川越style「埼玉子育て結婚応援フェスタ」ウェスタ川越 「地ビール地酒&グルメフェスタ」 | 「小江戸川越STYLE」

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「時が人を結ぶまち川越」
川越のヒト・コト・モノ、川越物語りメディア、小江戸川越STYLE。
川越の現場で様々なまちづくり活動にも従事しています。
「小江戸川越STYLE」代表:石川真

2015年に川越駅西口に埼玉県の施設であるウェスタ川越がオープンしたことで、

この一年を見ただけでも、川越の街が変容してきたのを実感している人も多いと思います。

これまで川越で公演しなかったような有名人がウェスタ川越の大ホールを使うようになり、

当初こそ、あの有名人が川越に!あの公演が川越で!と驚きを持って迎えられましたが、

今では毎月のように大ホールで様々な催しが行われることが常態化した結果、

市民も冷静に受け止め、内容を吟味するようになったことが、街が大きく変わったことを物語っているよう。

この一年の変化は、川越の歴史的にも重要なターニングポイントだったと振り返ると思います。

そして。

ご存知のように、ウェスタ川越は埼玉県の施設であり、埼玉県の重要発信拠点として位置づけられ、

そのポテンシャルは計り知れないものがあると誰もが考えてきました。

今までの外から有名人が川越にやって来るという段階から、
いよいよ、ウェスタ川越発で発信を始める時が来ました。

その意味で、このイベント自体が、間違いなく一つのターニングポイントになったと思います。

 

2016年9月19日(月・祝)ウェスタ川越で開催されたのが、

 

埼玉県主催「埼玉結婚子育て応援フェスタ」10:00~16:00。
 


 

埼玉県が結婚サポート、少子化対策を二つの大きなテーマとして、

これでもかと内容を盛り込んだイベントは、まさに埼玉県の底力を見せようという意気込みでした。

ウェスタの一階も二階も、館内は結婚と子育てをテーマにしたブースで埋まっていて、

それぞれが独立した一個のイベントでも成り立つのに、

それらを全部ここにまとめてしまうという破壊力。ウェスタ川越だからこそ出来ることです。

9月19日当日は生憎の雨模様となりましたが、会場は最初から最後まで人でごった返していました。

雨でもこれだけの人が来るのが、今までの川越のイベントでは考えられないこと。

ウェスタ川越の室内多目的ホールでは、

これから結婚を考えている人向けやママ向けのブースが中心に勢揃い。


 

 

■結婚応援見本市/1F多目的ホールAB
・ミニブライダルフェア

 

『川越市内の式場を中心に、様々なウェディングプランをご提案。結婚を考えている方、必見です!

出展|川越プリンスホテル、川越東武ホテル、ラ・ボア・ラクテ、イオンウェディング』




 




 


■1日結婚相談

『結婚応援サポーターによる、相談コーナー』

出展|ゼクシィ縁結び、ツヴァイ、パートナーエージェント、(一社)結婚・婚活応援プロジェクト
 


■自分磨きコーナー

『キレイになりたい!ママになっても仕事をしたい!美容やスキルアップのための見本市』

・デンタルエステ・ホワイトニング体験

・お試しネイル

・資格取得&仕事に役立つ講座案内

出展|ソン デゥ ボー、わかるとできるパソコン教室ウニクス川越校
 


  

 

■県立高校生によるドレス展示

 

手作りドレスを披露

鴻巣女子高等学校、新座総合技術高等学校、越谷総合技術高等学校

 

一階から二階に上がると、各所でいろんな催しが開催されています。

 

■子育て応援イベント・セミナー
2F情報コーナー 11:00~15:00

手作りおもちゃ体験。

川越市子育て支援センター

『身近なものでかんたんに作れるおもちゃを紹介!作ったおもちゃはお持ち帰りできます。』




 

■2F会議室1・2 13:00~15:30

 

ママとベビーのフリーマーケット

・ベビーカーやおもちゃ、衣類などベビー用品限定のフリーマーケットを開催します。

・知育玩具体験&販売

ステーショナリーショップa-Z

(株式会社フカワビジネス)遊びながらすくすく育つ知育玩具をご紹介。




■2F活動室1 10:30~11:30

『「結婚・子育てライフプランセミナー」~お金の不安をなくして笑顔で暮らす~

結婚や子どもにかかるお金って一体いくらするの?マイホームいくらなら買えるのかな?共働きの家計管理ってどうすればよいの?

