川越style「第3回彩の国カレーなる闘い」第三代チャンピオンの栄冠はどのお店に | 「小江戸川越STYLE」

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川越の現場で様々なまちづくり活動にも従事しています。
「小江戸川越STYLE」代表:石川真

 

また、カレー界に風雲急を告げる事態が発生。

2016年12月の第二代チャンピオンを決まって以来安定していたカレー界だったが、下剋上を誓うように早くも次回開催を要望する声が各地から上がり、ボルテージは日に日に高まっていく一方だった。

「次こそは勝つ!」、「絶対に負けられない!」、

守る者・獲ろうとする者双方の思惑が入り乱れ、事態は収拾不可の様相を呈していたところに、実行委員会から第三回大会を2017年5月7日に開催する旨が発表される。各地のカレー猛者達は、いよいよこの時が来た!と目をギラギラさせ、すぐさまカレーの開発に着手する者、普段のカレーをプラッシュアップさせる者、一番旨い!と言わせるための長い道のりが始まっていったのだった。

一体、第三代チャンピオンの座は誰の手に。

今年もまた、カレーチャンピオンを決める激闘が繰り広げられる。。。
2017年5月7日(日)ウニクス川越・ウェスタ川越で開催されたのが、第三回「彩の国カレーなる闘い」。


主催:カレーなる闘い実行委員会
共催:ウニクス川越/ウェスタ川越
運営:感動創出工場ジーンファクトリー株式会社

埼玉県内で活躍するカレー自慢の飲食店14店舗が一堂に集結。埼玉の食材を使い、その技と美味しさを県内外の方々に紹介、「彩の国 埼玉」の底力を存分に楽しんでいただきます。カレーというポピュラーな料理を通じ、埼玉県の農産物の販売促進、埼玉県内の各地域の食における観光資源及び食文化の創出を目指しています。
また、昨今都内を中心にカレーイベントが盛り上がりを見せている中、“カレー県、埼玉”という新常識の醸成を、川越の新しいにぎわい拠点ウエスタ・ウニクス川越から埼玉県、全国、そして将来は世界へ展開していく為の取り組みです。
 

彩の国カレーなる闘いは、2016年3月に始まり、初代チャンピオンには所沢市のカレーキッチンタキザワさんが、2016年12月の第二回大会では狭山市の狭山カレー工房りとるほっと。さんがチャンピオンに輝いてきました。

(「彩の国カレーなる闘い第1回大会in川越」2016年3月26日、27日ウニクス川越

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12145057117.html

 

(「第2回彩の国カレーなる闘いin川越」ウニクス川越広場2016年12月4日

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12226725078.html

 

彩の国カレーなる闘いのルールは簡単、参加者はまず受付を済ませ

1000円で5枚綴りチケットを受け取ると、ご飯を盛られた容器を手に、気になるお店のカレーを4つ選ぶことができる。じっくりと味を食べ比べ、その中からこれだ!と思うお店に金賞、銀賞の二票を投じることができます。金賞の方が得点が高い。それを最後に集計し、獲得数を考慮。来場者による投票ならびに、審査員による厳正な審査により栄光のカレーチャンピオンが決まります。

さらにまた、新たな審査方法が導入されたことが必見。

4つの中からではなく、参加店全ての中から選ぶことができる「全食制覇!プレミアムチケット」も販売していました。プレミアム審査は別室ににて行われ、これはどこのお店のカレーが分からないブラインドで味見をし、美味しかったカレーを決めてもらうもの。ブラインドなので、純粋に味だけで審査される。あのお店を推したいと思っても、14種類のカレーが並ぶ中で特定のお店を選ぶのは難しい、というかほぼ不可能。自分の舌が受け取った味のみで審査しなければならず、公正面は担保される。

 

彩の国カレーなる闘いでは、お米にもこだわり、いや、お米が実は大事な裏テーマになっていて、お米の魅力発信、消費を促すという狙いも底にあります。使用するお米は共通で、極選川越米。川越style倶楽部・日伊国交150周年記念事業において、極選川越米がイタリアの全国紙に取り上げられました。今回は食味値88の、まさにそのお米を使用します。

さらにカレーと言えば、じゃがいも、人参、玉ねぎ、お野菜といった名脇役たちの存在も欠かせない。ここにも川越産農産物の繋がりがあって、川越Farmer’s Marketが協力に関わっています。広場では川越のの利根川農園さんが出店し、あの絶品トマト&玉ねぎ含め農産物を販売しています。

