2009-11-12 07:12:51

若者の孤立と絶望から互いにつながる希望へ - 重松清が考える、働く人の貧困と孤立のゆくえ

テーマ:ワーキングプア・貧困問題

 11月8日に放送されたNHKのETV特集「作家 重松清が考える 働く人の貧困と孤立のゆくえ~「派遣村」の問うたもの」を観ました。番組では、「若者の孤立」の深刻さを浮き彫りにすると同時に、先日の「クローズアップ現代“助けて”と言えない30代」 でも指摘していた若者の内面の問題だけでなく、若者が孤立せざるをえない社会構造上の問題にも迫っていました。そして、「若者の孤立と絶望」をどのように「希望」に変えていくのかという課題についても、首都圏青年ユニオン の取り組みを紹介しながら、若者が「居場所」をみつけ、「つながり」「連帯」をつむぐことにこそ「希望」があることを明示していました。以下、いくつか印象深かったところを要旨で紹介します。(※私の解釈で相当まるめた要旨になっているのと、解説等も付け加えていること御了承ください。byノックオン)


 昨年起こった秋葉原事件は、「派遣労働」という働き方が、不安定な雇用というだけでなく、人間を深い孤独とさらなる絶望へと導くことを示しているのではないかと重松さんが指摘します。秋葉原事件と年越し派遣村、共通のキーワードは「派遣労働」。重松さんは、「派遣切り」された若者をはじめ、年越し派遣村で実行委員をつとめた首都圏青年ユニオン書記長の河添誠さんや、年越し派遣村で名誉村長をつとめた宇都宮健児さんらを訪ねます。


 製造業の「派遣切り」にあった若者は、派遣で働いていたときは、自分と他の立場の人たちを比較したりするのがいやで、意識的に職場で友達をつくらないようにしてきたと語ります。その上、派遣で働いていたときは、日々のぎりぎりの生活の中で、働いても働いても貧困状態に置かれ続けていたのだということも、自分自身少しも思い至らなかった。派遣で働いているときからすでに貧困になっていることに気づかなかったと振り返ります。


 重松 一生懸命に働けば生活が成り立ち、生きがいも生まれる。そんな一昔前までの仕事のイメージが、日本社会からは、いつの間にか失われてしまったようです。おそらく年越し派遣村に集まった人たちの多くもそれまではひとりぼっちだったのではないでしょうか。しかし彼らは、人を傷つけるのではなく、人とのつながりに救いを求めました。そしてその声を力に社会の仕組みを見直そうという声が高まってきました。派遣村が問いかけたのは、労働者の生存すら守れない派遣という働き方、一生懸命に働いても生活ができないという貧困問題が私たちのすぐ隣にあるということだと思います。


 河添 派遣村に集まった人たちは、家を失い、手持ちのお金は9円しかないなどの状態に陥っていました。そこまでお金が無くなる前に相談に来ればいいのに、誰かに頼っちゃいけないとみんな思い込まされているのです。


 自己責任社会によって、多くの人が、誰かに頼ったりするのはダメな人間のやることだと思わされています。とにかく俺はひとりでやってきたんだというのが最後のプライドになっているんですね。それで人に頼っちゃいけないと頑張るのですが、頑張ってもどうにもならない構造上の問題があるわけです。


 重松 「派遣切り」にあった方が、派遣労働で働いている職場で友達をつくらないようにしてきたと語っていました。当事者が自ら孤立を深めてしまうところに派遣労働の持つ秘密があるのではないでしょうか?


 河添 派遣労働は、いつクビを切られるか分かりませんし、将来の見通しもまったく立ちません。とりわけ製造業派遣は、愛知でクビを切られ今度は大分という具合に全国各地にある工場を転々とさせられるわけです。ですから友達もつくれないのです。クビを切られるたびに、自分はダメな人間なんだと思い込まされ、自己肯定感を失っていく。簡単にクビを切られ、モノのように捨てられるので、社会で自分が役に立っていると思えなくなるのです。


 重松 学生から社会人になる、働くようになることを「社会に出る」と言っていました。それは「社会とつながる」ということでもあったと思いますが、いまや社会とつながることができなくなっているのが派遣労働という働き方ではないでしょうか?


