ブラック企業と闘う新ヒーロー「ダンダリン101」(モーニング新連載)は労働基準監督官が主人公 | すくらむ

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 講談社の週刊マンガ雑誌『モーニング』1月29日号(1月14日発売)で、労働基準監督官が主人公の作品「ダンダリン101」がスタートしました。月1回の連載ですが、欠かさずチェックしたいと思っています。


 『モーニング』の公式サイト には次のように紹介されています。


 ブラック企業と闘う格差社会の新ヒーロー、その名も「ダンダリン」降臨!


 謎の原作者・とんたにたかしと、『ラッキーマイン』以来ほぼ1年ぶりの登場となる鈴木マサカズのコンビが贈る『ダンダリン101』は、「労働基準監督官」を主役とする月イチ連載です。


 もう無理だ! 格差社会に堪えられない!!


 労働基準監督官。彼ら/彼女らは、労働者の保護を職務とする「労働Gメン」だ。


 芸南労働基準監督署に着任したカリカリ女・段田凛(29歳、三十路手前)とグータラ男・土手山郁夫は、従業員を使い捨てにする悪い社長をガツンガツン摘発していく。


 知られざる労働基準監督官の活躍と七転八倒を描くこの物語は「はたらく人」必見! デフレ・ニッポンが切望した新ヒーロー、ついに降臨!!


 あまり聞き慣れないけれど、実は身近なはずの職業、労働基準監督官=「労働Gメン」の活躍にご期待ください!(『ダンダリン101』新連載第1回は、巻中カラー付き64ページの大ボリュームで登場!)(※『モーニング』の公式サイトからの引用はここまで)


 労働基準監督官を主人公にした作品としては、東ちづるさんが主演したテレビドラマ「労働基準監督官 和倉真幸 働く人の味方です!~労災隠しか? スーパーの店長が死亡、過労死に見せかけた罠を労働Gメンが暴く」(CXで2005年7月に放映)というのがありました。この番宣には、「和倉真幸(東ちづる)は労働基準監督官。ときには『労働Gメン』とも呼ばれる彼女の仕事は、世の中の人が健康で安心して働けるよう、働く人の権利を守ること。労働基準違反容疑者の家宅捜査に乗り出すことにとどまらず、刑事訴訟法に基づく捜査権や逮捕権も持ち合わせる労働基準監督官は、ときには司法処分を下すことも。一方で、労働基準監督署での相談受付も大事な仕事としてこなし、その仕事内容は幅広い」と書かれていました。


 労働基準監督官は、国公労連・全労働省労働組合(全労働) の仲間です。全労働は、「ILOが定める労働監督官一人あたりの最大労働者数は1万人。国際基準の3分の1しか監督官が配置されていないわが国の現状は、そのまま、労働者の権利状態をあらわしている」と指摘しています。
(byノックオン)