感情と意識が一致しないまま行動していると、
私たちの心には、ねじれが生じてきますし、
未完了の感情は不一致な行動を促すものです。
問題が起きた理由をよく確認していない人から、
理不尽なことで怒られるとイライラするでしょうし、
その状態が続くと自分以外の人が敵に思えてきます。
まして、身近な人や家族から理解を得られないまま、
コミュニェーションがうまくいかない状態が長く続くと、
他人との人間関係にも悪影響を及ぼすようになります。
もっと話を聴いてほしかった、謝罪したかったなどと、
他界してしまった人に対しての未完了の感情もあります。
そして、未完了の感情を持った者同士が結婚するのです。
すぐにキレる人は、過去が原因でそうなったのですから、
心がねじれた要因を知り、それを受け入れ合うことです。
過去は変えられませんが、感情は完了させられるのです。