 宇都宮 ヨーロッパにも派遣労働はあります。しかし、ヨーロッパでは派遣という働き方が解雇されやすいなどでリスクが高いから正社員よりも派遣労働の方が賃金は高いのです。ですから、ヨーロッパでは企業にとって派遣を雇うメリットがあまりないから大きく広がらない。ところが日本の場合は、賃金が低い上にいつでもクビを切れるわけだから、企業にとってこんなに便利なものはないわけで、どんどん正社員から派遣に企業は置き換えるわけです。日本の企業は派遣労働を規制すると海外に企業が出て行かざるをえないとか、失業者が増えるとか言いますが、ヨーロッパ諸国はそれできちんとやっているわけですから勝手な言い分です。企業に便利な使い捨ての派遣労働を温存しておきたいがための企業の横暴を許してはいけません。


 重松 このままでは人間ももたないし、社会ももたないのではないでしょうか? さっきまで一緒に働いていた人がいきなり解雇され、誰からも守られないまま路上に放り出される。私たちの社会はもうそんな状況にまでなってしまっています。それをくい止めるためには働くことをめぐる法律やシステムを今一度見つめ直す必要があるのではないでしょうか。


 ナレーション 現在、日本の最低賃金は平均で時給713円。最低賃金を一般の労働者の賃金と比較すると、1978年の37.1%から2008年38.8%と一貫して低水準にあります。神奈川県労連の青年部の仲間たちが最低賃金による1カ月間の生活体験を実施。生活体験を終えた青年たちからは、「食事も十分にとれないので体調管理ができない」、「体調がすぐれないと、まともに働くこともできない」、「体調が悪くなってもお金がないので病院にも行けず、さらに体調を悪化させ長い期間まともに働くのが困難になった」、「お金がないから他人との交際をあきらめざるをえない」などの感想が口々に語られました。日本の低過ぎる最低賃金では、1カ月の間さえまともに働き続けることが不可能なのです。貧困は、まともな労働を不可能にしてしまうのです。


 派遣労働など非正規労働者だけでなく、正規労働者も過酷な労働を強いられています。SHOP99の店長だった清水文美さんは首都圏青年ユニオンに加入し、いま裁判をたたかっています。清水さんは、月100時間以上の残業をしても「店長だから」という理由で残業代が支払われていませんでした。いわゆる「名ばかり管理職」「名ばかり店長」です。店長のときの清水さんの出勤簿には、朝7:45出社で翌日7:24退社し同日1時間後の8:55に出社し翌朝8:05退社という4日間で80時間超の労働時間で、この月休んだのは1日だけで、1月343.5時間という記録も残っています。こうした異常な長時間労働のためにうつ病になり、働けなくなってしまった清水さんは、自分だけでなく他の社員らにこんなひどい働かせ方をしている会社の責任を問いたいと裁判でたたかっているのです。清水さんは、「自分はモノ扱いよりもひどい燃料扱いだったと思います。会社のための熱になりエネルギーにはなりましたが、燃料は使い終われば何も残らない。消耗するだけで私という人間が空洞化してしまいました」と語ります。


 正規も非正規もどんな働き方でも誰でもひとりで入れる労働組合--私たち国公一般労働組合と同じ形態である首都圏青年ユニオンの団体交渉の様子が紹介されます。この日は、非正規の若者が一方的に解雇された問題での団体交渉。職場も労働時間もバラバラな首都圏青年ユニオンの組合員をつなぐのはメーリングリストです。メールで団体交渉の集合時間と場所を連絡し、その場で作戦会議を開いて団体交渉にのぞみます。参加は自由で、組合員は使用者と対等に交渉できることに驚き、働くものの権利を自覚していきます。困っている当事者は、団体交渉にかけつけてくれた仲間たちによって、自分はひとりぼっちじゃないと感じ「孤立」から救い出され、団体交渉に参加した組合員は、困っている仲間から感謝されることで自分の存在が「肯定」されます。救いを求め、また救いの手を差しのべて、お互いが「つながり」、ひとりぼっちではないんだと実感しあうことができるのです。


