ボランティア活動振り返り | 小泉自然楽校のぶろぐ

小泉自然楽校のぶろぐ

「3.11を忘れない」をテーマに、
小泉自然楽校事業がスタートします。
気仙沼市小泉地区の海、里山、森、畑などの自然の中で、
子どもたちはいろんな体験をしていきます。

総括
この四日間で多くのことを学びました。
初めは被災地の現状を知れたらいいなあと思って東北にやってきたましたが、被災地の現状を知っただけではなく、他にも様々なことを学べました。

被災地の状況は自分が思っていたよりも悲惨でした。
現地の人と話すことでその当時の様子を詳しく知ることができました。
誰もが過酷な経験をしており、一人一人にそれぞれの辛いドラマがありました。
震災はとても多くの人を殺し、不幸にしました。

このことは現地に来なければ頭では理解できても心では理解することはできなかったと思います。

三年が経ち、人々の被災地に対する関心は薄れつつあります。
テレビなどで報道されることも少なくなり、僕自身東北の復興は順調に進んでいるものだと思っていました。

しかし、現実は違いました。
仮設住宅には未だに大勢の人が住んでおり、防波堤もまだ造られていない状況でした。

もっと多くの人々が被災地の現状を知らなくてはいけないと思います。
僕たちにできることで、最も被災地の人々の力になれることは、この現状や自分たちが感じたことを自分の周りの人々に伝え、広めていくことであると思いました。

この四日間の体験で、僕は様々なことを学び、感じました。
福岡に帰って、できるだけ多くの人にここで学び、感じたことを伝えようと思います。