ちなみに、利根川農園さんのお野菜を使った野菜カレーを提供する出場店がいくつもあり、農と食の連携、カレーを支える川越のお米とお野菜たちだった。

受付やお米、会場運営を担うのが、川越愛溢れるボランティアスタッフたちの存在。これもまた、カレーなる闘いの熱い側面であります。

 

それでは。

第3回彩の国カレーなる闘い、チャンピオンの座を射止めるべく、出場店の入場です。

■参加カレー店
エントリーNo.01 川越市代表 backyard café バックヤードカフェ

 


菓子屋横丁より徒歩3分赤間川沿いにあるカフェです。トマトカレーは、お子様も安心して食べていただけるよう、野菜たっぷりで甘めのカレーになっています。
川越市石原町1-18-8
TEL:050-5799-7919

(「ジョシカツフェスタ 2017」石原町の3店がコラボ ジョシがもっと輝くために

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12252491262.html

 

エントリーNo.02 川越市代表 Te'PAN Le OMUS

 


これぞカレー革命!鉄板焼レストランからの挑戦「目で楽しく・舌で美味しく・心で感動カレー」
第2回で、感じをつかんだ今回、底知れぬ実力が楽しみなカレーです。
川越市幸町8-11
TEL:049-298-6377


(「Te'PAN Le OMUS(テッパン ル オムス)」一番街で上質な食体験 鉄板焼きの店

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12240317583.html

 

エントリーNo.03 川越市代表
Jam3281

 


17年間継足し生まれたコクと旨み牛肉の柔らか煮込みカレーです。手間、暇を惜しまず仕上げた本格欧風カレーです。第1回、そして第2回チャンピオンカレーの師匠が小江戸川越を代表して参戦しております。
川越市大手町15-9
TEL:049-236-3909

(「Jam3281川越店」カッコいいカレー屋さん

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12113702895.html

 

エントリーNo.04 川口市代表
Curry庵 味蕾

 


★~本格欧風カレー~★当店ののカレーは13種類の香辛料と牛骨拳じっくり飴色になるまで炒めた玉葱、香味野菜等から1日半かけてブイヨンをとることより始まります。 こちらをベースにカレーを作り、それを一晩寝かし熟成させ、マイルド且つスパイシーに仕上げております。「庵」の字の通り、狭く質素な店内となっておりますが、ご来店いただいた全てのお客さまにご満足いただける空間をご提供させていただきます。
川口市中青木2-12-37
TEL:048-251-1184
 

エントリーNo.05 所沢市代表
onionmagic102(旧カレーキッチンタキザワ)

 


“旨辛トマチキカレー” 言わずと知れた、第1回カレーなる闘いでナンバー1になったカレー店。じっくり4日間かけて炒めた玉ねぎをベースに、厳選された30種類以上の厳選スパイスなどを使い、深いコクと旨み、上品な香りとスッキリとした辛さで皆様をおもてなし致します。
東京都東久留米市東本町1-8 エミオ東久留米  1F
TEL:042-420-9994

 

エントリーNo.06 さいたま市代表
キッチンニューほしの

 


ほしの和牛スジカレー 大宮市場で創業46年の洋食屋です。和牛・国産牛にこだわったすじ肉と、国産の野菜を8時間じっくりと煮込んで取った「だし」を使用した当店自慢のカレーです。ぜひご賞味ください。
さいたま市北区吉野町2-224-1
TEL:048-664-6128

エントリーNo.07 川越市代表
グランマCAFE

 


ミシュラン星持ち多田シェフ監修 秘伝スパイスをじっくり煮込んだ深みのある味わい、具沢山のホテルカレーをお楽しみください。
川越市大字小室55
TEL:049-247-2858
 

エントリーNo.08 川越市代表
copoli

 


フルーツの旨味が詰まったチャツネ、じっくり炒めたあめ色玉ねぎ、ほどよい酸味のイタリアントマトソースなど、出来る限り自家製にこだわった北インド風本格カレーです。コポリの本気、お見せします!
川越市南通町16-5
TEL:080-5932-1650

エントリーNo.09 上里町代表
夢みるぱさり

 


★たまっこカレー★  自社農園で採れるハーブを使うことでおいしさに深みがあるカレーです。トッピングの香り煮玉子は、若鶏が初めて産んだ「初うみたまご」!たまご屋ならではのおいしさです。
児玉郡上里町三町828-4
TEL:0495-33-1123

エントリーNo.10 川越市代表
Calirornia Kitchen W

 


