「松本市菅谷市長こっそり謝罪 中絶増えている発言」に沢山のアクセスありがとうございます | 秋桜の日記~福島県民200万分の1の声~

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福島の自然・福島の日常・福島県民の一人である私の想い・そして福島の歌うたい「aveさん」の事を書いています。
福島県民の200万分の1の声と思って聞いていただければ嬉しいです。

この度は 
「松本市菅谷市長こっそり謝罪 中絶増えている発言」http://ameblo.jp/kosumosu-rinrin/entry-11250455317.htmlに沢山のアクセスありがとうございます。

一時は ひまわり先生のご主人様に丸投げをしてしまった秋桜ですが、
乗りかかった船とばかり、その後 菅谷市長にメールを出していました。

松本市公式ホームページ 秘書課への問い合わせメール
https://www.city.matsumoto.nagano.jp/cgi-bin/formmail/formmail.cgi?d=001020_000

話は聞いた。たぶん無理だろうが 市長の名誉のためにも正式な謝罪を!」という内容でした。← もっと丁寧な言葉でね(^_^)

んで、返信のメールを全文載せます。

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 この度ご指摘の講演での発言の件についてお返事申しあげます。
 正直のところ、講演本来における私の真意とは違った方向に誤解を招いてしまっていることを大変残念に思っています。
 始めに、私は、チェルノブイリ原発事故と福島原発事故を比較などして、煽るつもりは毛頭ございません。私が問題にしているのは、ベラルーシの低線量汚染地における健康への影響を危惧しているということであり、講演会等でも、チェルノブイリ事故後のベラルーシで現在起こっている事実のみをお伝えしております。とりわけ、癌以外の健康への影響についてでございます。
 今回、○様がご懸念されておられる福島県内における人工妊娠中絶の件ですが、誠に残念ではありますが、私は以下の理由より、県内において放射線の影響を心配して、止むなく中絶をされている可能性があるのではないかと危惧して述べたものであります
 (1) 昨年5月初旬:福島県から首都圏に避難している妊婦が中絶を実施したことを知人より報告を受けました。
 (2) 昨年5月27日:横浜市で開催された日本小児神経学会の緊急シンポジウム終了後に、福島県の産婦人科医より「妊娠・中絶実施」に関して相談を受けました。
 (3) 昨年6月18日:福島県保険医協会主催の講演会後に、福島市内の産婦人科医より、「中絶すべきか」との相談を受けました。
 もちろん、私の専門領域ではありませんので、「中絶」に関しては一切申しあげませんでした。ただ言えますことは、放射線被曝に関して、これほどまでに心配されている方々が沢山いらっしゃることに対する、政府や行政の対応があまりにも不十分であることに強い憤りを感じているところでございます。そのことが私が強調したい重要な点の1つであります。
 拙著「子どもたちを放射能から守るために」や「これから100年放射能と付き合うために」(共に亜紀書房)などで私の思いを述べておりますので、参考にご覧いただければと思います。
 どうぞ私の真意をお汲み取り下さいますようお願い申しあげます。
 今後、誤解されることの無きよう言動に注意して参る所存でございます。
 貴重なご忠告、誠にありがとうございました。
 なお、5月17日付の読売新聞の記事“安心して出産「3年以上後」”(福島・浜通りの不妊治療女性7割)も、参考としてご覧いただければと申し添えさせていただきます。

                    菅 谷  昭 

  ↓                              

5月17付 読売新聞記事 リンク切れなので 内容のコピー

  読売新聞5月18日(金)7時33分
 東京電力福島第一原子力発電所周辺の福島県浜通り地方で、不妊治療をしている女性の7割近くが、放射線被曝の心配をせずに妊娠・出産できるのは「3年以上後」と考えていることが、医療法人・いわき婦人科(福島県いわき市)のアンケート調査でわかった。
 原発事故による影響で、望んでいた妊娠や出産をためらう女性の心理が浮き彫りになった。
 調査は昨年6月、同院に不妊治療で通院中の福島県内の女性患者50人(27~46歳)を対象に実施、全員が回答した。同院は浜通り地方で唯一、体外受精による不妊治療を行っている。
 「今後の妊娠・出産で被曝を心配するか」との問いに、40人が「心配している」と回答。21人が「周りに被曝を心配して妊娠を控えている人がいる」と答えた。               

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まぁ、色々と 言い訳を連ねて「誤解だ」と言っているけれど、
要は 事実に基づいて発言しているかどうかだ

たった1人の女性が中絶した(しかし、中絶に至るには ひまわり先生のご主人様がおっしゃっているように それ相当の理由が必要だ。放射線の心配と決めつけるには あまりにも短絡的)、相談を受けた、というだけ。

「放射線被曝に関して、これほどまでに心配されている方々が沢山いらっしゃることに対する、政府や行政の対応があまりにも不十分であることに強い憤りを感じているところでございます」とも書いている。
そりゃあ、こんな状況で「心配」するのはむしろ当たり前だ。

