2015-2016の冬はノロの発生件数すくなかったですねー | 看護師が教える新米ママのための子ども看護学~子どもの治る力をぐんぐん伸ばす~

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● 2015-2016の冬はノロの発生件数すくなかったですねー

こんにちは。新谷まさこです。

この冬はノロの流行は、例年に比べると、断然件数がすくないですね。

半分以下です。今シーズンは。

感染症センター

(東京都健康安全研究センター「5シーズンの感染性胃腸炎集団事例の推移」より)

新型ノロウイルスの懸念もあって、12月にはTVでお話もしましたが…

思わぬ結果(苦笑)

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お正月まではあたたかく気温の高い日が続いていましたよね。

冬場のノロやインフルエンザウイルスは、寒くて乾いている環境が大好き!

だから、やっぱり発症件数にも影響がでたもよう。

気温も湿度も低くなってくる冬は、呼吸器の免疫機能も低下しやすい気候です。

免疫力が下がるため、入り込んできたウイルスに感染しやすくなります。

そうそう、インフルエンザウイルスが体外で存在できる時間は湿度が低いほど長くなると言われています。

これを、応用して考えると、子どもが熱を出すことは、ウイルスの活性化を押さえている理にかなったことですよね。

それと、水分補給に加湿も有効。

おうち看護でお話している事は、やっぱり大事だなーって、証明してくれたノロの件数でした♪

基本を知っていると、いろんな情報がくっついて分かっていくから楽しいですねー^^