はだれかに「ネタ」として話すことができると考える。順風満帆な話をする人より、「起業したけど失敗しちゃったんですよ」という話しの方が場が盛り上がったし、印象にも残っている。