アワプラジオとアワプラジオ通信 | あべこう一(阿部浩一) Official Blog

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シンガーソングライター

 今年もまた、いろんなご縁をいただきました。私がかかわる活動の一つにアワプラジオがあります。新たにお知り合いになれた方や何だかよくわからないという方のために、少し説明と宣伝をさせていただきたいと思います。

 アワプラジオは2009年5月に、千代田区の映像を制作するNPO法人アワープラネットTV(アワプラ)で出会った仲間でつくったミニFM&インターネットラジオです。

 最初は誘われるままにやじ馬のノリで参加しただけで、市民メディアとかオルタナティブメディアなどという言葉も知りませんでした。

 アワプラがきっかけで出来たからアワプラジオ。仮称のつもりが定着して現在に至っていて、アワプラにすれば名前が似ているから同じ団体と間違われて迷惑でしょうね(笑)。

 立ち上げ当時のメンバーは私以外、誰もいなくなってしまいましたがアワプラとはずっと仲良くさせていただいています。

 オリジナル番組を制作してネットにアップしたり、イベントなどで公開収録をやったりしていましたが最近ではそれらもほとんどなく、神戸市長田区のコミュニティ局であるFMわぃわぃの番組『東京ラブレター』を毎月制作することだけが活動のようになっています。

 東京ラブレターは首都圏のNPO、NGO、市民活動などを紹介する番組。もともとアワープラネットTVが制作していた番組で、現在はアワプラの協力の下でアワプラジオが制作というかたちになっています。

 そして、その東京ラブレターの内容をインタビュー記事として紹介、毎月発行しているニュースレターがアワプラジオ通信です。発行するようになったきっかけは、13年に当時のメンバーの一人から紙媒体をやりたいと提案があり、それなら私も手伝うよというかたちで前身のフリーペーパー制作が始まったというものでした。

 当初は単にラジオのメンバー同士でインタビューし合ったり、自分たちの書いたものを掲載したりする場というようなものでした。

 ラジオの活動を補完するための広報紙のようなものなのか、独立したプロジェクトなのかという位置付けが曖昧だったのですが、現在はラジオの活動にはかかわっていないメンバー4人+私で“読むラジオ(紙のラジオ)”として発行しています。

 ちなみに今は休筆中ですが、私の母(67歳・変なおばさん)もコラムを連載していた時期があって、ネット上で今もお読みいただけます。

 アワプラジオ、ならびにアワプラジオ通信の活動の共通点の一つに、どちらも私がやりたくて始めたことでは決してないという点があります。どちらも最初に呼びかけた人が辞めてしまい、逃げ遅れた(?)私が今も続けているという状況です。

 残された者のプライドから意地になって続けていた時期もありましたが、最近は肩の力も抜けてゆるく楽しく活動させていただいています。

 特にアワプラジオ通信は1月号から紙面もリニューアル。私以外は全員女性というメンバー5人で充実期を迎えている感があります。ぜひ読んでみてください。

●番組『東京ラブレター』のページ
●アワプラジオ通信のページ
●あべの母コラム

リニューアルしたアワプラジオ通信の表紙