はたらく三角とくらげ
のりさん&のりさんお孫ちゃん 作、絵
アトリエ・アスラ 協力
G.Wも終わりましたねえ。
さて、このお休み中に1冊の絵本が誕生していました。
木かげdeえほん では、通常、絵本を読んだり、絵本セラピー(R)を体験したり、
ということを中心にしているので、いわゆる「商業出版」されている絵本紹介が
多いのですが、今日は自費出版、しかも手作り!! の絵本をご紹介します。
この絵本の作者はのりさん、(ブログのこちらをご参照ください→★★★)。
のりさんとはふじもとのりこ先生(→★★)の主催ブログに集まっている、
絵本コミュでつながることができました。
のりさんはうきょうのブログで知った絵本を読んで作品を作ってくださったり、
のりさんの作品の画像を、うきょうが作品紹介の折にお借りしたりと、
お顔も本名もお互い知らないまま、ただただ、その絵本を美しい、おもしろい、
と感じた、という共通点だけで、ほそくほそくつながっていました。
そんな折、のりさんからお孫さんが描いた絵、話したお話の内容をかきこおこし、
1冊の絵本にしたいが、できるだろうか、というご相談がありました。
「せんたくかあちゃん」の理論でよっしゃ、まかしとき、とお承りしたところ、
なーんと、うきょうの手にあまる作品で、一人では無理、ってことがわかりました。
急遽、ご相談したところが、創作童話サークルでご一緒させていただいた
京都府長岡京市で活動されているアトリエ・アスラさん。
普段はレザークラフトやスクリーン紙芝居などをメインにされているのですが、
こちらで手製本で仕上げていただきました。
無事、納品できて、のりさんのブログでもご紹介いただいています。(→★★)
さらに、この絵本をちょっとだけ、芦屋の絵本セラピスト(R)のひまわりさんの
おはなし会でご紹介したところ、みなさん、
とてもダイナミックな内容と、ほほえましいイラストにメロメロ。
「いい絵本ですねえ」
さらにですね、この絵本は自費出版ということなので、実費はいただいております。
お振り込みをお願いしたところ、なーんと、過分な費用をお振り込みいただきました。
アトリエアスラさんも実費のみでけっこう、とおっしゃるし、
うきょうが受け取るのははばかられるなあ、と思っていたところ、
なーんと、うきょうの生活圏の最寄り駅で
絵本の読書会で知り合いになれた国際UNHCR協会(→★★)のにいさんとばったり。
しかも、バッチリ、お仕事中
します、します、マンスリー募金
というわけで、世界のどこかで困っている方に使っていただくこととなりました。
あのですね、うきょうは今回のことに感動しています。
1冊の絵本が、まわりまわって、いろんな人が関われて、
誠実に対応くださり、それぞれがそれを楽しんで関わって、笑顔になって、
さらにそれがまた、世界のどこかで困っている人につながったって、
すごいなあ、って。
この絵本作品は、それはそれはナンセンス絵本として、
どっひゃーってなるくらいおもしろくって素晴らしいんだけども、
あの絵本はただ、それだけじゃなくって、
のりさんとお孫さんの間に流れた目に見えない時や空気を伝えるもので、
さらに、それが、関西の絵本好きさんたちやうきょうのオタク心を喜ばせて、
さらに、そのことで、世界のどこかで困っている人にもつながったていう、
ほんとうに本当にすばらしい1冊だと思いました。
あー、よかった。
ほんとに、この絵本に関わってくださったみなさまにお礼を申し上げたいです。
ありがとうございました。
こんなふうに絵本で楽しみたい方、まずはこちらへいらしてください(^^)
5月のおはなし会についてはこちら→★★