貧困ジャーナリズム大賞2010-憲法25条“生存権”、働く人の貧困と孤立の問題が反貧困の中心課題 | すくらむ

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 3月20日に仙台で行われた「反貧困フェスタ」で表彰された「貧困ジャーナリズム大賞2010」 のうち、「貧困ジャーナリズム特別賞」を受賞したNHKディレクターの川村雄次さんの番組2本は、このすくらむブログでも取り上げていたので紹介しておきます。


 貧困ジャーナリズム特別賞


 日本放送協会 川村雄次ディレクター


 ETV特集


 「いま憲法25条“生存権”を考える ~対論 内橋克人 湯浅誠」
  (09年5月3日)


 「作家 重松清が考える 働く人の貧困と孤立のゆくえ」
  (09年11月8日)


 2つの番組は、生存権、働いても抜けられない貧困、周囲との断絶など映像にしにくいテーマを、知識人の「語り」で伝えるという斬新な手法で制作された。「言葉」の力を信じ、貧困を理解することはすなわち知性と想像力のなせる営みだと確信させた画期的な番組だった。


 ※以上が「貧困ジャーナリズム特別賞」の選評で、以下がそれぞれを取り上げたすくらむブログのエントリーです。やはり、憲法25条“生存権”と、働く人の貧困と孤立の問題が、反貧困運動の中心課題だと思います。


 ★貧困者を犯罪者とみなす刑罰国家の危険 - 憲法25条“生存権”軸の福祉国家へ(内橋克人×湯浅誠)


 ★若者の孤立と絶望から互いにつながる希望へ - 重松清が考える、働く人の貧困と孤立のゆくえ


(byノックオン。ツイッターアカウントはanti_poverty)