 牛丼チェーン店「すき家」のアルバイト従業員が不当に解雇され、6人が首都圏青年ユニオンに加入。団体交渉で企業側は謝罪し解雇を撤回。同時に、1万人のアルバイト従業員の過去の残業代割増分の不払いを払わせました。アルバイト従業員6人の労働組合員が、1万人のアルバイト従業員の労働条件を改善させたのです。首都圏青年ユニオンには、①残業代の未払い、②有給休暇の未消化、③社会保険・雇用保険の未加入、という「違法の3点セット」の労働相談が多く寄せられます。“今ここにある違法労働”--これを若者をお互いにつなげていく労働組合が改善しているのです。


 河添 貧困状態に置かれている人たち、社会の中で弱い立場に置かれている人たちは、孤立を強いられています。派遣、非正規、シングルマザー、障害者、難病の方、DV被害者など、様々な理由で貧困状態に置かれている人たちは、なかなか社会的に発言する機会もないし、そういった精神的なゆとりもない中で日々生活しているわけです。しかし、社会の側は、その人たちの声をきちんと聞く必要があると思います。声を聞いて、その人たちを社会のメンバーとして、きちんと受け止めていく必要がある。それは社会の側が聞く耳を持つと同時に、その人たちを励まして、居場所をつくり、人をつなげなら、その人たちがちゃんと声をあげられる状況を作り出すこと、そして声を聞こうとする人たちがつながっていくことが、この社会を少しずつ良くしていくことにつながっていくと思います。


 重松 人とつながること。社会とつながること。ときには救いを求め、また救いの手を差しのべて、お互いに声をあげ、お互いの声を聞き、ひとりぼっちではないんだと実感しあうこと。僕たちの社会はもう一度その原点に帰る必要があるのかも知れません。

コメント

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1 ■派遣労働の真実がよくわかります。

NHKでいい放送があったのですね。この記事でも番組内容がよくわかります。福井県の田舎の村にも派遣社員の宿舎があり、九州から来たという人たち3人います。家族もなく40代で家族もなく使い捨て労働にされているのがよくわかります。

2 ■無題

なぜ派遣が使い捨てにされるのか。

それは正社員(特に労働組合員)が過剰に守られすぎているからです。

彼らの賃下げ、整理解雇ができるなら、非正社員なんてもともと必要ないのです。

経営者が悪い、資本家が悪いと吠え続けたところで、問題は解決しない。

3 ■無題

>RX
 君はリストラにあったことがないのかな?
 でなければ正社員が解雇されにくいなんて、デタラメなことをいうわけがない。
 こう書くと大企業は別だと返事があると思うけど、その場合なら具体的な根拠(資料)を示して欲しい。

平成20年度個別労働紛争解決制度施行状況
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2009/05/h0522-4.html

4 ■自己責任とははっきり言えないが・・

自分の最後のプライドが、「自分ひとりでやってきている」というものであること、今の社会が自己責任社会になりつつあることは理解ができます。
しかし、90年代、このような派遣(期間労働で、全国いろんな場所に派遣される)業は、転職情報誌の裏表紙には頻繁に載っており、その広告を見たところ、「月収30万以上、住居アリ」というような、いかにも人が食いついてしまいそうな内容であったと覚えています。
そういう情報に、不覚にも流されてしまいがちな層の人たちがいたのだ、ということも現実にはあると思います。
派遣という制度がまだ確立していなかった時代は、その層にある人たちはどうしていたのか・・・。
社会制度の問題だけでもないような気がしています。
私はもう少しその辺を重松さんに掘り下げて欲しかったと思って見ていました。
「孤独」がキーワードでしたが、その孤独にいたる、社会背景だけではない、精神構造も、理解しないといけないと思いました。