★”W”チキンティッカマサラ★ タンドリーチキンをトマト、タマネギ、クリームベースのカレーで煮込んだカレーに川越のサツマイモを使用したクリスピースイートポテトをトッピング。柔らかく煮込まれたチキンに香ばしく揚げたスイートポテト、まろやかなカレーのバランスをお楽しみください。
川越市新富町1-3-5 2F
TEL:049-223-9108

エントリーNo.11 川越市代表
がブリチキン。川越店

 


★濃厚!鶏の極みカレー★ 日本からあげ協会によるから揚げグランプリで5年連続金賞受賞の実力を持つこの店で人気の〆の逸品カレーに、店長秘伝の濃厚鶏ソースを注ぐことで、鶏の旨み極まるカレーに仕上がりました。これはヤバい!必食です。
川越市脇田本町16-12
TEL:049-241-0390

エントリーNo.12 行田市代表
行田古代米カレー

 


★アジアンスープカリー仕立て★ ココナッツとハーブの効いたスパイシー&クリーミーなスープカリー!豚角肉も入ったこくあのるルーは、ご飯との相性抜群です。一度食べたら、やみつきなること間違いなし!
熊谷市銀座2-10-2
TEL:048-598-8091

エントリーNo.13 川越市代表
ROTOM 

 


★〜芋と小江戸黒豚の恵み〜トロッと極上さつまいもカレー★川越名産のさつまいもを使用し、サツマイモの甘み、小江戸黒豚のコクと旨み、そこにスパイスを見事にハーモナイズした逸品です。
川越市松江町2-4-5
TEL:049-298-6606

エントリーNo.14 川越市代表
Arthur

 


★川越コク旨濃菜カレー★ 第1回カレーなる闘いを制したカレーキッチンタキザワのシェフ浅川氏がこの春お店を卒業し、独立の第一歩として、川越の利根川農園とタッグを組み、“濃菜”すなわち濃い野菜をふんだんに使った、肉に頼らないコク旨カレーを生み出しました。師匠、Jam3281の瀬谷オーナーに“優勝”で恩を返します!
(仮)川越市中台2-19-20
TEL:090-9158-7621

10:30のスタートの号砲が鳴り響くと、来場者が早速容器を手にどのお店のカレーにしようか熱心に吟味し、カレーを選んでいく。まず4つの中に選ばれるという、ここから勝負は始まっているのだ。

 

 

 

 

 

 

 

自店のカレーの売りをPRし、選んでもらおうと呼び込む各店。

4つのカレーを注いでもらったら、いよいよ食べ比べ。

全て「カレー」という食べ物のはずなのに、なんという多種多様なことか。。。

色や香り、粘度に同じものが一つもなく、驚きはカレーを口に含んだ時にさらに大きくなる。辛さ、コク、食感、余韻、全て違う。。。

それぞれに良さがあり、一番を決める難しさに頭を抱える。

それでも、これだと思う一番のお店に金賞、もう一つには銀賞を投票していく。
カレーの大会なら有名店が勝つのだろうと思われますが、ここが大会形式の難しいところで、面白いところ。大会が始まった当初は有名店のネームバリューが投票に影響していましたが、回を重ねるごとに参加店のレベルが上がり、来場者の純粋にその時のカレーで選ぶという投票が徹底されていき、お店の看板ではなくその時の味が勝負の分かれ目になるという競技性がアップ。もう有名店がそのまま勝つという簡単なものではなくなった。
出場店のカレーのレベルが上がったというのは、それだけ出場店がこれに懸ける想いが強くなっていることであり、「チャンピオンを獲りたい」、みなその想いだけを胸に抱いていました。

 

 

 

 

 

川越のがブリチキンさんがスタートから順調に票を伸ばすという展開、
それにキッチンニューほしのさんも必死に追いかける、

Te'PAN Le OMUSさんは、一番街にお店を構える鉄板焼き店としてのプライドを持つ。
カレーになんと、お店の代名詞ともなっているローストビーフまで載せて提供し、勝負に懸ける想いがひしひしと伝わってくる。
Jam3281さんには、他のお店とは違った種類のプライドがあった。
「うちはカレー専門店、絶対に負けられない」、専門店だからこそのカレーの深みには自信があり、ファンもたくさんいる、専門店というプライドにかけて負けられない闘いだと自覚していた。それを言うなら、onionmagic102(旧カレーキッチンタキザワ)さんも同じ。カレー専門店のプライドに加え、初代カレーチャンピオンという称号を引っ提げての第三回大会参戦だった。あの勝利が夢でもまぐれでもなく、絶対的なものだったと証明するためには、勝つしかない。プレッシャーに圧し潰されそうになりながらも、虎視眈々とチャンピオン返り咲きを狙っていた。
キッチンニューほしのさんは、過去の大会でも各部門で上位に入賞していた実力店、安定した力を発揮して毎回高い評価を得ています。この日も序盤から票を伸ばし、金賞・銀賞を投票箱の中に積み上げていった。
行田古代米カレーさんも毎回出場し、安定した成績を残しているが、さあ、ついにチャンピオンまで昇り詰めることができるか。
初参戦で話題沸騰となっていたデイリースタンドコポリさんは、さすが川越の人気店だけあって、ファンが応援に押し寄せ、着実に票を獲得していく。