笑顔で暮らすマネープランの考え方や、夫婦で学びたい知らないと損する制度などをお届けします。』

○受講料|無料、申込制。

○対象|カップル(既婚、未婚は問いません。2名様にてお申込みください)

講師:鈴木 さや子(株式会社ライフヴェーラ代表取締役)

家族が笑顔になれるための生活に役立つお金の知識を、主に女性向けに、セミナーやコラム記事などを通じて情報発信。保険などの商品を一切販売しないFPとして活動中。女性の心に寄り添う個人相談にも力を入れている。中学生・小学生の母。



■2F活動室3 13:00~14:00

『産後ママの心と身体をケア ~お悩みサポート&ママヨガ with ベビー~

出産後の気分の落込みなど、なかなか言葉に出せない悩み・相談にトークを交えながらアドバイスします。』

○受講料|無料、申込制。

○対象|3歳までの子供とお母さん

講師:守山未唯

現役医師。全米ヨガアライアンス RPYTマタニティヨガインストラクター


■2F音楽室1

乳幼児のための楽器体験ワークショップ

栗原楽器ヤマハ音楽教室

親子で楽しむピアノや打楽器を使ったワークショップです。

10:30~10:50/11:15~11:35(各回20分)

参加|無料、申込制。

対象|1歳~3歳(親子で参加)
 

 

 

 

 

■屋外交流広場 10:00~16:00
・アートバルーンで英会話体験

 

・英会話のミネルヴァ

・楽しく歩こう!

COSUCOJI

「2万歩あるいても疲れない靴」を体験!親子で楽しむファッションもご提案。

屋外で予定されていたバルーンなどですが、急きょ室内にて開催。

それでも終始子どもたちの賑わいが絶えませんでした。
  

 

  

 

 

そして、室内での目玉イベントとして銘打っていたのが、
≪同時開催≫

 

小江戸街コン「カワゴエン」×「ウェスタ」でした。

ウェスタと連動し、ウェスタを舞台に「街コン」を開催。
○参加登録料

男性:1500円ペアドリンクチケット付(当日参加2000円)

女性:1000円飲食チケット*任意購入

○参加条件:満20歳以上の独身者

*原則2名1組でご参加ください。

○申込期間:8月19日(大安)スタート!

○募集人数:男性・女性共に100名

○開催スケジュール

10:00~受付開始(2F 会議室1・2)

12:00 ペアドリンクチケットで乾杯!!(交流広場)

 

この街コンこそ、結婚応援として重要な企画、

 

ここから屋外イベントの展開が広がっていったと言っても過言ではない。。。

 

さらに室内ステージでは、子どもが楽しめるものから有名人のトークショー、

 

ものまねLIVE、イリュージョンショーと、多彩なステージが披露されていきました。

■ステージイベント/多目的ホールCD
午前の部

結婚&子育てが楽しくなる結婚子育て応援トークショー

出演|鈴木奈々、小森純、ジョイマン、みかん




 

 

・みかんものまねLIVE

 


・シルバニアファミリーわくわくステージショー

『シルバニア村からショコラウサギちゃんが遊びにくるよ!』

 

午後の部

 

来賓挨拶として上田埼玉県知事が壇上で挨拶し、内閣府担当、

県議会議員、川合川越市長らとともに

「埼玉で結婚を始めよう!」と大きくPRしました。




 

・講演『「結婚&子育て」いまあなたがすべき7つのこと』

 

講師:牛窪 恵 (世代・トレンド評論家。マーケティングライター)

インフィニティ代表取締役。同志社大学・創造経済研究センター「ビッグデータ解析研究会」部員。1968年東京生まれ。日大芸術学部 映画学科(脚本)卒業後、大手出版社に入社。5年間の編集及びPR担当の経験を経て、フリーライターとして独立。2001年4月、マーケティングを中心に行う有限会社インフィニティを設立。現在、『日本経済新聞』『日経ビジネス』『AERA』ほかに連載、または定期寄稿中。

 

 


15:00~

『イリュージョンショー XK徒/慶

ドキドキワクワク、壮大なイリュージョンをお楽しみに!』

 

 


  

 

という、盛り沢山な内容だったイベント。

 

