2011-11-28
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IG幹部会で“戦略”の欠如が話題になった。
目標を掲げ、日々懸命に戦っているにもかかわらず、成果があがらない。当然、達成感がないのだから、疲れだけが残ってしまう。もちろん、そのような幹部は責任や焦りを肌で感じているだろう。
「なぜ、仕事の成果はでないのか?」 原因は、はっきりしている。幹部が幹部としての仕事をしていない、怠っているからだ。幹部の役割には、大きく3つある。
① 組織全体の目的・使命を果たすためにベクトルを合わせること。
② 生産的な場をつくり、部下に成長の喜びを実感させること。
③ 自らの影響力を自覚し、当事者意識をもって問題に貢献すること。
そのためには、「われわれの事業は、何か?何になるか?何であるべきか?」(P・F・ドラッカー)の問いについて、常に考えておかなければならない。まさに、この点の徹底を“戦略”という。
となると「幹部の仕事って?」「そりゃ、決まっているでしょう。“戦略”について、考えて、考えて、考え抜いて、その実行に責任を負うことだ」となる。
“戦略”が欠如すると、組織に次のような症状があらわれる。(要注意)
① 日々の業務や目先のことに追われ、革新性がなくなる。その結果、レベルの低い同質競争に陥り、生産性を低下させてしまう。(行き着くところは共倒れ)
② 自分の部署や自分のことしか見えなくなり、他との関係性を無視してしまう。その結果、個人の限界を組織の限界にしてしまう。(部分最適は、全体最適ではない)
③ 組織も個人も成長が止まってしまう。なぜなら、持続的成長のエンジンは“戦略”だからである。(戦略がないと、自らの限界を低く引いてしまう。過去の自分に相談をしてしまうからである)
幹部は、“戦略”計画の策定と実行に責任を負う。そのためには、第一に「選択と集中」。成果をあげられないものは廃棄し、自らの強みに集中する。第二に、「イノベーション」。未来の仕事をいかにつくるか。問題ではなく、機会に焦点を合わせる。第三に、「リスク」。事前にリスクを計算し、受動リスクを能動リスクへ変えることだ。
以上の要素をしっかりと頭に入れて、目標管理を徹底して行うことである(IG式目標管理システムの有効活用が効果的)。
“戦略”は、「仮説~実践~検証」の繰り返しによって確実に必然性が高まっていくものである。だから、手抜きは禁物。幹部は、肝に銘じて率先しなければならない。
“戦略”の良し悪しで、経営の質が決まるという(ドラッカー)。
(H23.11.21)
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