5 ■無題

話がまるであべこべでしょう。

なぜ日本には正規、非正規などという意味不明な区別があるのか。
(欧米にもparttimejobs、temporaryjobs、seasonaljobsなどあるが、あくまで雇用形態の違いであって、賃金や保障に差があるわけではない)

非正規の解雇、新規採用の抑制を行った後でなければ、正規は賃下げも解雇も困難であるという、整理解雇の4要件。そうした仕組みが厳然と存在するわけです。

経営者と労働組合の雇用カルテル
http://agora-web.jp/archives/658314.html

これはOECDも問題視していることです。
http://www.oecd.org/document/5/0,3343,en_2649_33729_41878469_1_1_1_1,00.html

だったら、全労働者に公平に適用される整理解雇のルールを作ろう、同一労働同一待遇にしよう、と主張することこそ重要であって、意味のない議論をしても何も始まらない、と言ってるのです。

6 ■無題

宇都宮

>日本の企業は派遣労働を規制すると海外に企業が出て行かざるをえないとか、失業者が増えるとか言いますが、ヨーロッパ諸国はそれできちんとやっているわけですから勝手な言い分です。


ヨーロッパは職務給だから、日本のような「無駄飯食い」がいないんだよ。ノンワーキングリッチの給料下げられるんなら、その言い分も正しいけどさ。

7 ■無題

このままではデフレスパイラルでジリ貧だ。

今起こっていること

終身雇用、年功序列制による、不況下でのゾンビ企業延命

ノンワーキングリッチ大量発生

中小や非正規へのコストカット圧力

大多数の労働者の給与減

消費力の低下

ますますデフレに

今のままだと、日本詰むよ

8 ■派遣社員急増の原因を作った厚生労働省のバカな政策/

派遣社員急増の原因を作った厚生労働省のバカな政策/

9 ■無題

 まあそもそも「サービス残業」とか「過労死」とか「名ばかり管理職」なんて言葉も外国にはないわけだが。

10 ■無題

教育費に金がかかる
http://74.125.153.132/search?q=cache%3ApB_7S3S2rDUJ%3Ahttp://www.k.jfc.go.jp/pfcj/pdf/kyouikuhi_chousa_k.pdf%3A&lr=lange_ja&al=ja&ie=sjis&output=html&client=kddi-auone

11 ■無題

金がかかるから給料も多くしろ(働き以上の金をよこせ)というのも本来ならおかしい。

なぜ「過労死」するかといえば、雇用調整がしにくいから、仕事の多いときでも社員の残業で対応するからだよ。「サービス残業」やら「名ばかり管理職」も、大手のコストカット圧力で中小はそうせざるを得ないから。

とにかく、全ては雇用制度の歪みだよ。終身雇用、年功序列は止めて、同一労働同一待遇にする。答えはこれしかないだろう。

12 ■無題

年齢別最低賃金制。それが年功序列制です。
終身雇用制=不当解雇の禁止です。
ゾンビ企業はやがて消えます。年功序列や、終身雇用で企業の盛衰がどうなるかは、企業の自己責任です。

13 ■無題

大企業はサービス残業しないとでも? バカでしょ?
http://finalrich.com/sos/sos-victim-service-work.html

14 ■まずは、安心を。(1)

「同一労働同一待遇」は、もちろん賛成です。
ただし、その手段の一環として、
解雇規制を緩めて雇用の流動化をはかる場合は、手厚いセーフティネットと充実した職業訓練がセットでなければなりません。
いわゆる、フレキシキュリティ政策です。
つまり、デンマーク・オランダ等の政策であり、これは「黄金の三角形(ゴールデン・トライアングル)」とも呼ばれ、
(1)解雇しやすい柔軟な労働市場、
(2)手厚いセーフティネット、
(3)充実した職業訓練プログラムを軸とする積極的労働市場政策、
の三つが有機的に連携している点が最大のポイントです。
「小泉・竹中改革」の欠点は、(2)と(3)がなかったことです。

