ターゲット(顧客)
バリュー(提供価値)
ケイパビリティ(オペレーション/リソース)
収益モデル(プロフィット)
で整理すると非常にわかりやすく、豊富なケーススタディで思考トレーニングができます。
とにかく重要なのは、ターゲットとバリューだと思った。これらは、価値を提供したい!市場を創りたい! という想いによって明確になり、
ケイパビリティと収益モデルについては、試行錯誤の高速回転(工夫も必要だがやっぱり努力!)が成功確率を上げる。
と思いました。
以下、備忘
ヤンマーのYTシリーズの成功要因はデザイン(フェラーリをイメージさせる真紅のボディカラーにエッヂの効いた外観)。農業従事者にとって、孫や後継者に「かっこいい!」と思われることが、多少の低価格や性能アップよりよほど大切だった。
セブンカフェは5度目の正直。30年間大失敗の歴史。
キヤノンはケイパビリティからポジショニングを決めた(中途採用したエレクトロニクス技術者100名が新規事業失敗で余剰に)。
アダプティブ戦略は、予測しがたい事業環境変化に迅速に対応することを「競争力」の源泉とする戦略。必要なケイパビリティは「実験する能力」「失敗への対応」。
「やってみなくちゃ、わからない」
でも、その戦略的なやり方は、もうそこにあるのです。