「松下幸之助「一日一話」」 | Jiro's memorandum

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泉治郎の備忘録 読書の感想や備忘録 ※ネタバレ注意
【経歴】 日本株アナリスト、投資銀行、ネットメディア経営企画、教育事業経営、人材アドバイザー、新聞社経営管理、トライアスリート

★★★★☆

1日1話、366の言葉の中から、以下備忘録。


2月26日
なかなか難しいことですが、時を得なければ休養して時を待つ、そういう心境もまた大事だと思うのです。

3月28日
「結果がうまくいかなくても、それは運命だ」と度胸を決めてしまう。そうした場合には、案外、困難だと思っていたことがスムーズにいって、むしろ非常によい結果を生む、

6月24日
今日の姿をつくっているのは歴史である。(中略)歴史の長所短所そのままを認識し、いい面はどんどん伸ばしていかなくてはならない。

7月1日
碁を習っている人は、大体一万回くらい碁を打てば初段になれるということです。素直な心の場合もそれと同じようなことが言えるのではないかと思います。まず素直な心になりたいと朝夕心に思い浮かべ、そうしてたえず日常の行いにとらわれた態度がなかったかを反省する。

8月7日
利益が先か地盤が先か
“五人のときには五人の、十人になれば十人の、さらに千人になれば千人の企業にふさわしい利益を上げてきた。そうしたことの連続が今日の成功になった。もし五人だから、十人だからまだよいだろうと思っていたならば今日の姿はない。利益を上げつつ地盤をつくっていく以外にないと思う

11月27日
成功というのは、この自分に与えられた天分を、そのまま完全に生かしきることではないかと思います。



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