人を妬んだり、憎んだり、批判したりする感情は、
幸せを感じるプラスの感情とは逆のマイナスの感情で、
マイナス感情の火種は少しずつ大きくなっていきます。
行ないではなく、行なった自分の心の態度に目を向け、
無意識の下心や、形式的な義務感で行っていないかを、
自分の心に尋ね、振り返ってみるのも大事なことです。
自分の善意が相手に伝わらないこともあるでしょうが、
悪意で行なっていないことに対しては追求しないことです。
善意と相手の心の状態が噛み合わないこともあるからです。
心の底から相手のためになると思ってしたことでさえ、
余計なお世話だと捉えられてしまうこともありますから、
自分の心の態度が正しくても報われないこともあるのです。
怒りに支配されている自分の心は、心の態度を悪くします。
理論や正論を相手に伝えても響かない時もあるのですから、
マイナス感情の火種を自分で大きくしないようにしましょう。