昔日の本山 | 甲南大學應援團OB会のブログ「雲外蒼天」

甲南大學應援團OB会のブログ「雲外蒼天」

甲南大学応援団再建物語
~黄霧四塞すと雖も、上に蒼天なきに非ず~

昨日の記事 に対するメッセージを多数、頂戴致しておりまして、嬉しい悲鳴を上げております。特に「『かじか』の焼飯とは懐かしい」とか「あそこのとんかつ定食を後輩達に振舞った時に上級生としての実感を持った」等々、昔を思い出された方から思い出話を頂きました。

そこで名店「かじか」の在りし日の画像がないか色々と探しましたが、残念ながら1枚しか見つかりませんでした。よく考えれば團員にとってはありきたりの日常であり、特段、写真を撮る様な場面ではなかったのでありましょう。現在の様に携帯電話で気軽に写真を撮れる様な時代でもなかった事も要因の一つであると思われます。

甲南大學應援團OB会のブログ「雲外蒼天」
上記が辛うじて残っておりました「かじか」の写真でありますが、撮影が昭和33年になっておりまして、我が應援團で言えば、過日、ご紹介申し上げた藤尾益也五代目 (現OB会名誉会長)の治世でございます。今から半世紀以上も前の1枚でありますが、「かじか」を訪れた方なら、ここが「かじか」である事がお分かりになるのではないでしょうか。

ついでと申し上げては何ですが、「かじか」を出て阪急岡本駅に向かうと、途中で天上川を渡る橋がございます。

甲南大學應援團OB会のブログ「雲外蒼天」
こちらはやや時代が下りまして昭和37年の模様でございます。我が應援團では高部行雄九代目(五代目OB会長)が活躍されていた時代にあたります。写真右手の本屋さん(岡本宝盛館)は店構えこそ変わっておりますが、健在であります。ここからさらに東へ向かいますと御馴染の阪急岡本駅に辿り着く訳でありますが、昭和37年当時の岡本駅の風景が残っておりました。

甲南大學應援團OB会のブログ「雲外蒼天」
岡本駅 は大正9年開業という歴史を誇る駅でありまして、昭和10年開業の摂津本山駅 より古く、この地域の足として活躍致しております。

こうやって振り返りますと我々が何気なく通学していた道も長い歴史があり、そして今日に至っているという事をしみじみと実感致します。そしてそういう感慨を共有できる甲南の仲間という存在を大切にしていかねばならないと思う今日この頃であります。


八代目甲南大學應援團OB会広報委員会