イベントとしては、ウェスタ川越室内での埼玉結婚子育て応援フェスタがメインとなりますが、

実はこれに合わせ、もう一つの一大イベントが外の交流広場で同時開催されていたのです。

それが、「地ビール・地酒&グルメフェスタ」。実はこちらの方を特に伝えたいという本心もあります。
 




もともとは、室内で街コン「カワゴエン」が開催されることに合わせ、

参加者にお酒とグルメを楽しんでもらおうという趣旨から立ち上がったもの。

しかし、せっかくなら単体でも今までにないイベントにしようと内容が練りこまれ、

街コン参加者のみならず、来場した一般の人にも楽しんでもらおうと発展していきました。

川越市のCOEDO、鏡山をはじめ、所沢市の所沢ビール、川口市の川口ブルワリー、

さいたま市の氷川ブリュワリー、羽生市のこぶし花ビール、上尾市の文楽、秩父市の秩父錦、

埼玉県各地の地ビール、地酒が勢揃いするというのは、川越で初めてと言ってもいいくらい。

 









   

「埼玉」を大きくPRしようとするイベントを開催しようとしても、

今まで川越で最適な場所があまりありませんでしたが、

ウェスタ川越が出来たことで、いよいよ川越でこういうことも可能になったことを知らしめていた。

お酒に合わせるグルメも埼玉各地から集まり、岩手県大槌町の海鮮物も合わせ、

お酒とグルメの相乗効果で活気ある雰囲気を作り出していました。

室内の埼玉結婚子育て応援フェスタでも充分盛り上がっていましたが、

屋外でこれを合わせたことで、よりウェスタ川越全体がお祭り感に包まれていました。

雨がしのげる室内と違って、屋外は雨が降りしきっていました。

それでも・・・ほぼ全ブースが完売したということで、どれだけ賑わったか伝わるでしょう。

 


 









 

 

その中で川越勢の飲食出店のコーディネートを個人的に担当したのですが、

 

お酒に合うもの、あるいはウニクス川越に買い物に来る人のことを考えて声を掛けていきました。

ハーブフランクやタコスを出品してくれたのが、クレアモールにある「MDTcafe&dinig」さん。

イベント出店というと、2016年1月ウェスタ川越「小江戸川越農産物と食のまつり」、

2016年5月クレアパーク「ミニ川越Farmer’s Market」など多数出店しています。

地ビール・地酒にはMDTだろう、とまっ先に思い浮かんだお店でもあります。


 

 

MDTさん、イベントで定番のハーブフランクは、GWに店頭でも販売していたことが記憶に新しい。

 

 

 

(「MDTcafe&dinig」さん) 

 

お酒に合う焼き鳥など「肉」は、埼玉各地からやって来ることが分かっていたので、

 

直球を避けての選択をした川越勢、仙波町から出店してくれた「ピケニケ」さん。

サンドイッチのお店で、イベントでは中に挟む具をローストビーフや卵にし、

お酒と一緒に頬張る人が続出していました。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

(「Coffee&winestand pique-nique-ピケニケ」住宅街のオアシス的カフェ

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12075529697.html

 

脂っこいものばかりでも飽きてしまうので、お菓子も必要だろうと出店してくれたのが、

 

川越八幡宮近くにある「やき菓子野里」さん。
 


 

 



 

(「やき菓子 野里」自分を大事に。人を大事に。八幡通りにある焼き菓子専門店

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-11573146131.html


パン屋の出店もあり、川越の南大塚、ナンツカから駆け付けてくれたのが、

「NANTSUKA BAKERY」さん。



 

 

 

 

(「ナンツカベーカリー」南大塚駅北口できた新しいパン屋 サンセリテから受け継いで

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12174096397.html


 

埼玉結婚子育て応援フェスタ、それに地ビール・地酒&グルメフェスタ、

 

イベント自体は、埼玉県が主催し、内閣府が後援についてと、力を入れた華々しいものです。

その舞台裏、現場レベルでは実は、川越市民の有志が作り上げている部分が多々あり、

公には発信されないことではあると思いますが、

市民が作ったイベントであったことは、記しておきたいこと。

広場の合同イベント地ビール・地酒&グルメフェスタもそうだし、

街コン自体も川越市民が多くボランティアスタッフとして支えていました。
 


 

(朝のミーティングから設営まで多数のお手伝いが参加)

それに。

なんということでしょう、イベント全体のプロデュースも、

川越市民が思わぬ形で関わることになっていたのです。。。

今回のイベントが開催される裏には、キーパーソンとして、

これまで川越で街コン「カワゴエン」を開催してきた仁居さんという人物の存在がある。
 

 

2014年年末に川越駅西口にあるラ・ボア・ラクテで開催された

 

街コン「カワゴエン」を中心にした合同イベントのことを覚えているでしょうか。

 

 

(「フェイスブック小江戸川越祭」カワゴエン×小江戸なでしこ広場×おとまち小江戸

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-11965281121.html

街コン「カワゴエン」は、仁居さんが中心となってこれまで川越で7回開催してきて、この時で8回目。

カワゴエンの流れは、ラ・ボラ・ラクテで受付を済ませて、

提携するお店に足を運んでもらい交流を深める。

そして別のお店へ移動し、2店を巡ってもらう流れでした。

 