カレーは辛いもの、というだけでなく、辛くない、という方向ももちろんあって、
さらに、イベント用にカレーを開発するか(つまり、イベントで勝てるカレーを開発するか)、いや、お店で提供しているそのままのカレーで勝負するかというのもそれぞれのお店の考え方による。お店の考え方が如実に反映される。そうした対応が必要になってくるくらい、参加店のカレーのレベルが上がって、イベントに照準を合わせないと来場者の票が獲得できなくなってきたような熾烈さを増しているカレーなる闘い。
それでも、「うちはこのカレーが売り、ぶれずにお店のそのままで勝負したい!」というこだわりを持つお店の存在も光る。

 


backyard cafeさんのトマトカレーには「子どもたちが食べやすい」と好評て、親子票を確実にゲットしているようでした。


カレーの闘いで、辛くないカレーというのはある意味決断が迫られるものですが、辛くないトマトカレーで勝負し続けるbackyard cafeさんの姿は印象的。
野菜推しというところでは、Arthurも目が離せない。


実はここ、初代チャンピオンであるカレーキッチンタキザワの浅川シェフのカレー、現在はお店を離れ、川越にて飲食店独立準備中で、第三代チャンピオンの座を狙って参戦。
浅川さんもこれまでのお店とは違った路線で勝負、野菜をテーマにしたカレーを開発していました。
投票所では、「野菜の味が良かった」とのことで一票を投じる人の姿が見られました。
ROTOMさんのカレーも上に載っているさつま芋が象徴、「あのさつま芋のカレーに一票入れたい!」と推す声が多数見られました。

投票所では、「一番コクがあって美味しかった」、「クリーミー感がよかった」、「辛みが好みだった」など、どのお店にも一定の票が入り、それぞれの人の味の好みの多様さを感じさせる。
その光景を見ていると、どのカレーも間違いではなく、どれもありで、いろんなカレーがあるからこそ楽しいのだと感じさせるが、、、、勝負は無常なもの。この中からチャンピオンを決めるという過酷な現実が目の前に横たわっていました。
「出場するからには勝ちたい」。
どのお店も自店への投票を呼びかけ、勝ちにいく執念が感じられた。。。

4つだけでなく、別の4種類のカレーを選ぼうと、また受付を済ませてお店を回る熱烈なカレーファンもいて、出場者がカレー猛者なら、来場者もまたカレー猛者。

そして、ウェスタ川越室内特設会場では、「全部のカレーを試食して選びたい」というこれまでの要望に応える形で、今回から始まったプレミアム審査員がカレー全食を試食した中から選ぶという「全食制覇!プレミアムチケット」審査が行われている。

一歩足を踏み入れたそこは、厳粛な雰囲気に包まれ、みな真剣な表情で一つ一つのカレーにじっくりと対峙していました。

 

 

会場を満たす緩やかな音楽、ステージを担当するのは、NPO法人おとまち小江戸。今回も音でカレーなる闘いを盛り上げました。

 

 

 

 

 

 

外の広場では、カレーが底をつくお店が出始めていた。どのお店もかなりの量を作り込んで来ましたが、それでもカレーファンたちの熱気にみる見るうちに残りが少なくなっていく。

美味しかったらぜひうちのお店に一票を!声を枯らしてPRする出場店、そして投票所では残酷にも金賞は一票のみ、という現実。その金をこのお店に入れると確信的に投じる来場者。努力がそのまま報われるならこんなにいいことはない、しかし、どんなに頑張ってもチャンピオンまで登り詰められるかは別の問題、そのもどかしさ。

 

 

 

あがいてもあがいても、思う通りに頂点までたどり着けないものだからこそ、チャンピオン、という頂点の価値は余計に輝かしいものになっていく。これが、カレー大会の難しさで、醍醐味。栄光は誰の手に。