だからって「福島では水面下で人工妊娠中絶が増えている」「おじいちゃん・おばあちゃんに『この時期の子供は要らないと言われた』」
なんて 嘘 とは 全く繋がらない。。
と思うのは私だけだろうか。

そして、最後には ちゃっかり自分の本の宣伝だバッド(下向き矢印)

多分に 
ひまわり先生のご主人様に出した謝罪のメールよりも 謝罪になっていないと思う
そこは、産婦人科のお医者様と 一般市民のおばちゃんへの返信の差だろう。

私は 菅谷市長が「福島の妊婦は堕胎すべき、女性は妊娠するな」と 遠まわしに言っていると受け取り 更にメールを出しました。

****以下 一部****

市長は 福島の妊婦は出産を控えた方が、女性は妊娠を控えた方が良いと思っていらっしゃるのですね?文中から、そう読ませていただきました。

 読売新聞の記事も読みました。福島の女性が 将来の妊娠について 不安に思っているというのは事実でしょう。
  しかしながら、本当に「福島の女性は3年間は出産を控えた方が良い」状況なのでしょうか? その根拠は 何なんでしょう?
 福島の女性の不安は、むしろ菅谷市長のような方々の発言に起因していると思います。そんな不安が、福島の子供たちの心を傷つける事のない様に、私は私に出来る事をやっていきたいと思っています。将来における「福島差別」を生まないためにも。

また、現在危惧しているのは、市長の発言が 「反原発運動」に利用されているという事です。これは市長の本意なのでしょうか?
http://ameblo.jp/misininiminisi/entry-11230524302.html

 市長が「福島の妊婦は出産を控えるべき」と そう思っていらっしゃるのなら、講演会活動で、素人相手に根拠なき「増えている」発言をするのではなくて、「日本産婦人科医会」の「中絶する必要はない」に対して抗議すべきですし、講演会での市長の発言の一部を利用して、福島の危険を煽る反原発家にも 抗議すべきだと思います。

 しかしながら それが市長の本意ならば、そう思うしかありません。

**** *****


もう 返事はないので
デマを流してでも、反原発に加担することが 市長の本意 なのでしょうね。

今回の動画は 削除されてしまいましたが
更に 他の講演会でも 全く同じ内容での発言があったようです。 更に酷い!!
http://shinobuyamaneko.blog81.fc2.com/blog-entry-94.html
http://www.youtube.com/watch?v=NchKeiuvRgQ&feature=relmfu
ここの11分10秒以降では、菅谷氏はこうしゃべっている

せっかく赤ちゃんができたんだけれども、おじいちゃん、おばあちゃんが、この時期の子どもはいらないって、言われちゃって、泣く泣く中絶してるっていう
今後大変な問題が出てくるはずなんですよ。福島で生まれた方は結婚できなくなっちゃうかもしれない。それはもう、福島出身って言うと、お父さん、お母さんが「あれは福島か~」って。で、あと、なかなかそれ以上進まない。これはまあ、あり得ることだ。隠しちゃう。今言ってるのは、もうちょっと大きな問題としては、福島市内で、これも入ったニュースでは、中学生の(?=聞き取り不能)な女の子とか、高校生の女の子が、私はもう汚染され、してしまったから、まあ結婚できない、子どもが生めないって、こういうことが日常から出てきている、こういうふうな状、これがいま、日本がこういう状況にある、っていうことを知っておいていただきたいと思います。



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衝撃 馬鹿にするなぁーーーーー!!! 怒 怒 怒  衝撃

再び 書いておきましょう。私も ここに問い合わせをしました。簡単です。

松本市公式ホームページ 秘書課への問い合わせメール
https://www.city.matsumoto.nagano.jp/cgi-bin/formmail/formmail.cgi?d=001020_000

※参考資料
原発事故後流産増えず 福島県が妊産婦を調査
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/06/20120613t61005.htm
福島県の妊婦の流産や中絶による非出産率が福島第1原発事故の前後で増減していないことが12日、福島県と県立医大の実施した「妊産婦に関する調査」で分かった。
藤森教授は「原発事故で流産や中絶が増加した事実はない。母乳に対する放射線の影響を心配する人も予想外に少なかった。さまざまな啓発活動が理解された結果だと思う」と話した。
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ほだべ!! (・ω・)/



今回は急にアクセスを頂いて 当初「こんな方向性の定まっていないブログで申し訳ない」「もう馬鹿な事は書けない」と 戸惑ってしまいましたが
まぁ、一過性の事でしょうし(笑)
ルイージさんから「秋桜さんや福島の方が誰に言われたからでもなく、ささやかな日常を自らの手で取り戻していらっしゃる様子が伝わってきます」とコメントを頂き、涙がちょちょ切れる位 嬉しかったです。(T_T)

これからも 気の向くまま 思いつくまま 皆さまのアドバイスや情報を頂戴しながら多方面なブログを書いていきたいと思っています。
これが福島の全部とは思わず、200万分の1としてご覧いただければ幸いです。お時間ありましたら、また訪れてくださいね。

ブログを紹介してくださった信夫山ネコ様、@plutob4様、リツイートしてくださった木村様、読んでくださった皆様方、ありがとうございます。