「川越を楽しみ尽くし隊」今年最後の活動報告 あの物体の正体と変貌ぶり。。。 | 「小江戸川越STYLE」

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「時が人を結ぶまち川越」
川越のヒト・コト・モノ、川越物語りメディア、小江戸川越STYLE。
川越の現場で様々なまちづくり活動にも従事しています。
「小江戸川越STYLE」代表:石川真


緊急ブザーが鳴った。


「出動命令!出動命令!

年の瀬の忙しい時期だが、今年最後に

川越のディープな楽しみを身をもって世間に示したいと思う!」


隊長からの緊急指令。

隊長、了解!いつでもOKですっ!



☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*



また、あの一団が帰ってきた。。。


これまで、自分たちの地元川越をネタに、

数々の騒動を巻き起こしてきたあの一団が、

今年最後の活動のために、帰ってきた。。。



川越に生まれ川越をこよなく愛する、

生粋の川越人が集結し、川越を楽しむ尽くす。

そう、人呼んで

「川越を楽しみ尽くし隊」

(一部、この前のチャリ隊とかぶります(*^o^*))。


川越を愛する事にかけては誰にも負けない、と

自負しているいい大人たちが、

子どもにはまね出来ない大人の自由研究に

全力で取り組もうという一団。


思い返せば、楽しみ尽くし隊の発足は、

2013年深緑の6月の事だった。。。


西武新宿線南大塚駅前にある、

和菓子の「ふじ乃」さんの大福が美味しいと話題になり。

たくさん種類があるので、一人で全部は食べられない、

でも、一度に全部食べてみたい、となった事から会が発足。


全15種類の大福を、少しずつカットする事で、

見事に、ふじ乃さんの大福を制覇したのでした。。。(*^o^*)









南大塚駅前のふじみ公園にて青空の下、

「あの人たち一体何してるのかしら・・・??」と

周囲にいぶかしがられながら、

大福を切り分けていく一団。

第1回の会を成功のうちに終わらせました。


この成功に気を良くした彼らは、

収穫の秋になると、

さらに川越を楽しもうとエスカレートしたのだった。。。



暑さが落ち着いてきた2013年10月、秋。

今福にある山田園さんにてさつま芋の収穫を行い、

川越の名産さつま芋を使って、

今まで誰もやった事がない、大人の自由研究を開催。


「川越を楽しみ尽くす会 山田園から始まって♪」













この時は、「大学いも 川越いわた」さんにも

特別実演で大学芋を作って頂き、

会を重ねるごとにディープになっていく、楽しみ尽くし隊。


楽しみながらも街を巻き込み、

街に何かを残そうとする一団。


そして、年の瀬の2013年12月。

この忙しい時期にも彼らは川越を忘れなかった。。。

今までで一番の人数が集まって、

最後の活動を展開。。。


今年最後のテーマは、ズバリ「MOCHI」。




と、そして・・・




このフワフワの物体の正体とは。。。

隊長が事前予約で用意した、

こ、これはもしや・・・?一体これで何をしようというのか。。。



川越をどこまで楽しめるのか、

いや、川越はどこまでも楽しめるはず、

大事なのは想像力なんだ。

そんな共通の想いの胸に、

実験的で先進的な、そして楽しい川越を伝えたい。

川越に関しては、ウザいくらい熱過ぎる一団。


その想いの先にあった・・・あの物体の変貌ぶりとは。(笑)

川越という街にまた一つ、

伝説が刻まれた。。。と、思い込む(*^o^*)



冒頭で隊長が、

決意を秘めた表情で一同に語り掛けました。


「これ以上ないくらい、誰も行った事のないディープへ、

川越を楽しみ尽くしそう!!」


体を張った大人の自由研究、大人にしかできないディープへ。

川越を楽しみ尽くし隊、

2013年、今年最後の出動です。。。!



☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*



眠い目をこすりながら、

朝早くから隊の秘密基地に集まって

下準備を進める構成員。(-^□^-)

ちびっこ構成員を含めると、30名近くが集結しました。!


まずは、MOCHIの準備から。






(もち米は川越っ子お馴染み、金子ライス♪)







水を張って薪で沸かし、

もち米を蒸すための準備を進めます。

手馴れた様子で進めていく一同。

お餅の原点に立ち返った、懐かしく美味しい作り方です。♪


炎は体の芯から温まりますね。!

炎に手をかざしながら改めて、

今年最後の楽しみ隊の活動、

この時期といえばやはり餅。


餅は、臼と杵でついた餅が美味しいし、

なにより餅つきはワイワイと楽しいイベントです。


沸かしたお湯で、もち米をじっくり30分以上蒸すと、

せいろから煙が振り出し、辺りに香ばしい香りが漂い始めました。♪

もち米が柔らかくなったら、臼に素早く移して

いよいよ餅つきスタートです。


餅つきは時間との勝負。

硬くなってしまう前に、米感がなくなるまで杵でつく。















まずは杵でもち米を潰します。

腕でやろうとすると上手くいかない。。。腰を入れて全身で。

数人でやる時は、

みんなが円を描くように回りながら、潰していく。


うん??


あの光景どこかで見たな、、、と思ったら、

「川越で餅つき」といえばで毎年お馴染みの

あの行事を思い出しました。。。(*^o^*)


同じように、回りながら潰していた。。。



(2013年1月。南大塚 西福寺で行われた餅つき踊りより。

江戸時代から続く大事な伝統行事です)


■2014年の餅つき踊りは、

1月12日南大塚の西福寺にて13時~。

保存会を作り、地域の人が必死に守り続けている餅つき踊り。

来年の模様は、夜の練習と当日は準備から、合わせて伝えます。


この餅つき踊り、何が凄いって、

最大で6人が、歌い踊りながら一斉に餅をつくんです。!




