10年ぶりに泣いた日 | 日本平スタジアムでカメラを落としたヴェルディサポーターのブログ

日本平スタジアムでカメラを落としたヴェルディサポーターのブログ

2005年8月24日の日本平での清水戦で劇的勝利に興奮してカメラを落とし、
ブログを通じて味スタで戻ってきた経験を持つ男が主にヴェルディ、
時々その他スポーツについて何か書くブログ。
時々カメラでの写真(撮影はときどき自分ときどき弟)があることも。

今日最後の希望であった入れ替え戦出場の

道が閉ざされてしまった。

自分は母方の金婚式のため

柏に行く事が出来なかったのですが

なんとか無理を言って金婚式の出かける前に

TVの生放送を見せてもらいました。

その結果は皆の知る所なので語りませんが

試合終了のホイッスルが鳴ったあと

僕の弟は号泣しながら東京ヴェルディ!

とコールをしていました。

自分が無理やり味スタに連れて行き

始めは渋々応援をやっていた弟もいつのまにか

立派なヴェルディサポーターとなっていたようです。

しかし自分は泣く事も出来ずただただ呆然としていました。

現実を受け入れられず頭が真っ白な状態で

弟の泣いている姿を眺めていました。


自分はドライな人間です。

子供の頃は非常に泣き虫だったのですが

(幼稚園のときは親と離されるくらいで泣いていた)

小学6年の時に泣き虫と馬鹿にされて

それ以降泣くという行為は子供のすることだと思い

どんな事があろうと泣かないと思ったものです。

その結果どんなに嬉しい事や悲しい事があろうと

どこかドライに考えてしまう自分が形成されてしまいました。


そう今回も泣くことは無いと思っていました。

事実金婚式の会場へ向かう電車の車内では

号泣する弟を励ます余裕もありました。

しかし横浜中華街を歩いて空を眺めていたときに

胸にあふれる思いから目から出てくるものを

止める事は出来ませんでした。


何故こんな結果になったのかという思いよりは

自分が柏に行っていたら・・・

今年から自分が観戦に行き始めたから降格したのだろうか・・・

自分にもっと何か出来た事はなかったのか・・・

といった後悔の念とそれでもやっぱりヴェルディが好きだ!

という気持ちが自分に横浜中華外のど真ん中という場所で

自分にとっては10年ぶりの涙を流させていました。

母親からはいい年して泣くな!

と言われましたがその想いは止める事は出来ませんでした。


その後祖父母の金婚式という目出度い席なので

なんとか涙を止めて笑顔にむりやりして金婚式を過ごしていました。

しかしやりきれない気持ちは収まらず22歳にして初めて

お酒(ビール)を飲みました。

初めて飲んだビールの味は非常に苦く不味かった。

そしてその苦さにヴェルディへの想いが

よみがえってきてまた泣きそうになりました。


2005年11月26日

僕はこの日を一生忘れない!

今日は終わりの日ではない新たなる栄光への

再スタートの日なんだ!

自分はこれからも東京ヴェルディ1969を応援し続けます。

自分にとってヴェルディとはサッカーとイコールです。

ヴェルディを捨てるという事は

自分にとってサッカーを捨てる事と同義ということです。

日本代表も海外クラブも正直な話どうだって良いんです。

ヴェルディさえあれば自分はそれで満足です。

だからヴェルディの応援は絶対にやめられない!

これからもヴェルディを追い続けます。

必ずや1年でJ1に復帰して新たな黄金時代を

作る事を信じて自分は応援し続けます!

ヴェルディの選手、スタッフ、ヴェルディサポーターの皆様、

今後ともどうかよろしくお願いします!

自分はこれからもヴェルディサポーターとして頑張ります!