街コン自体は川越でいくつもの会社が企画し開催されてきましたが、

 

ブームの下火と共になくなっていったものが多い中で、

ここまでの回数を重ね、この規模で今も続けているのはカワゴエンくらいのもの。

カワゴエンがスタートしたのは、2012年3月のことでした。

実行委員長の仁居さんが振り返ります。

「東日本大震災から一年経った時に、

『震災から一年経って状況はどうなったんだ、何も変わってないんじゃないか』

そこから自分達で動こうと始めたんだ」

初回の街コンは1000人の参加があり、まさに街中に参加者が溢れたイベントになった。

当時は蔵里が受付だったので、多くの参加者が集まる賑わいを目にした人もいたのではないでしょうか。

以来、2012年に3回、2013年に3回、2014年に2回と計8回目の開催。
そしてここが仁居さんのこだわりでもある、収益は全て震災の被災地に寄付。

石巻の大川小学校には継続して義援金を送り、

学校から感謝状を送られるなど交流は続いています。

そう、営利目的ではないというカワゴエンだったのです。

仁居さん自身は、川越で印刷・製本会社「豊翔」を経営している人。

 

仁居さんが語る街コンは、単に出会いだけを目的にするというよりも、

 

街コンを開催することで、

「川越内だけでなく広範囲の地域から川越に人がやって来てくれる。

街コンならではの求心力で、参加者に川越を知ってもらう機会にもなるはず」。

被災地支援と川越の地域活性化の二つを実現することができる、とこれまで続けてきました。

地域活性化を意識しているからこそ、

川越に来てもらって街コンに参加してもらって終わりにせず、

仁居さんのこだわりとして、

街コン開催に合わわせて川越の情報冊子「カワゴエン」を制作し、参加者に配布もしていた。

 

川越で街コンを展開している仁居さんと、

 

埼玉結婚子育て応援フェスタの目玉企画として街コンを考えたウェスタが繋がるのは、

ある意味必然の流れだったと言えるでしょう。

ウェスタ川越から仁居さんのところに話しがきて、街コンを担当しましょう、ということになり、

打ち合わせに参加するごとに話しはそれに留まらず、担当する部分が広がっていき、

いつしか気付いたら・・・イベント全体のプロデュースを担うような位置になっていた。。。

ウェスタ川越としても、これだけのイベントを主導していくのは大変なこと、

これまで、カワゴエンのみならず様々なイベントを開催してきた仁居さんと出会ったことで、

ある意味道が開けたような感覚になったのではないかと想像します。

きっかけはカワゴエン、そこから発展して全体のプロデュースへ、

それは相当の荷の重さがあったはずですが、仁居さんは快く承諾し、

文字通り寝る間も惜しんでイベントを作るために日々奔走していった。

その中で、地ビール・地酒&グルメフェスタに協力を請われ、参加していった経緯です。

 

ちなみに仁居さんは、川越Farmer’s Marketに欠かさず出店している

 

「極選川越米プロジェクトチーム」も主宰していて、

川越のお米を広める活動にも熱心に取り組んでいます。

 

 

 

 

 

 

(前編 第一回「小江戸川越農産物と食のまつり」2016年1月31日ウェスタ川越

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12124147126.html

さらに、川越米から派生する形で、お米をもっと食べてもらおう、お米の魅力を伝えたい!と

「カレー」という切り口を持ち込んだ。これが斬新で、大きな反響を呼びました。

そうです、2016年3月に開催した「彩の国カレーなる闘いin川越大会」です。

仁居さんはこのイベントの実行委員長も務めています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(「彩の国カレーなる闘い第1回大会in川越」2016年3月26日、27日ウニクス川越

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12145057117.html


埼玉県主催で埼玉県へ発信していたイベントですが(チラシは20万部!)、

内情は川越市民が支えていたもので、今後いろんな形で埼玉県発信となっても、

やはり、川越市民が縁の下で支えるのは変わらないと思います。

そこのギャップがまた、面白いとも思うのです。
彩の国カレーなる闘いは第二回大会が12月4日に予定されています。

また、埼玉の地ビール地酒のイベントも来年単独で開催されるかも。

ウェスタ川越で誕生して、川越の可能性がどんどん拓いていっているのを感じます。
この一年で川越はこれだけ変わった、さあ、この後の一年でどれだけ変わっていくでしょう。。。