川越で餅つきといえば、南大塚餅つき踊り。

当然我々一団も、真似して一応試みましたが・・・

・・・無理でした。(笑)

この芸当は、練習を重ねないとさすがに難しい。

持ちつき踊りのみなさんは、

毎月練習重ねて本番を迎えています。



怪我のないよう慎重に、一人ずつついていきました。!















つく時も腕でつこうとするより、

杵の重さでそのまま降ろしていく感じですね。

最初はみんな、ぎこちなくついていましたが、

だんだん慣れて、いい音響かせてます。♪

餅つきは、計3回行いました。


ついた餅は、すぐさまお湯の中へ。

一口大にちぎって、いろんな味を用意。♪





・きなこ

・餡子

・からみ大根

・カレー

・ずんだ餅

・納豆

餡子は、木下製餡所を使用するという、

さすが川越にこだわる一同。

木下製餡所は、大学いも 川越いわたさんのすぐ近くにある、

小売もやっている製餡所だそう。


いろんな味を食べ比べしても、

つき立ての餅は何にでも合うことを再認識。

柔らかくて、いくらでも食べられちゃう。(*^o^*)



冬の澄んだ陽射しの下、黙々と餅を食べ続ける。。。


川越の師走の行事として餅つきができたし、

川越を楽しみ尽くし隊、これにて任務完了!?


・・・ではなく。


あの物体がまだ残っている。。。

覚えているでしょうか。。。

一目見てすぐ、あの正体にピンと来た方もいるでしょうね。(-^□^-)


あの正体は・・・



バウムクーヘンです!

バウムクーヘンの一個買いではなく、「一本買い」。

通常お店では、これをカットし輪の形になっているが、

よく見るバウムクーヘンですね。

カットする前の焼き上がりそのままの形。

たぶんこれをカットすれば、7~8個のバウムクーヘンになると思います。

川越の一番街、小江戸横丁にあるお馴染み

「バウムクーヘン ノリスケさん」。

あそこのお店では、こういう1本出しで販売もしている。

¥3700


楽しみ尽くし隊一同、ノリスケさんのバウムが好きなので、

誰もやった事のないバウムの楽しみとして、

今回これを大人の自由研究しようと。(*^o^*)


ちなみに、バウムクーヘンが焼き上がる工程は、

以前の記事で見てもらって・・・

(2013.08より)

「バウムクーヘン ノリスケさん ゆっくり成長していく様子を♪」







我々は、この1本出しのバウムを、

クリスマスバージョンにデコレーションしようと計画。

パーティーでみんなでワイワイデコレーションする、

そんな一つのモデルを示したいな、と。♪


お菓子のデコを、みんなで楽しめるのがバウムクーヘン、

そんな新発見に自分たちでも驚きつつ、

デコレーションに挑戦してみました。


今回の活動にノリスケさんにも

ゲスト出演してもらいたかったけれど、

お店があるので断念。


一人で焼いて、一人で販売しているので大変なんです。!

ただ、一本買いする時から

デコレーションする事は言ってあったので、

「作ったら写真見せて!」

凄く興味持ってくれていました。(*^o^*)


本人が来れない代わりに、

我々がしっかりこのバウムをデコレーションして、

ノリスケさんを喜ばせようと頑張りました。!



「ノリスケさんのバウムクーヘンを、

勝手にクリスマスバージョンにしてみたレシピ」


☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*



まずは、溶かしたチョコを外側に塗る。


チョコもたくさんの量が必要です。!



フォークで模様つけたら、

あら!ブッシュドノエルのようになった。(*^o^*)



まさに切り株です。



お菓子を飾り付け、





もう半分には、ホワイトチョコを塗っていく。








他にもお菓子を盛り付け、デコレーションしたら・・・




バウムクーヘン、クリスマスバージョンの完成です!


そして、食べ方にも一工夫。。。


た、


た、



縦にカットしてます!

誰もやった事ないものに挑戦といいつつ、何がなんだか。。。(笑)

でも真面目にやってます。









食べる姿は恵方巻きを食べるような感じで。。。

恵方バウム。

食べにくいのも、パーティーでは盛り上がる要素間違いなしです。(*^o^*)


そして、このデコレーションしたものを、

ノリスケさんに写真で見てもらいました。


「ちょっとこのデコバウム凄くないですかっ!
食べてもみたいし、みんなでデコるのも楽しそう(^ ^)

バウムの一本出しは色々なアイデアはぶつけられそうな素材ですよね」


結構、感動してもらえました。♪

ノリスケさんからの告白で今、

バウムクーヘンの外側にチョコ掛けを試作中である事が判明。

我々の試みが、

ノリスケさんの創作意欲をさらに刺激したらいいな。♪


楽しみ尽くし隊の実験が、実験だけでなく

街と双方向に循環していく事が嬉しいですね。


ノリスケさんは、一体どんなチョココーティングのバウムを作るのか。。。

乞うご期待です。♪



という、川越を楽しみ尽くし隊、

2013年最後の活動報告でした。

来年は、さらにパワーアップして、

体を張って川越を楽しみ尽くしたいと思います。!


川越はもっと楽しいはず、

大事なのは想像力。

その想いを胸に誓い合って

明日へ進むぞレッツゴー!川越を楽しみ尽くし隊。


街で見かけたら・・・

温かい目でお願いします。(笑)



















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