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正しい教科書を選ぶことが前提ですが、教科書を忠実に実践すれば、ちゃんと結果はついてくるんですね。
この本には全面的に共感できました。この本に紹介されているまだ読んでない教科書を読みたくなりました。既に読んだ教科書の復習という点でも非常に有意義な本でした。
■目次(こちらから抜粋させていただき加筆(※印))
-どこにでもある旅館を高級旅館として再生
事例:有楽・貴祥庵
教科書:競争の戦略
-市場で埋没したリゾートを独自戦略で立て直す
事例:トマム・アルツ磐梯
教科書:コトラーのマーケティング・マネジメント
※競争地位によって戦い方は異なる
-「予約しやすさ」で他社と差別化する
事例:沖縄統合センター
教科書:Myth of Excellence
-「変えない」でお客様の心をつかむ
事例:ヤッホーブルーイング
教科書:マーケティング22の法則
-おいしくなかったら全額返金します
事例:アルツ磐梯
教科書:いかにサービスを収益化するか
※顧客に安心感、スタッフに責任感が醸成された
-お客様への対応は数十秒の勝負
事例:奥入瀬渓流ホテル・ホテルブレストンコート
教科書:真実の瞬間
-おもてなし向上へ「気づき」を集める
事例:星のや軽井沢
教科書:One to Oneマーケティング
※徹底できるかどうかが鍵
-顧客が感じる「品質」を長期的に高めていく
事例:軽井沢高原教会
教科書:ブランド・エクイティ戦略
※売上順調でも低下していた「知覚品質」に注目した
-社員の気持ちを一つにまとめる
事例:リゾナーレ・裏磐梯猫魔ホテル
教科書:ビジョナリー・カンパニー
※経営者がビジョンを決め、とにかく繰り返し浸透させる
-熱狂的ファンをつかむコンセプトを作る
事例:タラサ志摩
教科書:1分間顧客サービス
※スタッフが時間をかけて決めたコンセプトは共感を生む
-社員が持つパワーを引き出して業績回復
事例:白銀屋・青森屋
教科書:1分間エンパワーメント
※社員に責任をもたせ自分で考えさせる
-会社に残すべきは経営者の姿勢
事例:星のや京都
教科書:後世への最大遺物、代表的日本人
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