まずは、「安心」が必要です。
第一に、公的セーフティネットを充実させ、働いても生活できないワーーキング・プアを一掃しなければなりません。
生活の安定と所得の増大によって堅実な内需を生み出し、
収入減→内需の縮小→消費低迷→減産→収入減という「負のスパイラル」から抜け出すことが必要です。
貧困の絶滅と格差の縮小こそ、そのための唯一の活路にほかならないのです。

15 ■まずは、安心を。(2)

私は、ヨーロッパ先進諸国にみられる手厚い公的セーフティネットという点では、
日本も見習うべきだと思います。
日本のように、リストラ(雇い止め)→路上生活あるいは餓死・凍死・病死あるいは自殺なんてことは、
ヨーロッパの先進国ではありえないことでしょう。
ましてや、働いても生活保護水準以下の収入しか得られないワーキングプア問題なんで
ヨーロッパの先進国では考えられないことでしょう。
北欧諸国なら、働かなくても最低限の生活は保障されます。

日本も、派遣を含む非正規労働者が3割を超えている現状を鑑みると、
生活保護法の改正、負の所得税導入等も含む公的なセーフティーネットの拡充は必要であると思います。
日本では、最後のセーフティネットである生活保護制度さえも機能しておりません。

・「申請書さえ もらえない」 青年司法書士 全国で生活保護110番
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik09/2009-08-02/2009080201_02_1.html
困窮者に対して、“水際作戦”“硫黄島作戦”という非人道的な仕打ちが横行し、
日本のカバー率は、16~20%に過ぎません。
他の先進国、たとえば、イギリスなら90%、ドイツなら70%カバーしています。
http://www.rofuku.net/kadai/data/07-3-seikatsuhogo.pdf


フレキシキュリティ政策に賛否両論があると思いますが、
国民の生存権を保障するという点では、
ヨーロッパ先進諸国のほうが1歩も2歩も進んでいると思います。

・「ドイツの派遣労働者は解雇されても、路上に放り出されることはない」~ドイツ労働総同盟(DGB)法務担当幹部に聞く
http://diamond.jp/series/worldvoice/10043/

16 ■マスコミの意識改革がない限りは困難

経済財政諮問会議では、八代尚宏氏らが中心となって、いわゆる「労働ビッグバン」(日本版オランダ革命とも言うべきもの)が検討されていたんですよ。解雇規制の緩和と同一労働同一賃金をセットにして、最低所得保障制度を設けるという政策ですね。

でもこれ、マスコミに煽られる形で、国民は大反対だったわけです。理屈よりも感情が先に出て、「正社員の待遇が下がるのは許せない」「財界の言いなりだ」と、経済のことを全く分かっていない人たちが吠えた。労働組合も反対します。いわゆる「終身雇用幻想(定年まで雇ってもらえて当たり前)」があるからでしょう。

その結果、ますます雇用が硬直化し、現在のデフレスパイラルを惹起しているわけです。

フレキシキュリティも、マスコミが正しく報道しない(彼らの既得権が奪われるので)限り、国民の理解を得るのは難しいでしょうね。欧州にあるようなキリスト教精神に基づく公平感、というのが欠けた国民性ですしね。

17 ■無題

「小泉、竹中路線」なるものが何なのかは分かりませんが・・・

オランダもデンマークも、基本は市場重視の国なんですけどね。
マーケットメカニズムが機能しているからこその同一労働同一賃金(労働における一物一価の法則)である。
社会保障がしっかりしているのは確かだが、資源国でもない日本で、あそこまで手厚い保障はかなり難しいだろう。

下手に大きな政府にすると、今度は官の肥大が問題になる。
基本は小さな政府で、生活保障だけは手厚くというのが現実的な線だと思う。

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