川越style「TOP SECRET CAFE」川越駅西口の癒し空間 | 「小江戸川越STYLE」

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「時が人を結ぶまち川越」
川越のヒト・コト・モノ、川越物語りメディア、小江戸川越STYLE。
川越の現場で様々なまちづくり活動にも従事しています。
「小江戸川越STYLE」代表:石川真

ソファ-に座りながら、ふと、ここはどこだと改めて思い返した時に、

そうだ、川越駅西口なんだと理解してみてもなんだか実感が伴わず、

どこか遠くの静かな場所へやって来ているような感覚に浸れる空間です。

新しいお店が街の様子を変えていく。これから楽しみなエリアとなっていきます。

 

ウェスタ川越が2015年3月にオープンして、注目を集める川越駅西口。

 

ウニクス川越や1700席の大ホールといった施設が駅周辺の人の流れを変え、

街の姿が少しずつ変わっていくことが予想されます。

 

駅西口エリアというと、いろんな飲食店がある中でも、

 

カフェの存在はあまり見られなかった今まで。

川越駅周辺自体、歩いて行ける個人店のカフェが少ない中で、

待望の素敵なカフェがオープンしています。

 

川越駅西口に降りてから道を右手に進み、埼玉信用金庫がある五差路を踏切方面に入っていきます。

 

その道沿いにあるのが、2014年8月にオープンした

「TOP SECRET CAFE(トップシークレットカフェ)」。

 

 




同じ西口エリアといってもウェスタ周辺の賑わいから離れ、

この落ち着いた通りに、まさか素敵なカフェがあるとは、という出会い方で迎えてくれる。

カフェというのは、そのような意外な出会い方も実は大事なんじゃないかと思うこの頃。

人通りが多く、ここにカフェがあったら便利、という場所にあるよりも、

多少分かりにくくても、こんな所にカフェを見つけたという発見が期待を高めたり、

「ここは自分だけの癒しの場所」と愛着が湧いたりし、

そう考えると、多少分かりにくいところにあって欲しいと思ったりもする。


ウェスタ川越の通りが表通りだとしたらここは裏道、川越といえば裏道文化、

場所柄「うらかわ」と言ってもいいTOP SECRET CAFEです。
ちなみにお店の前の通りを進み、踏切を越えてさらに行くと

「ピッツェリア ダ・アチラン」が近くにあり、

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-11824846045.html

最近の新店が西口エリアを活気づかせています。

TOP SECRET CAFE、店内に入るとテーブル席にソファー席があり、

大きなガラス越しに外光がたっぷり入り店内を優しく照らします。

 

 


 


中に入った時の、外と中の時間の流れ方のギャップにまず驚く。
どこの街であっても駅周辺となれば人の歩く速度も早くなるし、

 

だから空気の流れ方も速く、緊張感が高まる。

しかし、TOP SECRET CAFEに足を踏み入れた瞬間

時計の針の動きがにわかに緩やかになっていくようで、
カフェにあって欲しい非日常感が入口からすぐそこにあり包み込まれる。
駅が近くにありながら、そう思わせない遠い隔たり感が魅力。

 

TOP SECRET CAFEのようなお店が、

 

ビジネス街、マンション街というイメージの西口の雰囲気を変えていくことになりそう。
なにより、西口にもゆっくり過ごせる個人のこだわりのカフェがあることが本当に新しい。

店内を奥に進むと、まるでそこは自分たちの部屋のようなソファー席があり、まさに特等席。

「お店に入ってここをまっ先に目指す方も多いんですよ」と

TOP SECRET CAFEの小池さんが話すのも頷けます。

お店自体が落ち着いた癒し空間で、さらに奥の席は、

このエリアで貴重な、と言いたくなるくらい他にはない座席空間。

 

 

ランチタイムは近隣の会社などから訪れる方も多く、

それを過ぎると子ども連れのママさんたちが寛ぐ光景が見られ、

夜になるとシックな店内に惹かれて男性客がふらっと入ってくることも多いという。


食事はどれも丁寧に手間をかけたもので、メニューブックを開くと、

ハンバーガーにフォカッチャ生地のピザに、

グリーンカレーやタコライスといったご飯、パスタのメニューが並び、

ランチセットならサラダとドリンクが付きます。

定期的に変化していくランチメニュー、ある日のメニューには

ベーコンとナスのアラビアータ、

オリジナルミートソースのビーフバーガー、

アボカドチーズバーガー、

タコライス、

グリーンカレー、

エビと彩り野菜のトマトクリームオムライス、

温野菜とローズマリーポークマスタードソースが用意されていました。

メニューが変わっていくのもこのお店に通う楽しみでもあります。



 

 

 

 





 

そして、TOP SECRET CAFEのこだわりと言えば、一杯の珈琲。

 

珈琲豆は、都内の知り合いの焙煎士の方にイメージを伝え焙煎してもらっているもので、

このお店は食事の優しい味わいもさることながら、

実は珈琲の美味しさは特筆すべきものがあります。

たくさんのカフェがある川越の中でも美味しい一杯。

 

自信を持ってお出ししているという一杯の珈琲。

 

さらにカフェラテの技術の高さには目を見張るものがある。

そのアートは実物を見て、ぜひ驚いてください。

 

この一杯のためにと言っても、いや、過言でないのかもしれません。

 