カレーが完売したお店もちらほら出てきて、川越米も朝から相当な量が盛られていきました。

ここまで無我夢中で進んできた出場店ですが、終盤になってくると投票の行方を気にしだす様子が窺える。一体、今、投票はどうなっているんだろう、うちに金賞・銀賞を入れてくれた人はいただろうか、どのくらいの枚数が入っているだろう。

いよいよ、結果が出る、出てしまう時がやって来た。

 

16:00。終了の合図が出されると、場内の空気が緩んだようになる。緊張から解放され、第三回彩の国カレーなる闘いの激闘が終わったのでした。。。
すぐさま別室では、厳正な集計作業が始まっていきました。


ステージでは仁居実行委員長による大盛況に終わった大会総括が行われ、来場者、出場店が結果発表を固唾を呑んで待ち構えていた。

「お待たせしました。結果が出たので発表します。まずは、審査員特別賞の発表から始めたいと思います。審査員の評価が最も高かった審査員特別賞は・・・川越Rotomさんです!!」

 

会場からどよめきが起こる、なによりRotomさん自身が驚いたようで、おおー!!と雄たけびを挙げました。意気揚々とステージに上がって仁居さんより賞状が授与されました。

やはり、代名詞となっているさつま芋の力は大きかった。。。

審査員を唸らせるだけでなく、投票所では、さつま芋のカレーに一票入れたいという声が多かった。改良を続けてきたカレーが見事に結果に結びつきました。

 

「続いて、販売王の発表です。これはシンプルに最も販売数が多かった賞です」

言い換えれば、4つのカレーの一つに、一番多く選ばれたお店ということになる。

「発表します。販売王は・・・キッチンニューほしのさんです!!」

ほしのさんはなんと、400食以上のカレーを販売した。僅差で上位には入らなかったですが、来場者に支持された数の大きさは一番。

 

「ここからはいよいよ、上位3店の発表です。第三位は・・・

カリフォルニアキッチンWさんです!!」

またもどよめきが起こる場内、あのクリーミーでまろやかなチキンティッカマサラが第三位に輝きました。普段のお店から女性客が多いお店で、投票でも女性票を多く集めていたのが、Wさんらしい。

 

「続いて、第二位の発表です」ジャカジャカジャカ・・・ドラムロールが鳴り響き、緊張が場内を走る。

「第二位は・・・デイリースタンドコポリさんです!!」

初出場で快挙達成!コポリさんが出場すれば、いきなり上位に食い込んでくるだろうという大方の予想通り、見事に第二位に入ってきました。コポリさんもカレーなる闘いに並々ならず決意で臨んでいたので、結果は順当とも言えるが、勝負のあやはその時の状況でころころ変わるもの、実力店がそのまま実力を発揮し、来場者の舌を納得させました。

 

「そして、残すは1店のみ。最後はカレーチャンピオンの発表です」

ついに、第三代カレーチャンピオンの発表の時が来た。

この栄光のために、長い時間準備し、試行錯誤を続け、闘いにしのぎを削ってきた出場店。

全ては、この栄光のために。。。

「それでは、発表します。彩の国カレーなる闘い第三代カレーチャンピオンは・・・がブリチキンさんです!!」

 

なんと、がブリチキンさんも初出場、いきなりカレーチャンピオンという栄誉に輝きました。
やはり、序盤から票を集め続けた結果は大きかった。。。
「食べやすかった」
「親しみある味」
「鶏の旨味が感じられた」など絶賛の声が多かった、がブリチキンさん。

子どもから大人まで、満遍なく支持されたのが大きかった。

お店は、川越駅西口、踏切そばにあるお店で、鶏の唐揚げに定評あるお店ですが、鶏を主役にしてのカレー出品で見事頂点に。

 

■第三回「彩の国カレーなる闘い」結果
第三代カレーチャンピオン がブリチキン

第二位がデイリースタンドコポリ
第三位がカリフォルニアキッチンW
販売王がキッチンニューほしの
審査員特別賞が川越Rotom


どんどん熾烈な闘いになっていく彩の国カレーなる闘い、次回はどのカレーがチャンピオンの座に輝くのでしょう。。。

彩の国カレーなる闘い仁居実行委員長は、

「みなさまに選ばれた栄光のカレー店舗を中心に、『新たな文化の創生』、『地域企業・団体・各市町村との連携』、『地域の活性化』に寄与していきたい!と考えております」と語る。

カレー文化発展のために、今後の展開にも目が離せません。