ただいまぁ~ 夜のブログアップです | こころ塾 塾長のシュワッチブログ

こころ塾 塾長のシュワッチブログ

メンタルヘルスの拠点を 四国 松山城の膝元に作ります。

事業化への 自分との戦いのような悪戦苦闘の日々。
心理的分析を交えながらの生中継です。うつ病は、経営者にとっても社員にとっても、大問題。必見です。

私の話を一生懸命聞いてくれているようなのに

私のこころの中が 少しずつ冷めていくことがあります

「この人 わかってないなぁ~」

そんな気持ちが芽生えた時から 

口にする言葉の無力さを感じてしまうからかもしれません

愛媛県のうつ病患者数 自殺者数は全国でも上位

その背景には 県民性が影響しているのではないか・・・

そんな話があります

日照時間の影響などの研究はありますが 県民性となると

それは数値化の難しいところです

20数年前に 関東から転居してきた私は自分は普通の人だと思っていました

でもPTA活動などでは はっきり意見を言うので

“過激派”だと思われていたようです


真剣な顔で「あまり意見を言わないほうがいいよ 目立つから」と

注意してくれた 元教員の知り合いがいました

自分の考えをきちんとルールにのっとって発言することが 

自分の身を危うくするというのです


「意見のある人 手を挙げて」と指導しているはずの教員のこの発言は

この人独自のものかと思いましたがそうではなく

この土地の考え方のようだとやがて気がつきました

愛媛県のうつ病患者数は 多いです

でも今現在 その問題に取り組む管理監督者の人の考え方は 

20年前に体験したそれと同じように見えます

 まじめなことはいいことだ

 余計なことは言わずに黙って先輩を見習い努力する人は素晴らしい


そんな評価基準を語られて 私のこころが沈んでいきます


新しいアイディアも意見も出しにくい環境では 

従来通りにすすみ その上に新しい業務が上乗せになるので

身動きが取れなくなります 

大きな声で言いたくなります


 うつ病はその人個人の問題ではありません 職場環境の問題です

上司と部下の問題 同僚との人間関係の問題 

そして仕事のコントロール度や 仕事量の問題です


あなた自身が うつ病を生むハイリスク管理職かもしれませんよ

“よくあること”と沈んだ気持ちを奮い立たせて顔をまっすぐに上げます

主催者として座る人たちの啓発も大事な仕事です

                        こころ塾塾長