TOP SECRET CAFEの二人にまつわる、TOP SECRET。。。

 

 

TOP SECRET CAFEは、小池さんと鈴木さんという女性二人が始めたお店で、

二人の「一緒にカフェをやりたいね」という夢は、大学生の頃から温めていたものでした。

二人はもともと珈琲が好きで、カフェ巡りが大好き。

原宿、表参道、渋谷など個性的なカフェがたくさんあって密集しているエリアで、

素敵なカフェを見つけては巡るのが好きだったと言います。

いろんなカフェを見ることで知らず知らずのうちに磨かれた感性、

特にテラスがあるお店でゆっくりしたり、珈琲を飲むのがお気に入りで、

こういう空間、「カフェ」を自分たちで開きたいと自然と思うようになっていったそう。

その夢を実現するために、二人はそれぞれ主に都内の飲食店で働き、

カフェにレストラン、特にカフェでは、カフェ、純喫茶、スタンドコーヒー店と

さまざまなタイプのお店で働き、珈琲の淹れ方を勉強し、研究し、技術を高めていきました。

そして、フルサービスのレストランなどでお店を運営するためのノウハウを学んでいった。

全ての勉強は、自分たちでいつかカフェを開くため。

始めは漠然としていた夢もいつか確固としたものになり、10年計画の目標になっていった。

思い返せば、都内に星の数ほどあるカフェも、

雰囲気に料理に珈琲に、全部がバランス良く揃っているお店となると少ない、

磨いた感性、二人で培ってきた技術でバランスの良いカフェを開きたい、

そこからTOP SECRET CAFEの具体的な形が決まりました。

 

オープンから半年以上経ち、始めはアンテナが敏感な人がお店を発見した感動を広め、

 

口コミから日に日にお客さんが増えていって、川越の人気カフェの仲間入りを果たしました。

 

珈琲も料理も美味しい、そして、

 

デザートやパンケーキもお店の人気メニュー。

全てが満足いくものにというそのバランス感覚がTOP SECRET CAFEらしい。





 

夜になると雰囲気は変わり、ワインなど豊富に取り揃えたお酒が話しを弾ませてくれる。

 

特に「HOLIDAY and DINNER SET」は、土日・平日17時~のセットメニューで、

ミニタパスにメインにアルコールが付いたお得なセット。

そう、このセットを頂きつつ、あの日イベントの打ち合わせをしたのでした。

2014年の11月から始まった、「川越ハンドメイドの雑貨市」の話し合い。

川越はおろか今や埼玉最大規模にまで成長した雑貨イベントは、

次回は2015年は4月29日(水・祝)に開催され、そのための準備はもう去年から始まっていたのです。

主催のしろつめ雑貨店のそらいろ絵本さんや実行委員の面々がTOP SECRET的にこのお店に集まり、

次のイベントではどんなことをしようか、料理を頂きつつ話し合いました。

そもそもこのお店に集まったのは、実行委員の一人が、

「素敵なお店がオープンしたのでぜひみんなで行きたい」と紹介してくれたという経緯がありました。

期待以上の料理と雰囲気にみんな大満足で話しが進みました。

 

 

(2014年9月14日「川越ハンドメイドの雑貨市」)

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-11926003228.html

 

一人で寛ぐのもいいし、しっとりと打ち合わせするのもぴったりなお店。

 

 

このお店のことは、川越の情報冊子「カワゴエン」にも掲載予定です。

 

ちなみにカワゴエンはフリーペーパーと言いつつ、「本」の体裁になっていて、

これで無料なの!といつも驚かれる上質な出来の情報冊子です。

(掲載している内容は川越styleと重複していますが。。。)

川越の情報満載のこの本の編集人を今務めていて、次の発行は7月頃。

前号は川越駅などに置いていましたが、あっという間になくなりました。

いろんなお店にも置いているのですが、そちらもすぐなくなり、

「追加が欲しい!」とリクエストが寄せられています。

 

カワゴエンの次の号をどうするか編集会議を重ねる中で、

 

やはり、今ホットなエリアで、これからますます注目度が増していくだろう川越駅西口の

素敵なお店を掲載するというのは最初から出ていました。

そこでお店に伺い、「このお店なら」と味やお店の雰囲気などに確信を持ち、

次号に掲載させて頂くことになりました。

 

ふと。

 

お話しを伺っていて、TOP SECRET CAFEの小池さんが窓の外に目をやった。

「お店の前をもっと緑を多くして、いつかテラス席を作りたいんです」

それは、自身が好きなカフェの過ごし方でもあり、ここで実現したいのだという。

テラス席があるカフェ自体が少ない川越で、テラス席ができたら街の風景がまた変わっていきそう。

ウッドデッキやパラソルがお目見えする日も近いかもしれません。

 

川越の西口に生まれた落ち着いた癒しのカフェ。

 

これからますます注目のお店になっていくはずです。


「TOP SECRET CAFE」

川越市脇田本町29-1 トーア川越マンション 1F
049-293-9300
「月~木 」11:00-22:00(L.O 21:30)
「金・土 」11:00-23:00 (L.O 22:30)
「日曜日 」11:00-19:00 (L.O 18:30)
火休
禁煙(入口に灰皿設置)
駐車場無(大栄パーク脇田本町第3 30分100円 駐車券提示で5%OFF)


 

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